イベント名 | 次世代ITが拓く新ビジネス創出セミナー2019 |
---|---|
開催日 | 2019年8月2日(金)13:00~17:00 交流会:17:15~ |
カテゴリー | 自治体・行政関連 |
主催/共催/後援/ 協力/企画運営 等 |
主催/港区 担当/産業・地域振興支援部 産業振興課 03(3578)2553 企画運営/株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO) 協力/一般財団法人デジタルコンテンツ協会、芝信用金庫、西武信用金庫、さわやか信用金庫 |
開催内容 |
【開催趣旨】 5G、自動運転、ブロックチェーン、アニーリングマシン、AI×RPA、パーソナルデータ活用など、IT分野における技術革新が進み、新たなビジネス領域の開拓や企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進展しています。本セミナーでは、次世代のITビジネスを担いうる先端的な取組テーマについて講演を行い、多様な連携を促進することにより、新しいビジネスの創出を目指します。
【会場】 みなとパーク芝浦 1階リーブラホール(港区芝浦1-16-1)
【定員】
【参加費】
<スケジュール> 講演者:株式会社NTTドコモ 5G・IoTソリューション推進室 担当部長 有田 浩之
テーマ:「5G時代のビジネス協創に向けた取組み」~さまざまなパートナー様と創る未来~
5次世代の通信基盤である5Gのサービスが登場目前になり、大きな社会変革を迎えます。2019年9月には5Gプレサービスを開始し、2020年春にはいよいよ日本においても5G商用サービスが始まります。5Gの概要、5Gがもたらす産業への影響について、さらには5Gを活用したNTTドコモが目指す地方創生をはじめとする社会課題の解決への貢献について、ユースケースとともにご紹介します。
2)13:40~14:10 講演者:WHILL株式会社 システム開発部 部長 白井 一充
テーマ:車椅子型パーソナルモビリティの自動運転化による社会変革
WHILL自動運転システムは、歩道領域のための自動運転・自動停止機能などを備えた独自の車椅子型モビリティ「WHILL自動運転モデル」と、複数の機体を管理・運用するためのシステムとで構成し、空港や商業施設、観光地などでのシェアリング用途を想定して開発を進めている。「CES 2019」のAccessibilityカテゴリで、最優秀賞受賞を受賞した。様々なパートナーと連携を広げ、活用事例を広げていく。
3)14:10~14:40
講演者:株式会社DataSign 代表取締役 太田 祐一
テーマ:ブロックチェーンを活用した生活者起点によるパーソナルデータの安全な情報流通モデル「パーソナルデータエコシステム」の構築に向けて
「paspit」は、生活者個人がパーソナルデータを便利に、かつ安全に管理・活用できるサービス。各種Webサービス等で生活者個人が用いている「ID」「パスワード」をブロックチェーンを用いて安全に保管することにより、様々なところに散らばっている、生活者個人の情報を自動的にPDS(パーソナルデータストア)に集約・管理が可能になる。生活者起点での安全な情報流通を実現する機能を順次リリースし、「生活者起点のID・データプラットフォーム」の構築を目指す。
4)14:40~15:10
講演者:Staked株式会社 リードエンジニア 大森 亮
テーマ:Polkadot, Substrateが切り開くパブリックブロックチェーンの未来
ブロックチェーンプラットフォームはここ数年で大きく変動することが見込まれる。特に注目に値するのが今までネットワークが分離していたブロックチェーンを統合するプラットフォームであるPolkadotである。また、ブロックチェーン作成のフレームワークであるSubstrateにより、よりブロックチェーンの作成が容易になり様々なユースケースに転用されることになる。PolkadotとSubstrateによってプラットフォームの「民主化」を目指す。
休憩 15:10~15:30
5)15:30~16:00
講演者:株式会社日立製作所 エレクトロニクスイノベーションセンタ 主任研究員 山岡 雅直
テーマ:CMOSアニーリングマシンの概要と実用化に向けた取り組み
現在、組合せ最適化処理を加速するためさまざまな実装のアニーリングマシンが開発されている。本講演では、アニーリングマシンの概要と半導体を用いて実装したCMOSアニーリングマシンについて解説する。また、アニーリングマシンを多くのユーザに体験していただくAnnealing Cloud Webなど、アニーリングマシンの実用化に向けたユーザ層の拡大やソフトウェアなどの関連周辺技術の開発状況について紹介する。
6)16:00~16:30
講演者:オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社
テーマ:AI・RPAや分析技術を融合したデジタルワークフォースプラットフォーム
提供するデジタルワークフォースプラットフォームは、AI、 RPA、ビジネスインテリジェンスを標準装備し、デジタル化されていないデータや画像を読み取り、人の作業や思考、分析能力をロボットで代替することで、店舗や工場業務を始め、企業全体の業務プロセスを自動化する。さらに、業界随一の強固なセキュリティと数万ロボットの運用基盤を併せ持つことで、小規模から大規模の導入運用を支え、企業全体の劇的な生産性向上を実現する。
7)16:30~17:00
講演者:株式会社エイシング 代表取締役 CEO 出澤 純一
テーマ:リアルタイムに自律学習できるAIチップ「AiiRチップ」とエッジコンピューティングの更なる展開
「AiiRチップ」に搭載されているエイシング独自のAIアルゴリズム「DBT」は、これまで一般的であった、大規模な計算環境を必要とするディープラーニングとは異なり、クラウドと連携することなく導入機器単体で学習でき、”超軽量動作”、”高速データ処理”、”リアルタイム学習”、”スタンドアローン(自律学習)”というエッジAIに適した特徴を実現したAIアルゴリズム。様々なエッジに対して容易に導入することができることで、エッジコンピューティングの更なる社会実装を進める。
※終了後、交流会 |