2023.12.28
中小企業によるイノベーションの創出を推進するためには、自社の強みの認識・言語化を行い、既存事業の関係先以外のニーズを探索し、得られたニーズと自社の強みの間を往復しながら新製品・新サービスの構想・具体化を行い、差別化戦略を構築するといった機能が必要ですが、本事業は、これらの機能をイノベーション・プロデューサーが提供し、新製品・新サービスの創出を支援し、活動拡大を行う実証事業です。また、実証を通じて、新製品・新サービスの構想段階から事業化までのプロセス・手法の整理を行います。
当社では、半導体や産業機器といった領域での豊富な新規事業開発の経験を有するイノベーション・プロデューサー大津留 榮佐久を中心に、半導体、カーボンニュートラル・水素をはじめとする次世代エネルギー、モビリティ、バイオといった先端情報を有するプロコミュニティのネットワークを活用したきめ細やかな支援を行い、支援する中小企業の稼ぐ力を強化し、持続的な成長の実現を目指します。また、本事業では、支援企業を伴走支援するイノベーション・コーディネーターを配置し、彼らに当社が有する豊富な技術的知見、経験・ノウハウを提供し、幅広い業界の中小企業を支援できる次世代のイノベーション・プロデューサー育成にも取り組んでまいります。
■イノベーション・プロデューサー 大津留 榮佐久
外資系半導体メーカー等で半導体、産業機器領域での豊富な新規事業開発の経験、大学においても 産学連携事業プロデュースにおける実績ノウハウを有し、一般社団法人OSTiを立ち上げ「高度人材を組織化し、実社会への価値提供実現を支援する」をサービスモデルの根幹に位置づけ、産学官連携による社会課題解決に向けて多様なプロデューサー集団を束ね、ニーズに応じて支援を行ってきたプロフェッショナル人材。
<現在の活動>
(一社)OSTi(オスティ) 代表理事
(国研)日本原子力研究開発機構(JAEA)
イノベーションハブ シニアアドバイザー(SA)
(公財) 研究・イノベーション学会 参与 プロデュース研究分科会幹事
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB)特任教授