発明の名称 | 発振素子アレーの発振位相制御装置及びその制御方法 |
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技術分野 | IT |
出願日 | 平成19年5月21日 |
出願番号 | 特願2007-134625 |
公開番号 | 特開2008-289098 |
登録番号 | 特許第4724864号 |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
田中 久陽
増形 惣 |
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概要 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ほぼ同一の所定の発振周波数で発振可能な複数の発振素子を電磁的にアレー状に結合した発振素子アレーと、 前記発振素子アレーの一方の端に位置する発振素子に対して、前記発振周波数より大きく、かつ各発振素子が同期する周波数範囲から外れた周波数の外部同期信号を注入し、また、前記発振素子アレーの他方の端に位置する発振素子に対して、前記発振周波数より小さく、かつ各発振素子が同期する周波数範囲から外れた周波数の外部同期信号を注入する同期信号注入手段と、を有し、 前記発振素子アレーの少なくとも端に位置する前記発振素子を除く複数の発振素子を有効として出力を得る、 ことを特徴とする発振素子アレーの発振位相制御装置。 【請求項2】 前記発振素子アレーのうち有効とされた複数の発振素子(以下、「有効発振素子」と称す。)の自然角速度をΩ、前記有効発振素子の自然角速度に対する前記発振素子アレー端に位置する発振素子の角速度の変位量を±Δω、前記発振素子アレー端に位置する発振素子に印加される変調信号をAinjsin(Ω±Δω)tとしたとき、隣接する有効発振素子間の位相差Δφが、 Δφ=sin-1(Ainj2/2Δω) で表され、ただし、|Δω|>1に選定する、 ことを特徴とする請求項1に記載の発振素子アレーの発振位相制御装置。 【請求項3】 前記有効発振素子はそれぞれ個別にアンテナ装置と接続しており、前記有効発振素子の出力に基づいて前記アンテナ装置の指向性を制御する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発振素子アレーの発振位相制御装置。 【請求項4】 複数の発振素子を電磁的にアレー状に結合して発振素子アレーを配し、 各発振素子の発振周波数を所定の周波数に選択し、 前記発振素子アレーの一方の端に位置する発振素子に対して、前記発振周波数より大きく、かつ各発振素子が同期する周波数範囲から外れた周波数の外部同期信号を注入し、 同時に、前記発振素子アレーの他方の端に位置する発振素子に対して、前記発振周波数より小さく、かつ各発振素子が同期する周波数範囲から外れたる周波数の外部同期信号を注入し、 前記発振素子アレーの少なくとも端に位置する発振素子を除く複数の発振素子を有効として出力を得る、 ことを特徴とする発振素子アレーの発振位相制御方法。 |
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