「健康寿命の延伸」、「生活の質の向上」に向けた取り込みが加速する中、ライフサイエンス産業の重要性と期待がますます高まっています。本セミナーは、米国のライフサイエンス分野で活躍するニューメキシコ大学発のヘルスケア関連技術及び製品をご紹介します。
(※英語による講演は、日本語の字幕又は通訳付きでご覧いただけます。)
【日時】
2022年3月23日(水曜日) 9:00~11:00
【事前登録】
Zoomによるオンラインセミナー
事前登録を以下の通りお願いいたします。
↓↓↓
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_qa_zMi8gSQWQd1U0lkDyMg
【参加費】
無料
【全体プログラム】
・9:00~9:10 オープニング
主催者挨拶
・9:10~9:15 共催者挨拶
合同会社幸星(KOSEI LLC)
UNM Rainforest Innovations
・9:15~9:45 講演1
「ヒトの体温で自発的にゲル化する口腔用液剤の開発及びその応用」
ニューメキシコ大学 薬学部
Jason McConville 准教授
英語による講演/日本語字幕&通訳有
・9:45~10:15 講演2
「新型コロナウイルスでも有効な新規抗菌剤」
Biosafe Defenses LLC
CEO and Founder, Dr. David Whitten
英語による講演/日本語字幕&通訳有
・10:15~10:45 講演3
「世界初の肺疾患治療用のドライパウダー噴霧器」
NobHill Therapeutic Inc
Executive Chairman, Paul Atkins
英語による講演/日本語字幕&通訳有
・10:45~11:00 閉会の挨拶
【講演内容】
■講演1
ヒトの体温で自発的にゲル化する口腔用液剤の開発及びその応用
講演者
ニューメキシコ大学 薬学部 Jason McConville 准教授
講演概要
今回開発した活性ゲル化剤(フッ化ナトリウムなど)は、37℃の低粘度ポリマー液体から自発的にゲルを形成することができる。スプレーで口腔内に塗布可能な液体が歯表面を隙間なく覆い、体温で素早くゲル化させることで、歯の再ミネラル化に効果的な有効成分を長時間放出することが可能となる。本講演では、開発した活性ゲル化剤に関する技術とその応用事例を紹介する。
■講演2
新型コロナウイルスでも有効な新規殺菌剤
講演者
Biosafe Defenses LLC, CEO and Founder, Dr. David Whitten
講演概要
Biosafe Defenses社が開発した新規殺菌剤は、人体無害でありながら少量を一回塗布するのみで、新型コロナウイルスを含むウイルス・菌を不活化させ、その効果は24時間以上続く。
これは既存の抗菌・抗ウイルス剤の約48倍の画期的な持続時間である。現在、新規殺菌剤として米国のEPAの認可を申請中である。認可されれば、30年以上ぶりに認可される新しい殺菌剤となる。本講演では、その殺菌剤について紹介する。
■講演3
世界初の肺疾患治療用のドライパウダー噴霧器
講演者
NobHill Therapeutic Inc, Executive Chairman, Paul Atkins
講演概要
NobHill Therapeutic社は、下気道感染症(世界全体の死因の第5位)やその他の致命的な肺疾患に対する効果的な吸入療法の研究に注力し、患者の肺活量に依存せずに高濃度で効果的に薬剤を肺の中に届けることができる、世界初のドライパウダー噴霧器(DryNeb)を開発した。本講演では、この画期的な薬物送達プラットフォームを紹介する。
【主催】
株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)