発明の名称 | 通信装置及び通信方法 |
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技術分野 | IT |
出願日 | 平成22年4月30日 |
出願番号 | 特願2010-105851 |
公開番号 | 特開2011-234327 |
登録番号 | 特許第5477743号 |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
田中 久陽
篠原 健太 |
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概要 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 近隣の他の通信装置との間で双方向に無線信号の送信及び受信を行う通信装置において、 前記無線信号の受信処理を行う無線信号受信部と、 前記無線信号の送信処理を行う無線信号送信部と、 OFDM方式のデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号からガードインターバルを検出するOFDM信号受信部と、 測位用時刻情報又はタイミング情報を受信する測位信号受信部と、 前記無線信号送信部での送信処理を行うための通信タイミングを、前記無線信号受信部で受信した信号に基づいて設定すると共に、前記OFDM信号受信部が受信して得たガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正する通信タイミング設定部とを備え、 前記通信タイミング設定部は、前記測位信号受信部で測位信号を受信できた場合に、受信した測位信号に含まれる時刻情報又はタイミング情報を、前記無線信号送信部から送信させ、前記測位信号の受信に成功しない場合に、前記OFDM信号受信部が受信して得たガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正する処理を実行することを特徴とする通信装置。 【請求項2】 請求項1記載の通信装置において、 前記測位信号はGPS信号であり、GPS信号を受信して時刻情報を取得してから一定期間、受信したGPS信号に含まれる時刻情報又はタイミング情報を、前記無線信号送信部から送信させることを特徴とする通信装置。 【請求項3】 請求項1又は2記載の通信装置において、 前記通信タイミング設定部は、通信タイミングを決めるクロックのカウンタのカウント値を、前記OFDM信号受信部が受信して得た同期タイミング成分に基づいて補正することを特徴とする通信装置。 【請求項4】 請求項1又は2記載の通信装置において、 前記通信タイミング設定部は、通信タイミングを決めるクロックを生成させる発振器の発振周波数を、前記OFDM信号受信部が受信して得た同期タイミング成分に基づいて補正することを特徴とする通信装置。 【請求項5】 請求項1~4のいずれか1項に記載の通信装置において、 前記通信タイミング設定部は、前記無線信号受信部が受信した無線信号の送信相手側での送信タイミングのずらし量の情報を取得し、その取得したずらし量と、自身の通信タイミングのずらし量とを用いて、次の自身の送信タイミングのずらし量を求め、その求めたずらし量の情報を、次の送信タイミングの送信データに含めることを特徴とする通信装置。 【請求項6】 複数台の通信装置の間で双方向に無線信号の送信及び受信を行う通信方法において、 OFDM方式のデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号からガードインターバルを検出し、 測位信号を受信して、その受信した測位信号に含まれる測位用時刻情報又はタイミング情報を検出し、 前記無線信号の送信処理を行うための通信タイミングを、前記無線信号の受信処理で得た受信信号に基づいて設定すると共に、前記ガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正し、 さらに、前記測位信号を受信できた場合に、受信した測位信号に含まれる時刻情報又はタイミング情報を、送信する無線信号に含ませて送信させ、前記測位信号の受信に成功しない場合に、前記ガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正する処理を実行することを特徴とする通信方法。 |
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