発明の名称 | キャラクタ情報処理方法及びキャラクタ情報処理装置 |
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技術分野 | IT, その他 |
出願日 | 平成17年9月27日 |
出願番号 | 特願2005-280637 |
公開番号 | 特開2006-120134 |
登録番号 | 特許第4765070号 |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
児玉 幸子
松井 久典 |
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概要 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンピュータが仮想環境上のキャラクタの表情を変化させる処理を行うキャラクタ情報処理方法であって、 前記キャラクタの置かれている状況を表す状況情報を取得する工程と、 前記キャラクタの置かれ得る状況と、前記キャラクタの心理状態を表すための心理的要因の構成要素と、瞳孔の拡大縮小、充血程度、涙滴量の少なくとも1つを含む眼球の状態変化との対応関係を示した感情モデルを用いて、前記取得された状況情報に対応する、前記感情モデルに示された心理的要因の構成要素に基づいたキャラクタの心理状態を表す心理的要因情報を生成する工程と、 前記感情モデルを用い、前記心理的要因情報に対応する、前記キャラクタの眼球の状態変化を表す眼球状態変化情報を生成する工程と を有することを特徴とするキャラクタ情報処理方法。 【請求項2】 前記眼球の状態変化が、瞳孔の拡大縮小、充血程度、涙滴量のすべてを含むことを特徴とする請求項1記載のキャラクタ情報処理方法。 【請求項3】 前記キャラクタの眼球に入射された光の強度とその変化量との少なくとも一方を含む生理的要因情報を生成する工程をさらに有し、 前記眼球状態変化情報を生成する工程において、前記生成された生理的要因情報と前記心理的要因情報とに基づいて、前記眼球状態変化情報を生成する ことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャラクタ情報処理方法。 【請求項4】 前記眼球状態変化情報を生成する工程において、前記生理的要因情報から決定される眼球状態変化情報と前記心理的要因情報から決定される眼球状態変化情報とが対立する場合は、前記心理的要因情報から決定される眼球状態変化情報を優先して採択する ことを特徴とする請求項3に記載のキャラクタ情報処理方法。 【請求項5】 前記眼球状態変化情報を生成する工程において、前記生理的要因情報である前記キャラクタの眼球に入射された光の強度の対数に比例した前記眼球状態変化情報を生成する ことを特徴とする請求項3又は4に記載のキャラクタ情報処理方法。 【請求項6】 前記眼球状態変化情報を生成する工程において、前記キャラクタの位置によって求められる光の強度に基づいて、前記眼球状態変化情報を生成する ことを特徴とする請求項3~5いずれか1項に記載のキャラクタ情報処理方法。 【請求項7】 仮想環境上のキャラクタの表情を変化させるためのキャラクタ情報処理装置であって、 前記キャラクタの置かれ得る状況と、前記キャラクタの心理状態を表すための心理的要因の構成要素と、瞳孔の拡大縮小、充血程度、涙滴量の少なくとも1つを含む眼球の状態変化要因との対応関係を示した感情モデルを取得する手段と、 前記キャラクタの置かれている状況を表す状況情報を取得する手段と、 前記感情モデルを用いて、前記取得された状況情報に対応する、前記感情モデルに示された心理的要因の構成要素に基づいたキャラクタの心理状態を表す心理的要因情報を生成する手段と、 前記感情モデルを用い、前記心理的要因情報に対応する、前記キャラクタの眼球の状態変化を表す眼球状態変化情報を生成する手段と を備えることを特徴とするキャラクタ情報処理装置。 【請求項8】 前記キャラクタの眼球に入射された光の強度とその変化量の少なくとも一方を含む生理的要因情報を生成する手段をさらに有し、 前記眼球状態変化情報を生成する手段において、前記生成された生理的要因情報と前記心理的要因情報とに基づいて、前記眼球状態変化情報を生成する ことを特徴とする請求項7記載のキャラクタ情報処理装置。 【請求項9】 前記眼球状態変化情報を生成する手段において、前記生理的要因情報から決定される眼球状態変化情報と前記心理的要因情報から決定される眼球状態変化情報とが対立する場合は、前記心理的要因情報から決定される眼球状態変化情報を優先して採択する ことを特徴とする請求項8に記載のキャラクタ情報処理装置。 |
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