発明の名称 | 携帯端末セット、携帯端末用ジャケット、携帯端末、情報処理システム、およびプログラム |
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技術分野 | IT |
出願日 | 平成24年6月8日 |
出願番号 | 特願2012-130326 |
公開番号 | 特開2013-254398 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
木村 尭
野嶋 琢也 |
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概要 | 【課題】 錯触覚現象を利用して、対象物の柔らかさを認識可能にする新たなユーザインタフェースを実現することができるようにする。 【解決手段】 圧力センサは、ユーザが携帯端末を把持したときの圧力を検知する。携帯端末は、柔らかさの程度を表す柔らかさ情報と、圧力センサが示す圧力値とに応じて、ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して錯触覚画像の表示制御を行う。本発明は、例えば、携帯端末のユーザインタフェースに適用できる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ユーザが把持可能な携帯端末と前記携帯端末に装着されるジャケットとからなる携帯端末セットであって、前記ジャケットは、 前記ユーザが前記携帯端末を把持したときの圧力を検知し、その結果である圧力値を出力する圧力センサを備え、 前記携帯端末は、柔らかさの程度を表す柔らかさ情報と、前記圧力センサが示す圧力値とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う画像表示制御部と、 前記柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を、前記画像表示制御部に設定する柔らかさ情報制御部と、 前記画像表示制御部により表示制御された前記錯触覚画像を表示する表示部とを備える携帯端末セット。 【請求項2】 請求項1に記載の携帯端末セットで用いられる携帯端末用ジャケット。 【請求項3】 ユーザが把持可能な携帯端末であって、前記ユーザが前記携帯端末を把持したときの圧力を検知する圧力センサと、柔らかさの程度を表す柔らかさ情報と、前記圧力センサが示す圧力値とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う画像表示制御部と、前記柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を、前記画像表示制御部に設定する柔らかさ情報制御部と、前記画像表示制御部により表示制御された前記錯触覚画像を表示する表示部とを備える携帯端末。 【請求項4】 前記錯触覚画像の形態的属性は、前記錯触覚画像の圧縮率であり、前記画像表示制御部は、前記圧力値が大きいほど、前記錯触覚画像の圧縮率が大きくなるように、前記錯触覚画像の圧縮率を決定する請求項3に記載の携帯端末。 【請求項5】 前記画像表示制御部は、前記圧力値に応じた前記圧縮率で前記錯触覚画像を表示させた後、前記錯触覚画像を減衰振動させる表示制御を行う請求項4に記載の携帯端末。 【請求項6】 前記柔らかさ情報制御部は、前記柔らかさ情報を、前記錯触覚画像の前記表示部への表示時間に応じて変化させる請求項3に記載の携帯端末。 【請求項7】 前記柔らかさ情報は、複数のパラメータに基づいて決定される請求項3に記載の携帯端末。 【請求項8】 所望の前記柔らかさ情報を登録する登録部をさらに備える請求項3に記載の携帯端末。 【請求項9】 携帯端末に、柔らかさの程度を表す柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を設定し、設定された前記柔らかさ情報と、ユーザが前記携帯端末を把持したとき圧力センサが示す圧力値とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う処理を実行させるプログラム。 【請求項10】 ユーザが把持可能な携帯端末と、サーバとからなる情報処理システムであって、前記携帯端末は、前記ユーザが前記携帯端末を把持したときの圧力を検知する圧力センサが示す圧力値と、柔らかさの程度を表す柔らかさ情報とに応じて、前記ユーザに柔らかさを認識させる錯触覚画像の形態的属性を決定して前記錯触覚画像の表示制御を行う画像表示制御部と、前記柔らかさ情報を変更して、複数の前記柔らかさ情報を、前記画像表示制御部に設定する柔らかさ情報制御部と、前記画像表示制御部により表示制御された前記錯触覚画像を表示する表示部とを備え、前記サーバは、複数の前記柔らかさ情報を記憶する記憶部と、前記柔らかさ情報を前記携帯端末に送信する送信部とを備える 情報処理システム。 |
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