2020.06.29
7月8日(水)、「大学発ベンチャーオープンイノベーション~AI、センシング、ロボット~」と題しまして、技術紹介第4回オンラインセミナーを開催いたします。是非ご参加くださいませ。
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【第4回オンラインセミナー】
大学発ベンチャーオープンイノベーション~AI、センシング、ロボット~
【日時】
2020年7月8日(水曜日) 13:30~17:00
【事前登録】
Zoomによるオンラインセミナー
【参加費】
無料
【開催概要】
シリーズ化して配信しておりますオンラインセミナーですが、第4回は、今注目の大学発ベンチャーの技術を紹介します。革新的な技術を用いてスピーディに産業界にイノベーションをもたらす担い手として、大学発ベンチャーへの期待は高まっています。また、本セミナーでは、講演者との個別相談の時間を設けております。この機会を大学発ベンチャーとのアライアンスのきっかけとしてご活用ください。
【全体プログラム】
13:30~13:40 オープニング 主催者挨拶
13:40~14:10 講演1 OPPA法を用いた高速 高精度 形状 変形 振動計測
4Dセンサー株式会社 代表取締役会長 森本 吉春氏
14:10~14:40 講演2 ソフトロボティクスによる生産技術革新をめざして
株式会社ソラリス 代表取締役CEO 中央大学教授 中村 太郎氏
14:40~14:45 休憩
14:45~15:15 講演3 超聴診器と遠隔医療
AMI株式会社 代表取締役 小川 晋平氏
15:15~15:45 講演4 触覚センサ 製品紹介
タッチエンス株式会社 代表取締役社長 丸山 尚哉氏
15:45~15:50 休憩
15:50~16:20 講演5 ウェアラブル生体センサVitalgramおよびシステムの紹介
アフォードセンス株式会社 代表取締役 樋口 行平氏
16:20~16:50 講演6 【音声認識技術】目の届かない現場でのカスハラ、パワハラ対策
ティ・アイ・エル株式会社 代表取締役 藤浪 慧氏
各講演後に、個別面談を実施いたします。講演者ごとに、15分/社、最大6社まで、お申し込みいただけますので、具体的なご相談やご質問がございましたら、ぜひご利用ください。個別面談の申し込みは事前申し込み時のご案内をご確認ください。
■講演1
OPPA法を用いた高速 高精度 形状 変形 振動計測
講演者
4Dセンサー株式会社 代表取締役会長 森本 吉春氏
講演概要
4Dセンサーで開発したOPPA(1ピッチ位相解析)法は格子投影法において1枚の画像で3次元形状を解析できます。そのため動く物体でもリアルタイムで3次元形状を求めることができます。また、動いているドローンやロボットアームに取り付けたカメラにより、物体の3次元形状を計測することが可能です。高速度カメラを用いて格子画像を撮影できればいくらでも高速形状計測が可能です。この原理と適用例、この方法の長所短所について述べます。
■講演2
ソフトロボティクスによる生産技術革新をめざして
講演者
株式会社ソラリス 代表取締役CEO 中央大学教授 中村 太郎氏
講演概要
今後、アフターコロナの世界では、生産技術における労働集約型の環境は回避され、人と機械が混在して働くような自動化環境の構築が加速していく。中央大学発ベンチャーである株式会社ソラリスでは、ソフトロボティクスの核となる超高出力人工筋肉の基礎技術に基づいて、蠕動運動による柔らかい混合搬送システムや、ミミズ型長距離細管内の清掃点検ロボット、アシスト装置などの、省人化・省力化に向けた革新的な技術について紹介します。
■講演3
超聴診器と遠隔医療
講演者
AMI株式会社 代表取締役 小川 晋平氏
講演概要
AMIが取り組んでいる「超聴診器」と「遠隔医療」、二つの事業について講演致します。特に、オープンイノベーションの視点で、AMIが進めている遠隔医療について、事例を紹介いたします。具体的には、5月に開始したCOVID-19遠隔聴診プロジェクトや、現在熊本県水俣市で行っている予備検診実証事業、通称「クラウド健進」について説明いたします。
■講演4
触覚センサ 製品紹介
講演者
タッチエンス株式会社 代表取締役社長 丸山 尚哉氏
講演概要
タッチエンスは、触覚センサに特化した世界でも珍しい企業です。ロボットでは、柔らかいワーク、複雑形状・不定形のワークなど、ビジョンシステムのみでは安定的な把持が難しい場面での選択肢として、入力デバイスでは、今までにないユニークなデバイス実現の選択肢として、小型で独自の特性を持つ3種類のオリジナル触覚センサをラインアップしております。
■講演5
ウェアラブル生体センサVitalgramおよびシステムの紹介
講演者
アフォードセンス株式会社 代表取締役 樋口 行平氏
講演概要
世界初の深部体温推定機能を有するウェアラブル生体センサVitalgramおよびそれを用いたシステムの紹介をします。ウェアラブル生体センサは、いつでもどこにいても装着者が意識することなくバイタルや活動状態を収集し、その人の体調や生活状態を点ではなく線や面で捉えることを可能とするもので、見守りや健康管理から医療分野まで広い応用を期待されています。本セッションでは、ウェアラブル生体センサによる連続モニタリングという観点から、弊社の多機能生体センサの有する多くの特長の紹介と課題について議論します。
■講演6
【音声認識技術】目の届かない現場でのカスハラ、パワハラ対策
講演者
ティ・アイ・エル株式会社 代表取締役 藤浪 慧氏
講演概要
日々仕事や生活の中で、「説明された内容と違う」「正しく伝えたはずなのに」という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。見えない現場で行われる会話は、クレーム、コミュニケーションミスなど多くのトラブルを抱え、時にはカスハラ、セクハラ、パワハラにまで発展します。このような課題を解決するための、音声認識技術の活用法をご紹介します。
【主催】
株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)