発明の名称 | ルシフェラーゼの発光基質 |
---|---|
技術分野 | 環境/有機化学/無機化学, 医工連携/ライフサイエンス |
出願日 | 平成20年2月2日 |
出願番号 | 特願2008-23396 |
公開番号 | 特開2009-184932 |
登録番号 | 特許第5464311号 |
出願人 | 国立大学法人 電気通信大学 |
発明者 |
牧 昌次郎
小島 哲 丹羽 治樹 |
特許公報 | PDFのダウンロードはこちらから |
概要 | 【要約】 【課題】 ホタルルシフェリン類似構造を有する化合物。より詳細には、天然のホタルルシフェリンとは異なる発光波長で発光する複素環化合物の提供。 【解決手段】 以下の一般式 の複素環化合物。上記一般式において、R1、R2およびR3は、それぞれ独立してHまたはC1-4アルキルであることができる。上記一般式において、XおよびYは、それぞれ独立してC、N、SまたはOであることができる。上記一般式において、「n」として表されたオレフィン鎖部分は、所望の長さに変更することができる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 以下の一般式Iの複素環化合物またはその塩: 式中、 R1、R2およびR3は、それぞれ独立してHまたはC1-4アルキルであり、 XおよびYは、それぞれ独立してC、N、SまたはOであり、 nは、0、1、2または3である。 【請求項2】 R1、R2およびR3がそれぞれ独立してHまたはC1-4アルキルであり、 XがNであり、 YがSであり、並びに、 nが0、1、2または3である、 請求項1に記載の複素環化合物またはその塩。 【請求項3】 R1およびR2がそれぞれメチルであり、 R3がHであり、 XがNであり、 YがSであり、並びに、 nが0、1、2または3である、 請求項1に記載の複素環化合物またはその塩。 【請求項4】 nが0、1または2である、 請求項1に記載の複素環化合物またはその塩。 【請求項5】 請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物をATPおよびMg2+と共に含む、発光検出のためのキット。 【請求項6】 請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物を発光甲虫ルシフェラーゼと反応させる工程と、該化合物からの発光を検出する工程とことを含む、発光検出方法。 |
本特許の活用に関心がある方はコチラよりお問合せください。