代表取締役 武野 團

あっと株式会社

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新健康指標!毛細血管スコープ事業

【事業紹介】

病気の指標はあるが、健康の指標がないという社会課題があり、生活習慣病に対し年々増加する医療費や予備軍への行動変容促進、企業の健康経営という社会的課題に対し、日常的・自発的な健康管理への意識強化のソリューションとして、我々は指先の毛細血管画像を撮影し健康状態を可視化・分析技術の開発を行っている。

これまでに毛細血管スコープは薬局を中心に1300台を販売している。生活習慣病に起因する疾病の専門の医師や基礎研究部門と共同で臨床研究を行い、毛細血管スコープおよびクラウドベースのビッグデータ分析・解析技術による、生活習慣病予防を目的としたICTシステム製品・サービス事業の開発を行っており、生活習慣病の新しい健康検査・管理法の確立を目指す。

毛細血管画像を取り込み、非属人的に毛細血管の長さ・太さなどを数値化するシステムはなく、開発した毛細血管画像数値化アルゴリズムにより、個人の毛細血管の長さ・太さなどが数値化でき、定量化できること、健康状態との相関データを蓄積できるところに新規性がある。

 

【製品・技術の強み】

毛細血管画像データ1000枚以上を蓄積し、2万人以上の毛細血管観察を通して生活習慣との関連性を見出し、毛細血管画像を数値化するなど毛細血管画像を分析する独自のノウハウが申請事業の技術基盤となっています。

2013年10月大阪市イノベーション創出補助金の採択を受け、11月より大阪大学医学系研究科河口准教授と毛細血管の数値化の共同研究に取り組む。

2014年2月に研究成果として、毛細血管画像の数値化において一番の課題であった毛細血管画像の二値化に成功し、2014年8月にそのアルゴリズムを搭載した毛細血管数値化システムを開発した。

 

①ハードウェア開発実績

*毛細血管観察装置「血管美人」を自社開発、2003年より順次改良しながら販売しております。

*2015年より、PCと連携した毛細血管自動解析システム「CAS」を販売開始予定です。

 

②画像処理アルゴリズム・システム開発実績

*毛細血管状態数値化アルゴリズム開発、同、システム開発

*近赤外線・静脈認証アルゴリズム開発

*画像明瞭化・輪郭抽出アルゴリズム開発

*医療画像診断アルゴリズム開発

*自動連続画像処理・大量解析システム開発

 

その他、高度かつユニークな画像処理技術を多数保有、いずれも外部ライブラリ等に頼らず1からC言語でのプログラミングを実施しているため、独自性(ブラックボックス性)、製品への組み込み等で優位です。

特に血管関連の可視光・赤外線での解析ノウハウは他社の追随を許しません。

また、多数の大学や医療機関と連携を行っているため、研究体制の構築が可能である事はもとより、最新の医療画像診断技術の適用、臨床データの入手容易性などについても優位性があります。