発明の名称 | 埋込み型骨導補聴器 |
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技術分野 | ものづくり, 医工連携/ライフサイエンス |
出願日 | 平成20年9月25日 |
出願番号 | 特願2008-246342 |
公開番号 | 特開2010-75394 |
登録番号 | 特許第5219037号 |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
小池 卓二
羽藤 直人 山本 顕生 |
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概要 | 【要約】 【課題】 精度の良い埋込み型骨導補聴器を提案する。 【解決手段】 頭骨4に埋め込んだ体内ユニット3に超磁歪素子でなる振動子34を設け、体外ユニット2において生成した集音信号により振幅変調してなる可聴音変調伝送信号S1を、体外送信コイル31から体内ユニット3に設けた体内受信コイル32に伝送磁束33によって伝送すると共に、体内受信コイル32の誘起起電力によって振動子34を伸縮駆動させるようにしたことにより、体内ユニット3に電源や復調回路を設けることなく可聴音信号を高い精度で骨導させることができる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 搬送波信号をマイクロホンから得た集音信号によって振幅変調してなる可聴音変調伝送信号に基づいて体外送信コイルによって伝送磁束を生成する体外ユニットと、 頭皮下の頭骨内に埋め込まれ、上記体外ユニットから到来する上記伝送磁束と差交する体内受信コイルによって誘起起電力を発生し、上記誘起起電力によって超磁歪素子でなる振動子を伸縮駆動することにより、上記頭骨に上記集音信号に対応する振動を上記頭骨に対して骨導振動として付与する体内ユニットと を具えることを特徴とする埋込み型骨導補聴器。 【請求項2】 上記振動子は、棒状超磁歪素子を有し、上記振動子に巻装された振動子駆動コイルに上記体内受信コイルから得られる誘起起電力を与えることにより上記棒状超磁歪素子に対して長手方向に励磁磁界を透過させ、その結果上記長手方向に伸縮動作する ことを特徴とする請求項1に記載の埋込み型骨導補聴器。 【請求項3】 上記棒状超磁歪素子に対して、当該棒状超磁歪素子の上記長手方向の励磁磁界にバイアス磁界を付与する動作点設定子を有する ことを特徴とする請求項2に記載の埋込み型骨導補聴器。 |
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