発明の名称 | リング型センサ |
---|---|
技術分野 | ものづくり |
出願日 | 平成21年9月2日 |
出願番号 | 特願2009-203027 |
公開番号 | 特開2011-53115 |
登録番号 | 特許第5517039号 |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
下条 誠
寺田 一貴 |
特許公報 | PDFのダウンロードはこちらから |
概要 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 各々が第1ノードと第2ノードとを含む複数のノードペアと、 前記複数のノードペアの前記第1ノード同士を網目状に電気的に接続する第1抵抗ネットワークと、 前記複数のノードペアの前記第2ノード同士を網目状に電気的に接続する第2抵抗ネットワークと、 周囲の環境に応じた検出電流を生成するセンサ素子と を備え、 前記複数のノードペアは、 前記第1ノードと前記第2ノードとの間に前記センサ素子が電気的に接続され、前記第1ノードと前記第2ノードとの間に前記検出電流が流れるセンサノードペアと、 前記第1ノードと前記第2ノードとの間に前記センサ素子が接続されない非センサノードペアと を含み、 前記センサノードペアは、前記第1抵抗ネットワーク及び前記第2抵抗ネットワーク上で閉ループを形成するようにリング状に配置され、前記センサ素子は、円柱の側周面を一周し、前記円柱の円周方向に配置され、 前記センサノードペアの前記第1ノードと前記第2ノードとの間には、前記センサ素子として、並列に接続された2以上の近接覚センサ素子が前記円柱の長手方向に並んで配置され、 前記2以上の近接覚センサ素子の各々は、発光素子と受光素子とを備え、 前記受光素子は、前記発光素子から放射される光の物体からの反射光が入射することにより、前記反射光の強度に応じた前記検出電流を生成し、 前記非センサノードペアは、前記第1抵抗ネットワーク及び前記第2抵抗ネットワーク上で前記閉ループの内側に配置されている リング型センサ。 【請求項2】 請求項1に記載のリング型センサであって、 前記複数のノードペアは、M行×N列のマトリックス状に配置され、 Mは2以上の整数であり、Nは2以上の整数であり、 前記第1抵抗ネットワークは、第i行第j列の前記第1ノードと第(i+1)行第j列の前記第1ノードとを電気的に接続し、第k行第l列の前記第1ノードと第k行第(l+1)列の前記第1ノードとを電気的に接続し、 前記第2抵抗ネットワークは、第i行第j列の前記第2ノードと第(i+1)行第j列の前記第2ノードとを電気的に接続し、第k行第l列の前記第2ノードと第k行第(l+1)列の前記第2ノードとを電気的に接続し、 iは1~(M-1)の範囲の整数であり、jは1~Nの範囲の整数であり、kは1~Mの範囲の整数であり、lは1~(N-1)の範囲の整数である リング型センサ。 【請求項3】 請求項2に記載のリング型センサであって、 前記センサノードペアは、第m1行第n1列~第m1行第n2列、第m1行第n1列~第m2行第n1列、第m1行第n2列~第m2行第n2列、及び第m2行第n1列~第m2行第n2列に配置されており、 m1は1以上(M-1)以下のいずれかの整数であり、m2はm1より大きくM以下のいずれかの整数であり、n1は1以上(N-1)以下のいずれかの整数であり、n2はn1より大きくN以下のいずれかの整数である リング型センサ。 【請求項4】 請求項2又は3に記載のリング型センサであって、 前記第1抵抗ネットワークは、 第1列の前記第1ノードに接続された第1出力端子と、 第N列の前記第1ノードに接続された第2出力端子と を有し、 前記第2抵抗ネットワークは、 第1行の前記第2ノードに接続された第3出力端子と、 第M行の前記第2ノードに接続された第4出力端子と を有する リング型センサ。 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリング型センサであって、 前記各近接覚センサ素子の前記発光素子は、所定の制御方式に従って、ON/OFF制御される リング型センサ。 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のリング型センサであって、 前記リング状に配置された前記センサノードペアのうちの互いに隣接するセンサノードペアの前記第1ノード同士は同一の抵抗値を有する接続構造で接続され、 前記リング状に配置された前記センサノードペアのうちの互いに隣接するセンサノードペアの前記第2ノード同士は前記同一の抵抗値を有する接続構造で接続される リング型センサ。 |
本特許の活用に関心がある方はコチラよりお問合せください。