発明の名称 | 熱可塑性樹脂の溶着方法 |
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技術分野 | ものづくり |
出願日 | 平成14年11月7日 |
出願番号 | PCT/JP02/11600 |
公開番号 | WO2003/039843 |
登録番号 | |
出願人 | 黒崎 晏夫 |
発明者 | 黒崎 晏夫 |
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概要 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ともに赤外線吸収性の少なくとも2個の熱可塑性樹脂成形体を互いに接触配置して、一方の樹脂成形体側から赤外線を照射するに際して、樹脂成形体の接触部の温度をTiとし、赤外線照射側の赤外線照射側表面温度をTsとし、最も低い軟化温度を有する樹脂成形体の軟化温度をTmとし、赤外線を照射する側の樹脂成形体の軟化温度をTmaとしたときに下記の条件 (数1) Ts<Tma (i) Ti>Tm (ii) を満足するように照射条件を設定し、かつ赤外線照射側樹脂成形体の表面側に液体または固体である放熱材を接触配置することを特徴とする熱可塑性樹脂成形体の溶着方法。 【請求項2】 放熱材がない場合の赤外線照射側樹脂成形体の赤外線照射側表面温度をTs2とし、放熱材がない場合の核樹脂成形体の温度をTi2とし、最も低い軟化温度を有する樹脂成形体の軟化温度をTmとして赤外線を照射する側の樹脂成形体の軟化温度をTmaとしたときに、下記の条件 (数2) Ts2>Ti2≧Tm (III) を満足するように照射を行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。 【請求項3】 放熱材が固体状の赤外線透過部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 【請求項4】 放熱材の熱伝導度が27℃において1OW/m・℃であることを特徴とする請求項3に記載の方法。 【請求項5】 赤外線が炭酸ガスレーザーであることを特徴とする請求項1~4のいずれかひとつに記載の方法。 |
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