イベント名 | 産学連携オープンイノベーション ~スマートホーム、ヘルスモニタリング~ 【第5回オンラインセミナー】 |
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開催日 | 2020年7月21日(火曜日) 14:00~16:55 |
カテゴリー | その他 |
主催/共催/後援/ 協力/企画運営 等 |
【主催】 株式会社キャンパスクリエイト |
開催内容 |
【第5回オンラインセミナー】 産学連携オープンイノベーション ~スマートホーム、ヘルスモニタリング~
【事前登録】 Zoomによるオンラインセミナー
【参加費】 無料
【開催概要】 第5回オンラインセミナーでは、スマートホームやヘルスモニタリングなど、これからの新しい社会生活に取り入れられる新技術について、各分野で注目の大学研究をご紹介いたします。本セミナーはZoomを利用したオンラインにより行います。また、各講演後に個別相談コーナーを別Zoomにてご用意します。皆様のご参加をお待ちしております。
【全体プログラム】 14:00~14:10 オープニング 主催者挨拶
14:10~14:40 講演1「アフターコロナ時代の遠隔的体調モニタリング~映像からの生体情報抽出~」
東北大学 サイバーサイエンスセンター先端情報技術研究部 吉澤 誠 教授
14:40~14:45 休憩 (5分)
14:45~15:15 講演2「多様なユーザインタフェースから考えるスマートハウス」
京都産業大学 情報理工学部 平井 重行 准教授
15:15~15:45 講演3「非接触生体計測の取り組み」
日本工業大学 先進工学部 ロボティクス学科 秋元 俊成 准教授
15:45~15:50 休憩 (5分)
15:50~16:20 講演4「ナノプロセスによるマイクロデバイス」
東北大学 大学院工学研究科 小野 崇人教授
16:20~16:50 講演5「非接触バイタルセンシングとその応用」
千葉大学 大学院工学研究院 津村 徳道准教授
16:50~16:55 閉会の挨拶
各講演後に、個別面談を実施いたします。研究者ごとに、15分/社、最大6社まで、お申し込みいただけますので、具体的なご相談やご質問がございましたら、ぜひご利用ください。個別面談の申し込みは事前申し込み時のご案内をご確認ください。
【講演内容】 ■講演1 アフターコロナ時代の遠隔的体調モニタリング~映像からの生体情報抽出~
講演者 東北大学 サイバーサイエンスセンター先端情報技術研究部 吉澤 誠 教授
講演概要 新型コロナウイルスは世界中の人々の心身の健康維持に脅威を与えています。ここでは、アフターコロナで特に重要となる在宅・非接触的・遠隔的な体調モニタリングサービスの可能性について講演します。すなわち、特別なセンサを使わず、顔を撮影した動画をPCやスマホでクラウドに送るだけで、血行状態、自律神経系指標、相対的血圧などの健康に関する情報を計測・集積するシステムについて紹介し、労務管理、介護福祉、学校・保育への応用について展望します。
■講演2 多様なユーザインタフェースから考えるスマートハウス
講演者 京都産業大学 情報理工学部 平井 重行 准教授
講演概要 AIスピーカーや、様々なIoT家電・住設機器との連携によるスマートハウス・スマートホームが実現可能となってきています。ただ、スマートフォンの専用アプリが必要だったり、AIスピーカーでの音声認識は何でもうまく操作できるとは限らなかったりします。日常生活の観点からは、それらが適用できない場面も多数あります。本講演では、環境そのものをユーザインタフェース化して多様なスマート化を施すためのアイデアと技術の事例について紹介します。
■講演3 非接触生体計測の取り組み
講演者 日本工業大学 先進工学部 ロボティクス学科 秋元 俊成 准教授
講演概要 日本工業大学 先進工学部 ロボティクス学科 秋元研究室で行っている非接触での生体情報計測の取り組みを紹介いたします。
秋元研究室では生体計測に限らず様々な取り組みを行っている。今回の講演ではその中でも、レンズを利用した非接触での血中酸素飽和度計測の取り組み、電波による体水分量計測に向けた取り組みを紹介させて頂きます。始めたばかりの電波による体水分量の計測は、今後の展望も含めて紹介いたします。
■講演4 ナノプロセスによるマイクロデバイス
講演者 東北大学 大学院工学研究科 小野 崇人 教授
講演概要 ナノ構造・マイクロプロセス技術により機能性構造を集積化することで、高機能デバイス開発に取り組んでいます。発表では、ナノ構造を利用した熱―電気変換デバイス、スーパーキャパシタ―などIoTセンサに適用できる技術や、磁歪薄膜プロセスによる新たなセンサ・アクチュエータ、高感度熱量センサを利用したバイオセンサなど最近のアクティビティーについて紹介します。
■講演5 非接触バイタルセンシングとその応用
講演者 千葉大学 大学院工学研究院 津村 徳道 准教授
講演概要 生体光学に基づく解析により通常のRGBカメラで脈波計測を実現する。肌のRGB画像からにラニン、ヘモグロビン色素と陰影成分を分離し、分離されたヘモグロビン色素成分画像を利用しています。また、陰影成分も分離していることから、照明変動(陰影成分の変化)にロバストな計測を実現しているため、屋内や野外における実用的なシーンにおいて今回紹介する手法は活用可能です。 |