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発明の名称 プロジェクションマッピング装置、遅延補償装置、遅延補償方法および遅延補償プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2015-27751
概要

【要約】
【課題】プロジェクションマッピングにおいて、動いている物体に映像をズレなく投影する。
【解決手段】対象物体を検出し、当該対象物体に投影映像を投影するプロジェクションマッピング装置であって、前記対象物体を撮影した撮影映像から、前記対象物体の前記撮影映像上のピクセル単位の単位時間あたりの動きベクトルを求めるオプティカルフロー取得部と、前記検出から前記投影までの遅延時間に基づき、前記動きベクトルから前記撮影映像上のピクセル単位の前記遅延時間分の動きを求める動き予測部と、前記動きに基づき、前記投影映像に変形を加える補償映像生成部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 対象物体を検出し、当該対象物体に投影映像を投影するプロジェクションマッピング装置であって、前記対象物体を撮影した撮影映像から、前記対象物体の前記撮影映像上のピクセル単位の単位時間あたりの動きベクトルを求めるオプティカルフロー取得部と、前記検出から前記投影までの遅延時間に基づき、前記動きベクトルから前記撮影映像上のピクセル単位の前記遅延時間分の動きを求める動き予測部と、前記動きに基づき、前記投影映像に変形を加える補償映像生成部とを備えたことを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項2】
 請求項1に記載のプロジェクションマッピング装置において、前記撮影は、赤外線カメラにより行うことを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項3】
 請求項1または2のいずれか一項に記載のプロジェクションマッピング装置において、前記撮影は、前記投影映像のフレームレートよりも高いフレームレートで行うことを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項4】
 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロジェクションマッピング装置において、前記オプティカルフロー取得部は、前記撮影映像を複数のブロックに分割し、時系列画像の位相限定相関によりブロック毎の動きベクトルを取得し、ブロック単位に動きベクトルの空間的平滑化を行い、ブロック単位に動きベクトルの時系列的平滑化を行い、ブロックからピクセル単位の動きベクトルに変換し、ピクセル単位に動きベクトルの平滑化を行うことを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項5】
 対象物体を検出し当該対象物体に投影映像を投影するプロジェクションマッピング装置に適用される遅延補償装置であって、前記対象物体を撮影した撮影映像から、前記対象物体の前記撮影映像上のピクセル単位の単位時間あたりの動きベクトルを求めるオプティカルフロー取得部と、前記検出から前記投影までの遅延時間に基づき、前記動きベクトルから前記撮影映像上のピクセル単位の前記遅延時間分の動きを求める動き予測部と、前記動きに基づき、前記投影映像に変形を加える補償映像生成部とを備えたことを特徴とする遅延補償装置。
【請求項6】
 対象物体を検出し当該対象物体に投影映像を投影するプロジェクションマッピング装置に適用される遅延補償装置が実行する方法であって、前記対象物体を撮影した撮影映像から、前記対象物体の前記撮影映像上のピクセル単位の単位時間あたりの動きベクトルを求めるオプティカルフロー取得工程と、前記検出から前記投影までの遅延時間に基づき、前記動きベクトルから前記撮影映像上のピクセル単位の前記遅延時間分の動きを求める動き予測工程と、前記動きに基づき、前記投影映像に変形を加える補償映像生成工程とを備えたことを特徴とする遅延補償方法。
【請求項7】
 対象物体を検出し当該対象物体に投影映像を投影するプロジェクションマッピング装置に適用される遅延補償装置を構成するコンピュータを、前記対象物体を撮影した撮影映像から、前記対象物体の前記撮影映像上のピクセル単位の単位時間あたりの動きベクトルを求めるオプティカルフロー取得手段、前記検出から前記投影までの遅延時間に基づき、前記動きベクトルから前記撮影映像上のピクセル単位の前記遅延時間分の動きを求める動き予測手段、前記動きに基づき、前記投影映像に変形を加える補償映像生成手段として機能させる遅延補償プログラム。

発明の名称 無線通信装置および動作方法
技術分野 IT
出願番号 特願2016-574808
概要

【要約】
 本開示は、低コスト化および小型化を図ることができるようにする無線通信装置および動作方法に関する。所定数の入力信号それぞれに対して、後段の非線形回路における歪を補償する歪補償処理が施された所定数の歪補償信号がそれぞれ異なる周波数にアップコンバートされて合成された後に増幅されて出力される出力信号に基づいて、入力信号に対して施す歪補正処理の調整を行う調整部が、フィードバック部において出力信号に対するダウンコンバートが行われるのに伴って信号スペクトルが反転されるフィードバック信号の周波数成分について、その周波数成分に対応する入力信号との信号スペクトルの比較を行う際に、フィードバック信号および入力信号のいずれか一方の信号スペクトルを反転する処理を行う。本技術は、例えば、歪補償処理を備えた無線通信装置に適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 所定数の入力信号それぞれに対して、後段の非線形回路における歪を補償する歪補償処理を施す所定個数の歪補償処理部と、前記歪補償処理部において前記入力信号に歪補償処理が施された前記所定数の歪補償信号がそれぞれ異なる周波数にアップコンバートされて合成された後に増幅されて出力される出力信号をフィードバック信号として、前記歪補償処理部が前記入力信号に対して施す歪補正処理の調整を行う調整部と、前記所定数の異なる周波数成分からなる前記出力信号を、前記所定数より少ない数の中間周波数にダウンコンバートして、前記調整部にフィードバックするフィードバック部とを備え、前記所定個数の歪補償処理部の各々には、各自が歪補償処理を施す対象とする前記入力信号とともに、その入力信号以外の全ての前記入力信号が入力され、前記歪補償処理部から出力される前記歪補償信号は、前記調整部に入力され、前記調整部は、前記フィードバック部において前記出力信号に対するダウンコンバートが行われるのに伴って信号スペクトルが反転される前記フィードバック信号の周波数成分
について、その周波数成分に対応する前記入力信号との信号スペクトルの比較を行う際に、前記フィードバック信号および前記入力信号のいずれか一方の信号スペクトルを反転する処理を行う無線通信装置。
【請求項2】
 前記フィードバック部は、前記所定数より少ない個数のダウンコンバート部を有して構成され、前記出力信号に含まれる所定の2つの周波数の中心の周波数に基づいて、前記出力信号を前記中間周波数にダウンコンバートする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
 前記フィードバック部は、前記所定数より1つ少ない個数のダウンコンバート部を有して構成され、前記所定数の異なる周波数成分からなる前記出力信号を、1つの中間周波数にダウンコンバートする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項4】
 前記歪補償処理部は、前記所定数の周波数成分に対応した所定数の並列ディジタル信号処理を行う1チップの信号処理回路により構成される請求項1乃至3のいずれかに記載の無線通信装置。
【請求項5】
 前記フィードバック部から出力される前記中間周波数の信号をディジタル信号に変換して前記調整部に供給するディジタル変換部をさらに備え、前記調整部は、前記歪補償処理部に対する処理をディジタル信号処理により行う信号処理回路により構成される請求項1乃至4のいずれかに記載の無線通信装置。
【請求項6】
 前記調整部は、前記歪補償処理部から供給される前記歪補償信号と、前記フィードバック部を介して供給される前記フィードバック信号との時間のズレを補正する時間調整部を有する請求項1乃至5のいずれかに記載の無線通信装置。
(以下省略)

発明の名称 動画配信システム及び動画再生装置
技術分野 IT
出願番号 特願2015-13732
概要

【要約】表示画面内の多様な関係性を的確に表すことができる、動画配信システム及び動画再生装置を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 動画データを再生する動画再生処理部と、前記動画データを一意に識別する動画IDが格納される動画IDフィールドと、前記動画データの時間軸上の再生位置情報である再生時間が格納される再生時間フィールドと、前記動画データに基づく動画上に描画される線分の始点座標と終点座標が格納される線分情報フィールドと、前記線分に紐付けられるコメント本文が格納されるコメント本文フィールドとを有するコメントテーブルと、前記動画再生処理部が前記動画データを再生する際に、前記コメントテーブルから、前記動画データの再生時間に等しい前記再生時間フィールドのレコードの、前記線分情報フィールドにおける前記線分の始点座標と終点座標に基づいて線分情報を描画すると共に、前記コメント本文フィールドの前記コメント本文を出力する線分描画処理部と、動画表示領域に前記動画再生処理部が再生する前記動画を表示し、前記動画表示領域に前記線分描画処理部が描画する前記線分を表示し、前記動画表示領域の他に設けられるコメント表示欄に前記線分描画処理部が出力する前記コメント本文を表示する表示部とを具備する動画配信システム。
【請求項2】
 更に、操作情報を出力する操作部と、前記操作部から入力されたコメント本文を、前記動画再生処理部が再生する前記動画の再生時間と、前記コメント本文に紐付けられる線分情報と共に前記コメントテーブルに登録するためのコメント送信部とを具備する、請求項1に記載の動画配信システム。
【請求項3】
 前記線分情報は、前記動画表示領域の分割数に基づいて正規化される、請求項2に記載の動画配信システム。
【請求項4】
 動画データを再生する動画再生処理部と、前記動画再生処理部が前記動画データを再生する際に、前記動画データの時間軸上の再生位置情報である再生時間が格納される再生時間フィールドと、前記動画データに基づく動画上に描画される線分の始点座標と終点座標が格納される線分情報フィールドと、前記線分に紐付けられるコメント本文が格納されるコメント本文フィールドとを有するコメントテーブルから、前記動画データの再生時間に等しい前記再生時間フィールドのレコードの、前記線分情報フィールドにおける前記線分の始点座標と終点座標に基づいて線分情報を描画すると共に、前記コメント本文フィールドの前記コメント本文を出力する線分描画処理部と、動画表示領域に前記動画再生処理部が再生する前記動画を表示し、前記動画表示領域に前記線分描画処理部が描画する前記線分を表示し、前記動画表示領域の他に設けられるコメント表示欄に前記線分描画処理部が出力する前記コメント本文を表示する表示部とを具備する動画再生装置。

発明の名称 ミキシング装置、信号ミキシング方法、及びミキシングプログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2015-7380
概要

【要約】入力信号のミキシング時に適切なゲインを設定し、ミキシング動作の向上と安定を図る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
 時間領域の第1入力信号と第2入力信号をそれぞれ時間周波数平面上の第1信号と第2信号に展開する周波数解析部と、前記第1信号と前記第2信号を混合した混合信号を生成する信号処理部と、前記混合信号を時間領域の信号に変換する周波数時間変換部と、前記変換された信号を出力する信号出力部と、を有し、前記信号処理部は、前記時間周波数平面の各点ごとに、出力信号の対数強度が前記第1信号の対数強度と前記第2信号の対数強度の和を超えない範囲内で前記第1信号のパワーを調整する第1ゲインと、前記第1信号のパワーの増加分を超えない範囲内で前記第2信号のパワーを減少させる第2ゲインとを決定するゲイン決定部と、前記第1ゲインで調整された前記第1信号と前記第2ゲインで調整された前記第2信号を加算する加算部と、を有することを特徴とするミキシング装置。
【請求項2】
 前記ゲイン決定部は、(a)前記第1信号と前記第2信号を単純加算したパワーの一定倍を超えないように前記第1ゲインの調整に第1上限を設定する、(b)前記第1ゲインに固定的な第2上限を設ける、または(c)前記第2ゲインに固定的な下限を設ける、の少なくとも1つの条件を追加し、前記追加された条件を満たす範囲で前記第1ゲインと前記第2ゲインを決定することを特徴とする請求項1に記載のミキシング装置。
【請求項3】
 前記ゲイン決定部は、前記第2信号のパワーに対する前記第1信号のパワーの比率が所定の比率以下である場合に、前記少なくとも1つの条件を緩和することを特徴とする請求項2に記載のミキシング装置。
【請求項4】
 前記ゲイン決定部は、前記第1信号のパワーと前記第2信号のパワーを、それぞれ聴力限界レベルを基準とする第1聴感補正パワーと第2聴感補正パワーに補正し、前記出力信号の対数強度が、前記第1聴感補正パワーの対数強度と前記第2聴感補正パワーの対数強度の和を超えない範囲で前記第1ゲイン及び前記第2ゲインを決定することを特徴とする請求項1に記載のミキシング装置。
【請求項5】
 前記ゲイン決定部は、前記第1ゲインを平滑化した第3ゲインと、前記第2ゲインを平滑化した第4ゲインを生成し、前記加算部は、前記第3ゲインで調整された前記第1信号と、前記第4ゲインで調整された前記第2信号を加算することを特徴とする請求項1に記載のミキシング装置。
【請求項6】
 前記ゲイン決定部は、前記第1ゲインと前記第2ゲインを前記時間周波数平面上の各点について逐次更新することを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載のミキシング装置。
【請求項7】
 前記第1入力信号はミキシング処理で優先的に明瞭化される優先音であり、前記第2入力信号は前記優先音以外の非優先音であることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のミキシング装置。
【請求項8】
 時間領域の第1入力信号と第2入力信号を受け取り、前記第1入力信号と前記第2入力信号を、それぞれ時間周波数平面上の第1信号と第2信号に展開し、
 前記時間周波数平面の各点ごとに、出力信号の対数強度が前記第1信号の対数強度と前記第2信号の対数強度の和を超えない範囲内で前記第1信号のパワーを調整する第1ゲインと、前記第1信号のパワーの増加分を超えない範囲内で前記第2信号のパワーを減少させる第2ゲインとを決定し、前記第1信号を前記第1ゲインで乗算した第1乗算結果と、前記第2信号を前記第2ゲインで乗算した第2乗算結果を加算して混合信号を生成し、前記混合信号を時間領域の信号に変換して出力する、ことを特徴とする信号ミキシング方法。
【請求項9】
 信号ミキシング処理をコンピュータに実行させるミキシングプログラムであって、前記コンピュータに、時間領域の第1入力信号と第2入力信号を受け取らせる手順と、前記第1入力信号と前記第2入力信号を、それぞれ時間周波数平面上の第1信号と第2信号に展開させる手順と、前記時間周波数平面の各点ごとに、出力信号の対数強度が前記第1信号の対数強度と前記第2信号の対数強度の和を超えない範囲内で前記第1信号のパワーを調整する第1ゲインと、前記第1信号のパワーの増加分を超えない範囲内で前記第2信号のパワーを減少させる第2ゲインとを決定させる手順と、前記第1信号を前記第1ゲインで乗算した第1乗算結果と、前記第2信号を前記第2ゲインで乗算した第2乗算結果を加算して混合信号を生成させる手順と、前記混合信号を時間領域の信号に変換して出力させる手順と、を実行させることを特徴とするミキシングプログラム。

発明の名称 データ処理装置およびデータ処理方法、並びにプログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2014-230387
概要

【要約】
【課題】リアルタイム性が要求されるデータ処理を、クエリの書き換えに対してインタラクティブに対応する。
【解決手段】リアルタイム性が要求されるデータ処理を行うデータ処理部の前段に設けられ、データ処理部におけるデータ処理に対して与えられるクエリ処理を行うクエリ処理部は、動的再構成可能な論理回路として設計されており、データ処理部がデータ処理を行う前段階で、補助処理部の基本的な環境設定を行う第1段階処理が実行され、データ処理部がデータ処理を行っている最中の段階で、補助処理部に対して継続的に与えられる要求に応じて環境設定を変更する第2段階処理とが実行される。本技術は、例えば、データストリーム処理を行うデータ処理装置に適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 リアルタイム性が要求されるデータ処理を行うデータ処理部の前段に設けられる再構成可能な論理回路に実装され、前記データ処理部がデータ処理を行う際に必要となる補助的な処理を行う補助処理部と、前記データ処理部がデータ処理を行う前の段階で、前記補助処理部の基本的な環境設定を行う第1段階処理、および、前記データ処理部がデータ処理を行っている最中の段階で、前記補助処理部に対して継続的に与えられる要求に応じて環境設定を変更する第2段階処理を実行する実装処理部とを備えるデータ処理装置。
【請求項2】
 前記補助処理部は、前記データ処理部におけるデータ処理に対して与えられるクエリに対する処理を行うクエリ処理部である請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項3】
 前記実装処理部は、前記第1段階処理において、静的なパラメータとして与えられたタプル幅および属性の数に基づいて、前記再構成可能な論理回路に前記クエリ処理部を実装する処理を行う請求項2に記載のデータ処理装置。
【請求項4】
 前記実装処理部は、前記第2段階処理において、与えられたクエリを前記クエリ処理部に登録して実行可能な状態とする処理を行う請求項2または3に記載のデータ処理装置。
【請求項5】
 前記クエリ処理部は、複数のコンフィギュラブルなハードウェアモジュールにより構成される請求項2乃至4のいずれかに記載のデータ処理装置。
【請求項6】
 前記クエリ処理部は、データストリームに対するフィルタリング処理、グルーピング処理、ウィンドウ処理、および集約処理のうち、少なくともいずれか1つを含む処理を実行する請求項2乃至5のいずれかに記載のデータ処理装置。
【請求項7】
 リアルタイム性が要求されるデータ処理を行うデータ処理部の前段に設けられる再構成可能な論理回路に実装され、前記データ処理部がデータ処理を行う際に必要となる補助的な処理を行う補助処理部と、前記再構成可能な論理回路および前記補助処理部に対する処理を実行する実装処理部とを備えるデータ処理装置のデータ処理方法において、 前記データ処理部がデータ処理を行う前の段階で、前記補助処理部の基本的な環境設定を行う第1段階処理が実行され、前記データ処理部がデータ処理を行っている最中の段階で、前記補助処理部に対して継続的に与えられる要求に応じて環境設定を変更する第2段階処理が実行されるステップを含むデータ処理方法。
【請求項8】
 リアルタイム性が要求されるデータ処理を行うデータ処理部の前段に設けられる再構成可能な論理回路に実装され、前記データ処理部がデータ処理を行う際に必要となる補助的な処理を行う補助処理部と、前記再構成可能な論理回路および前記補助処理部に対する処理を実行する実装処理部とを備えるデータ処理装置のプログラムにおいて、前記データ処理部がデータ処理を行う前の段階で、前記補助処理部の基本的な環境設定を行う第1段階処理が実行され、 前記データ処理部がデータ処理を行っている最中の段階で、前記補助処理部に対して継続的に与えられる要求に応じて環境設定を変更する第2段階処理が実行されるステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の名称 暗号化制御システムおよび暗号化制御方法、並びにプログラム
技術分野 IT, ものづくり
出願番号 特願2014-226964
概要

【要約】よりセキュリティ強化が図られた暗号化制御システムを提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 制御装置およびプラントが制御系バスを介して接続された暗号化制御システムにおいて、前記プラント側で、制御結果として出力される制御出力を暗号化して、暗号化制御出力を求める制御出力暗号化部と、前記制御装置側で、前記制御出力暗号化部が前記暗号化制御出力を暗号化するのに使用した公開鍵と同一の公開鍵を使用して前記プラントの制御に用いられるパラメータが予め暗号化された暗号化パラメータと、前記制御系バスを介して取得される前記暗号化制御出力とを暗号化したまま用いて、前記プラントを制御するための制御入力が暗号化されている暗号化制御入力を算出する演算部と、前記プラント側で、前記制御系バスを介して取得される前記暗号化制御入力を、前記公開鍵に対応する秘密鍵を使用して復号する復号部と
 を備える暗号化制御システム。
【請求項2】
 オペレータによる操作に応じて前記パラメータが入力されるパラメータ入力部と、前記パラメータ入力部に入力された前記パラメータを、前記公開鍵を使用して暗号化して、前記暗号化パラメータを求めるパラメータ暗号化部とをさらに備える請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
 前記暗号化パラメータ、前記暗号化制御出力、および前記暗号化制御入力のうち、少なくともいずれか1つを記録する記録部をさらに備える請求項1または2に記載の制御システム。
【請求項4】
 前記暗号化パラメータは、準同型性を持つ暗号により暗号化されたものである請求項1乃至3のいずれかに記載の制御システム。
【請求項5】
 前記暗号化パラメータは、乗法に関して準同型性を持つ暗号により暗号化されたものであり、前記演算部は、比例制御のゲインとして入力された前記パラメータが暗号化された前記暗号化パラメータを用いて、前記プラントに対して比例制御を実行するための演算を行う請求項1乃至4のいずれかに記載の制御システム。
【請求項6】
 前記暗号化パラメータは、乗法および加法に関して準同型性を持つ暗号により暗号化されたものであり、前記演算部は、PID(Proportional Integral erivative)制御の目標値として入力された前記パラメータが暗号化された前記暗号化パラメータを用いて、前記プラントに対して前記PID制御を実行するための演算を行う
 請求項1乃至4のいずれかに記載の制御システム。
【請求項7】
 前記演算部は、前記PID制御において加算を行う対象となる一部分ごとに所定数に分割して乗算を行うことで、その一部分ごとの前記暗号化制御入力を算出し、前記復号部は、一部分ごとの前記暗号化制御入力を復号して、加算を行う対象となる所定数の一部分ごとの制御入力を求め、前記プラント側で、所定数の一部分ごとの前記制御入力を加算する処理を行って前記制御入力を求める加算処理部をさらに備える請求項6に記載の制御システム。
【請求項8】
 制御装置およびプラントが制御系バスを介して接続された暗号化制御システムの暗号化制御方法において、前記プラント側で、制御結果として出力される制御出力を暗号化して、暗号化制御出力を求め、前記制御装置側で、前記暗号化制御出力を暗号化するのに使用した公開鍵と同一の公開鍵を使用して前記プラントの制御に用いられるパラメータが予め暗号化された暗号化パラメータと、前記制御系バスを介して取得される前記暗号化制御出力とを暗号化したまま用いて、前記プラントを制御するための制御入力が暗号化されている暗号化制御入力を算出し、前記プラント側で、前記制御系バスを介して取得される前記暗号化制御入力を、前記公
開鍵に対応する秘密鍵を使用して復号するを含む暗号化制御方法。
【請求項9】
 制御装置およびプラントが制御系バスを介して接続された暗号化制御システムを制御するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記プラント側で、制御結果として出力される制御出力を暗号化して、暗号化制御出力を求め、前記制御装置側で、前記暗号化制御出力を暗号化するのに使用した公開鍵と同一の公開
鍵を使用して前記プラントの制御に用いられるパラメータが予め暗号化された暗号化パラメータと、前記制御系バスを介して取得される前記暗号化制御出力とを暗号化したまま用いて、前記プラントを制御するための制御入力が暗号化されている暗号化制御入力を算出し、前記プラント側で、前記制御系バスを介して取得される前記暗号化制御入力を、前記公開鍵に対応する秘密鍵を使用して復号するステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の名称 電流測定装置及び電流測定方法、並びに、漏電検出装置及び漏電検出方法
技術分野 IT
出願番号 特願2015-214834
概要

【課題】増幅器を用いずに電気機器等の消費電力を感度良く測定することのできる電力測定器を提供する。
【解決手段】電力測定装置は、導電線を囲む環状の磁性体コアと、前記磁性体コアに巻きつけられた第1のコイルと、前記第1のコイルに接続されるLC回路と、を有し、前記LC回路の出力を前記導電線に流れる電流値に対応する電圧値として取得する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 導電線を囲む環状の磁性体コアと、前記磁性体コアに巻きつけられた第1のコイルと、前記第1のコイルに接続されるLC回路と、を有し、前記LC回路の出力を前記導電線に流れる電流値に対応する電圧値として取得することを特徴とする電力測定装置。
【請求項2】
 前記LC回路は、
 一端が前記第1のコイルの一端側に接続される第2のコイルと、前記第1のコイルの他端と前記第2のコイルの他端との間に挿入されるキャパシタと、を有することを特徴とする請求項1に記載の電力測定装置。
【請求項3】
 前記LC回路は、
 前記第1のコイルに直列接続される第2のコイルと、互いに並列接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、前記第1キャパシタと前記第2キャパシタの間を切り替えるスイッチと、を有することを特徴とする請求項1に記載の電力測定装置。
【請求項4】
 前記導電線に供給される交流電流の周波数を検出する周波数検出器、をさらに有し、前記スイッチは、前記周波数検出器の出力により切り替えられることを特徴とする請求項3に記載の電力測定装置。
【請求項5】
 前記導電線を流れる電流から直流電流を生成する給電器、をさらに有し、前記直流電流を用いて前記LC回路から出力される前記電圧値を計測することを特徴とする請求項1に記載の電力測定装置。
【請求項6】
 前記給電器は、前記導電線を流れる電流から非接触で給電用の電流を生成する電磁誘導手段と、前記給電用の電流を直流電流に変換する整流器と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の電力測定装置。
【請求項7】
 前記LC回路の出力から取得された前記電圧値から消費電力を算出する演算部と、算出された前記消費電力を有線または無線で表示装置に伝送する伝送部と、をさらに有することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の電力測定装置。
【請求項8】
 導電線に流れる電流を電磁誘導により電圧に変換し、前記電磁誘導により生じる電圧をLC共振器により正弦波電圧として出力し、前記正弦波電圧のピーク電圧値を計測する、ことを特徴とする電力測定方法。
【請求項9】
 交流の電力の供給に使用される複数本の導電線を囲む環状の磁性体コアと、前記磁性体コアに巻きつけられたコイルと、前記コイルに発生した起電力に基づく交流の電力を整流する整流回路と、前記整流回路により整流された電力を電源として駆動し、所定の信号を無線で送信する送信部と を備えることを特徴とする漏電検出装置。
【請求項10】
 前記整流回路は、少なくとも2つのダイオードと第3のキャパシタとが組み合わされたチャージポンプ回路により構成されることを特徴とする請求項9に記載の漏電検出装置。
【請求項11】
 前記整流回路は、整流された電荷を蓄積する第4のキャパシタ、および、前記第4のキャパシタに蓄積された電荷を消費して定格電圧の電力を前記送信部に供給する電源回路を
さらに有して構成されることを特徴とする請求項10に記載の漏電検出装置。
【請求項12】
 前記第4のキャパシタに蓄積される電荷が所定の範囲であることを前記第4のキャパシタの電圧を検出して、前記電源回路に対して電力の出力を指示する指示部をさらに有して構成されることを特徴とする請求項11に記載の漏電検出装置。
【請求項13】
 交流の電力の供給に使用される複数本の導電線を囲む環状の磁性体コアに巻きつけられたコイルに発生した起電力に基づく交流の電力を整流し、整流された電力を電源として駆動し、所定の信号を無線で送信することを特徴とする漏電検出方法。

発明の名称 ヘッドマウントディスプレイ、画像表示方法及びプログラム
技術分野 IT, その他
出願番号 特願2014-212248
概要

【課題】ヘッドマウントディスプレイを使用して、インフォメーションベルトのような装着者の周囲の仮想空間に配置された情報の表示が常時適切に行えるようにする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 表示された画像が装着者の眼で認識可能な表示部と、前記装着者の周囲の仮想空間に配置された複数の表示オブジェクトを描画し、前記表示部に表示させる画像描画部と、前記装着者の動きを検出するモーションセンサと、前記モーションセンサの出力に基づいて、前記装着者が歩行中であることを検出したとき、前記表示部に表示される表示オブジェクトを、前記仮想空間の特定の範囲に配置された表示オブジェクトに固定し、前記装着者が歩行中でないことを検出したとき、前記仮想空間における前記複数の表示オブジェクトの配置座標が固定されるように、前記モーションセンサが検出した前記装着者の頭部の動きに連動して前記表示部に表示される表示オブジェクトを変更するコントローラと、を備えるヘッドマウントディスプレイ。
【請求項2】
 前記表示部は、外界光が透過した状態で画像を表示する請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
【請求項3】
 さらに、前記装着者の周囲を撮影するカメラと、前記カメラが撮影した画像から、前記装着者の手又は指の動きによるジェスチャーを検出する画像解析部と、を備え、前記コントローラは、前記画像解析部が検出したジェスチャーに応じて、そのジェスチャーに割り当てられた機能を実行することで、記表示部に表示される表示オブジェクトの選択又は変更を指示すると共に、前記モーションセンサの出力に基づいて、前記装着者が歩行中であることを検出したとき、前記ジェスチャーによる表示オブジェクトの選択又は変更を制限する請求項1又は2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
【請求項4】
 前記コントローラは、前記画像の選択又は変更を制限する処理として、前記画像解析部が検出したジェスチャーの内で、特定のジェスチャーに割り当てられた機能だけを実行し、特定のジェスチャー以外のジェスチャーに割り当てられた機能を実行しないようにした請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイ。
【請求項5】
 前記コントローラは、前記装着者が歩行中であることを検出したとき、前記表示部に表示される表示オブジェクトは、歩行中の前記装着者を支援する案内画像の表示オブジェクトとした請求項1~4のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
【請求項6】
 装着者の眼で認識可能な画像を表示するヘッドマウントディスプレイを使用して画像表示を行う画像表示方法において、前記装着者の周囲の仮想空間に配置された複数の表示オブジェクトを描画し、描画した画像を前記ヘッドマウントディスプレイで表示させる描画処理ステップと、前記装着者の動きを検出する動き検出処理ステップと、前記動き検出処理で前記装着者が歩行中であることを検出したとき、表示部に表示される表示オブジェクトを、前記仮想空間の特定の範囲に配置された表示オブジェクトに固定し、前記装着者が歩行中でないことを検出したとき、前記仮想空間における前記複数の表示オブジェクトの配置座標が固定されるように、前記動き検出処理ステップで検出した前記装着者の頭部の動きに連動して前記表示部に表示される表示オブジェクトを変更する制御処理ステップと、を含む画像表示方法。
【請求項7】
装着者の眼で認識可能な画像を表示するヘッドマウントディスプレイに、画像を表示させる処理を情報処理装置に実行させるプログラムであって、前記装着者の周囲の仮想空間に配置された複数の表示オブジェクトを描画し、描画した画像を前記ヘッドマウントディスプレイで表示させる手順と、前記装着者の動きを検出する手順と、前記動きを検出する手順で前記装着者が歩行中であることを検出したとき、表示部に表示される表示オブジェクトを、前記仮想空間の特定の範囲に配置された表示オブジェクトに固定し、前記装着者が歩行中でないことを検出したとき、前記仮想空間における前記複数の表示オブジェクトの配置座標が固定されるように、前記動きを検出する手順で検出した前記装着者の頭部の動きに連動して前記表示部に表示される表示オブジェクトを変更する手順と、を情報処理装置に実行させるプログラム。

発明の名称 無線通信システム
技術分野 IT
出願番号 特願2014-207279
概要

【要約】
【課題】アナログ変調を用いる低価格な無線端末を多数用いて、混信を除去して無線通信を可能とする、無線通信システムを提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 副搬送波を生成する一定の周波数で振動する副搬送波源と、アンテナから受信した主搬送波に対し、前記副搬送波を加えて反射するためのスイッチと、信号源と、前記副搬送波に前記信号源の信号で所定の変調を行う変調部とを具備する、複数のセンサ端末と、前記複数のセンサ端末に対し、一意な周波数の副搬送波を割り当てるインテロゲータと前記複数のセンサ端末に対し、無変調波を発信して、前記複数のセンサ端末から反射波を発生させる無変調波源と、前記複数のセンサ端末の副搬送波の周波数を格納する副搬送波周波数フィールドと、前記複数のセンサ端末の復調の順番を格納する復調順フィールドとを備えるセンサ端末リストと、前記複数のセンサ端末から送信された反射波を受信した受信データを一旦格納する入力バッファと、前記センサ端末リストの前記復調順フィールドの値に基いて、前記入力バッファ内のデータから前記副搬送波周波数フィールドに格納されている前記副搬送波の周波数を用いて復調して復調データを得る復調演算部と、前記入力バッファ内のデータから前記副搬送波周波数の割り当てデータと前記復調データを用いて干渉を除去して逐次干渉除去データを作成する逐次干渉除去部と、前記逐次干渉除去データを前記入力バッファに上書きコピーして、前記センサ端末リストの前記復調順フィールドの値に基づいて、前記復調演算部と前記逐次干渉除去部を制御する復調シーケンス制御部とを具備する受信機とを有する、無線通信システム。
【請求項2】
 前記センサ端末リストは、前記複数のセンサ端末の前記変調部に異なる変調方式を採用するものが存在する場合に、前記変調方式を格納する変調方式フィールドを更に有する、請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項3】
 前記復調順フィールドは、前記複数のセンサ端末から得られる前記反射波の電界強度に基づいて決定する、請求項1に記載の無線通信システム。

発明の名称 距離測定装置
技術分野 IT
出願番号 特願2014-172930
概要

【要約】
【課題】 光周波数コムを利用した距離測定で、光路長差の可変範囲を拡張して高精度の測定を実現する。
【解決手段】 距離測定装置は、周波数領域で一定間隔の縦モードを発生させるパルス光源と、パルス光源の繰り返し周波数を変化させる周波数制御部と、パルス光源から出力されるパルス光を基準光と測定光に分割するスプリッタと、前記基準光と測定対象物の測定面で反射された前記測定光とを検出する光検出器と、前記検出された光から前記測定面までの距離を算出する信号処理部と、を有し、周波数制御部は、前記パルス光源の前記繰り返し周波数を変化させることで、基準光と測定光の間の光路長差を実効的に変化させ、信号処理部は、前記実効的に変化された光路長差において測定面までの距離を算出する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 周波数領域で一定間隔の縦モードを発生させるパルス光源と、前記パルス光源の繰り返し周波数を変化させる周波数制御部と、前記パルス光源から出力されるパルス光を基準光と測定光に分割するスプリッタと、前記基準光と、測定対象物の測定面で反射された前記測定光とを検出する光検出器と、前記検出された光から、前記測定面までの距離を算出する信号処理部と、を有し、前記周波数制御部は、前記前記パルス光源の前記繰り返し周波数を変化させることで、前記基準光と前記測定光の光路長差を実効的に変化させ、前記信号処理部は、前記実効的に変化された光路長差において前記測定面までの距離を算出することを特徴とする距離測定装置。
【請求項2】
 前記基準光を反射させる基準面、をさらに有し、前記光検出器は、前記基準面で反射された第1パルス光と、前記測定面で反射された第2パルス光を検出し、前記周波数制御部は、前記第1パルス光と前記第2パルス光の干渉が観察される位置へ前記パルス光源の前記繰り返し周波数を変化させることで、前記光路長差を実効的に変化させ、前記信号処理部は、前記実効的に変化された光路長差において互いに干渉する前記第1パルス光と前記第2パルス光の間のパルス数に基づいて、前記測定面までの距離を算出することを特徴とする距離測定装置。
【請求項3】
 前記実効光路長差をL、前記縦モードの繰り返し周波数をfrep、前記繰り返し周波数の変化量をΔfrep、前記第1パルス光と前記第2パルス光の間のパルス数をm(mは整数)、パルス光伝搬媒体の屈折率をnとすると、前記光路長差の変化量は、
   ΔnL=m×(c/frep)×(Δfrep/frep)
で表されることを特徴とする請求項2に記載の距離測定装置。
【請求項4】
 前記スプリッタから前記測定面までの距離をL1、前記スプリッタから前記基準面までの距離をL2とすると、L2>>L1であることを特徴とする請求項2に記載の距離測定装置。
【請求項5】
 前記スプリッタから前記基準面までの光路を光ファイバで構成することを特徴とする請求項4に記載の距離測定装置。
【請求項6】
 前記周波数制御部は、前記パルス光源の前記繰り返し周波数を変化させることで、前記実効的な光路長差を変化させてビート周波数における前記基準光と前記測定光の位相差を変化させ、 前記信号処理部は、前記繰り返し周波数の変化量と前記位相差の変化量の相関関係に基づいて前記測定面までの距離を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の距離測定装置。

発明の名称 音象微語によるコミュニケーション支援装置
技術分野 IT
出願番号 特願2014-157792
概要

【要約】
【課題】音象徴語に対して解釈表現の候補を提示し、解釈表現により真意を確認できるようにすることで、音象徴語を用いたコミュニケーションを支援する。
【解決手段】音象徴語を入力する入力部と、入力部により入力された音象徴語を複数の形容詞評価尺度について定量評価する定量評価部123と、定量評価部の定量評価結果と、複数の解釈表現について複数の形容詞評価尺度に対する重要度を保持した解釈表現データとの類似度を算出し、類似度が高い所定数の解釈表現の候補を抽出する抽出部と、抽出部により抽出された所定数の解釈表現の候補を提示する提示部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 音象徴語を入力する入力部と、前記入力部により入力された音象徴語を複数の形容詞評価尺度について定量評価する定量評価部と、前記定量評価部の定量評価結果と、複数の解釈表現について複数の形容詞評価尺度に対する重要度を保持した解釈表現データとの類似度を算出し、類似度が高い所定数の解釈表現の候補を抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された所定数の解釈表現の候補を提示する提示部とを備えたことを特徴とする音象徴語によるコミュニケーション支援装置。
【請求項2】
 請求項1に記載の音象徴語によるコミュニケーション支援装置において、前記提示部は、解釈表現の候補とともに、または、選択された解釈表現の候補について
、解釈表現についての詳細情報を併せて提示することを特徴とする音象徴語によるコミュニケーション支援装置。
【請求項3】
 請求項1または2のいずれか一項に記載の音象徴語によるコミュニケーション支援装置において、前記提示部は、過去の正解履歴に基づき、入力された音象徴語に対応する可能性の高い解釈表現を優先して抽出することを特徴とする音象徴語によるコミュニケーション支援装置。
【請求項4】
 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の音象徴語によるコミュニケーション支援装置において、前記解釈表現データの重要度を外部情報を参照して付与する重要度付与部を備えたことを特徴とする音象徴語によるコミュニケーション支援装置。
【請求項5】
 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の音象徴語によるコミュニケーション支援装置において、解釈表現を入力する解釈表現入力部と、入力した解釈表現に類似する音象徴語を生成する生成部と生成した音象徴語を提示する音象徴語提示部とを備えたことを特徴とする音象徴語によるコミュニケーション支援装置。
【請求項6】
 コンピュータが実行する方法であって、音象徴語を入力する入力工程と、前記入力工程により入力された音象徴語を複数の形容詞評価尺度について定量評価する
定量評価工程と、前記定量評価工程の定量評価結果と、複数の解釈表現について複数の形容詞評価尺度に対する重要度を保持した解釈表現データとの類似度を算出し、類似度が高い所定数の解釈表現の候補を抽出する抽出工程と、前記抽出工程により抽出された所定数の解釈表現の候補を提示する提示工程とを備えたことを特徴とする音象徴語によるコミュニケーション支援方法。
【請求項7】
 コンピュータを、音象徴語を入力する入力手段、前記入力手段により入力された音象徴語を複数の形容詞評価尺度について定量評価する定量評価手段、前記定量評価手段の定量評価結果と、複数の解釈表現について複数の形容詞評価尺度に対する重要度を保持した解釈表現データとの類似度を算出し、類似度が高い所定数の解釈表現の候補を抽出する抽出手段、前記抽出手段により抽出された所定数の解釈表現の候補を提示する提示手段として機能させる音象徴語によるコミュニケーション支援プログラム。

発明の名称 線形識別器、大規模一般物体認識装置、電子計算機、モバイル端末、データ処理装置、および画像認識システム
技術分野 IT
出願番号 特願2015-145819
概要

【要約】
【課題】計算資源の使用量を抑えつつ、高速、かつ、高精度に大規模一般物体の認識を可能にする、モバイル端末に適用できる線形識別器、大規模一般物体認識装置及び電子計算機を提供する。
【解決手段】対象となる一般物体の画像特徴について、分類クラスごとに用意された重みベクトルと照合することで一般物体の識別を行う線形識別器であって、重みベクトルを、スカラー量子化によって圧縮した状態で保持する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 対象となる一般物体の画像特徴について、分類クラスごとに学習によって事前に求められた重みベクトルと照合することで前記一般物体の識別を行う線形識別器において、前記重みベクトルを、スカラー量子化によって圧縮した状態で保持することを特徴とする線形識別器。
【請求項2】
 前記圧縮された重みベクトルの各要素のサイズが4bit以下であることを特徴とする請求項1に記載の線形識別器。
【請求項3】
 前記重みベクトルの次元数が1000以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の線形識別器。
【請求項4】
 請求項1~3のいずれか1項に記載の線形識別器を有することを特徴とする大規模一般物体認識装置。
【請求項5】
 請求項4に記載の大規模一般物体認識装置を備えることを特徴とする電子計算機。
【請求項6】
 所定の一般物体を特定するための境界を定めるパラメータである重みベクトルを、スカラー量子化によって圧縮した状態で記憶する記憶部と、任意の一般物体が写されている画像を認識処理の対象として、前記画像の特徴を表す画像特徴量を生成する画像特徴量生成部と、前記記憶部に記憶されている前記重みベクトル、および、前記画像特徴量生成部において生成された前記画像特徴量を用いて、認識処理の対象となる前記画像に写されている一般物体の評価値を求める演算を行う線形識別器とを備えるモバイル端末。
【請求項7】
 前記線形識別器は、前記記憶部に記憶されている重みベクトルを圧縮された状態のまま用いて前記評価値を求める演算を行う請求項6に記載のモバイル端末。
【請求項8】
 前記線形識別器により算出された評価値に従って、認識処理の対象となる前記画像に写されている一般物体を認識した認識結果を選出する処理を行う選出処理部をさらに備える請求項6に記載のモバイル端末。
【請求項9】
 認識処理の対象となる前記画像とともに、前記選出処理部により選出された認識結果を表示する出力部をさらに備える請求項8に記載のモバイル端末。
【請求項10】
 前記一般物体を撮像する撮像部をさらに備え、前記撮像部により所定のフレームレートで撮像される前記画像が順次、認識処理の対象とされる請求項6に記載のモバイル端末。
【請求項11】
 分類クラスごとの学習用画像から画像特徴量を生成する画像特徴量生成部と、前記画像特徴量生成部において生成された前記画像特徴量から、前記学習用画像に写されている一般物体を特定するための境界を定めるパラメータである重みベクトルを、前記分類クラスごとに求める重みベクトル生成部と、前記重みベクトル生成部において求められた前記重みベクトルをスカラー量子化によって圧縮する処理を行う重みベクトル圧縮処理部と
 を備えるデータ処理装置。
【請求項12】
  所定の一般物体を特定するための境界を定めるパラメータである重みベクトルを、スカラー量子化によって圧縮した状態で記憶する記憶部と、任意の一般物体が写されている画像を認識処理の対象として、前記画像の特徴を表す画像特徴量を生成する画像特徴量生成部と、前記記憶部に記憶されている前記重みベクトル、および、前記画像特徴量生成部において生成された前記画像特徴量を用いて、認識処理の対象となる前記画像に写されている一般物体の評価値を求める演算を行う線形識別器とを有するモバイル端末と、分類クラスごとの学習用画像から画像特徴量を生成する画像特徴量生成部と、前記画像特徴量生成部において生成された前記画像特徴量から、前記学習用画像に写されている一般物体を特定するための境界を定めるパラメータである重みベクトルを、前記分類クラスごとに求める重みベクトル生成部と、前記重みベクトル生成部において求められた前記重みベクトルをスカラー量子化によって圧縮する処理を行う重みベクトル圧縮処理部とを有するデータ処理装置とを備える画像認識システム。

発明の名称 音象微語の感覚関連性分布図生成装置
技術分野 IT
出願番号 特願2016-538849
概要

【要約】
 音象徴語の複数の感覚に対する関連性を可視化し、音象徴語の理解を支援する。複数の音象徴語を入力する入力部と、前記入力部により入力された音象徴語を複数の形容詞対尺度について定量評価する定量評価部と、前記定量評価部の定量評価結果に対して主成分分析を行い、上位の所定数の主成分を軸とした分布図上に、形容詞対の主成分負荷量に基づいて形容詞対の位置記号を配置し、音象徴語の主成分得点に基づいて音象徴語の位置記号を配置する位置配置部と、分布図の各位置について主成分得点を取得し、取得した主成分得点に基づいて形容詞対の評価値を算出し、算出した評価値と形容詞対毎の感覚関連度とに基づいて当該位置の感覚毎の関連度を算出し、所定値を境界とする感覚毎の領域を図上に配置する領域配置部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 複数の音象徴語を入力する入力部と、前記入力部により入力された音象徴語を複数の形容詞対尺度について定量評価する定量評価部と、前記定量評価部の定量評価結果に対して主成分分析を行い、上位の所定数の主成分を軸とした分布図上に、形容詞対の主成分負荷量に基づいて形容詞対の位置記号を配置し、音象徴語の主成分得点に基づいて音象徴語の位置記号を配置する位置配置部と、分布図の各位置について主成分得点を取得し、取得した主成分得点に基づいて形容詞対の評価値を算出し、算出した評価値と形容詞対毎の感覚関連度とに基づいて当該位置の感覚毎の関連度を算出し、所定値を境界とする感覚毎の領域を図上に配置する領域配置部とを備えたことを特徴とする音象徴語の感覚関連性分布図生成装置。
【請求項2】
 請求項1に記載の音象徴語の感覚関連性分布図生成装置において、前記領域配置部は、感覚毎の関連度が所定値を超える領域と超えない領域とを区別して配置することを特徴とする音象徴語の感覚関連性分布図生成装置。
【請求項3】
 請求項1または2のいずれか一項に記載の音象徴語の感覚関連性分布図生成装置において、追加の音象徴語を入力する追加入力部と、前記追加入力部により入力された音象徴語の主成分得点を算出し、分布図上に追加された音象徴語の位置記号の追加配置を行う位置追加配置部とを備えたことを特徴とする音象徴語の感覚関連性分布図生成装置。
【請求項4】
 コンピュータが実行する方法であって、複数の音象徴語を入力する入力工程と、前記入力工程により入力された音象徴語を複数の形容詞対尺度について定量評価する定量評価工程と、前記定量評価工程の定量評価結果に対して主成分分析を行い、上位の所定数の主成分を軸とした分布図上に、形容詞対の主成分負荷量に基づいて形容詞対の位置記号を配置し、音象徴語の主成分得点に基づいて音象徴語の位置記号を配置する位置配置工程と、分布図の各位置について主成分得点を取得し、取得した主成分得点に基づいて形容詞対の評価値を算出し、算出した評価値と形容詞対毎の感覚関連度とに基づいて当該位置の感覚毎の関連度を算出し、所定値を境界とする感覚毎の領域を図上に配置する領域配置工程とを備えたことを特徴とする音象徴語の感覚関連性分布図生成方法。
【請求項5】
 コンピュータを、複数の音象徴語を入力する入力手段、前記入力手段により入力された音象徴語を複数の形容詞対尺度について定量評価する定量評価手段、前記定量評価手段の定量評価結果に対して主成分分析を行い、上位の所定数の主成分を軸とした分布図上に、形容詞対の主成分負荷量に基づいて形容詞対の位置記号を配置し、音象徴語の主成分得点に基づいて音象徴語の位置記号を配置する位置配置手段、分布図の各位置について主成分得点を取得し、取得した主成分得点に基づいて形容詞対の評価値を算出し、算出した評価値と形容詞対毎の感覚関連度とに基づいて当該位置の感覚毎の関連度を算出し、所定値を境界とする感覚毎の領域を図上に配置する領域配置手段として機能させる音象徴語の感覚関連性分布図生成プログラム。

発明の名称 摂取量推定装置、摂取量推定方法およびプログラム
技術分野 IT, その他
出願番号 特願2014-133285
概要

【要約】
【課題】食事の際、特殊なカメラや機材を利用することなく実際の摂取量を推定することができる摂取量推定装置、摂取量推定方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】ユーザの口腔へ運ばれた食品を食品領域として検出する検出部と、検出部によって検出された食品
領域に対して画像認識処理を行い、食品の種類を認識する食品認識部と、食品の種類と該食品の種類の単位量あたりの特定量を対応づけて記憶する特定量記憶部と、食品認識部で認識された食品の種類に基づいて、該食品の種類に対応する単位量あたりの特定量を特定量記憶部から取得し、取得した特定量に基づいて口腔へ運ばれた食品の特定量をユーザの摂取量として推定する摂取量推定部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 ユーザの口腔を時系列に撮像することで取得された画像において、前記ユーザの前記口腔へ運ばれた食品を食品領域として検出する検出部と、前記検出部によって検出された前記食品領域に対して画像認識処理を行い、前記食品の種類を認識する食品認識部と、食品の種類と該食品の種類の単位量あたりの特定量を対応づけて記憶する特定量記憶部と、前記食品認識部で認識された前記食品の種類に対応する前記単位量あたりの特定量を前記特定量記憶部から取得し、取得した前記特定量に基づいて前記口腔へ運ばれた前記食品の前記特定量を前記ユーザの摂取量として推定する摂取量推定部とを備えることを特徴とする摂取量推定装置。
【請求項2】
 前記食品の種類の前記単位量あたりの特定量は、前記食品の単位量あたりの熱量または前記食品の単位量あたりの価格であることを特徴とする請求項1に記載の摂取量推定装置。

【請求項3】
 前記検出部は、前記取得した画像に基づいて、前記口腔と前記ユーザの手または食器とを検出し、前記口腔と前記手または前記食器とが所定距離接近したことを検出することで、前記口腔へ運ばれた前記食品を前記食品領域として検出することを特徴とする請求項1または2に記載の摂取量推定装置。
【請求項4】
 前記摂取量推定部において推定された前記摂取量を逐次記録する摂取量記録部を更に備え、前記摂取量記録部において逐次記録された前記摂取量の合計を前記ユーザの食事量とすることを特徴とする請求項1~3いずれか一項に記載の摂取量推定装置。
【請求項5】
 前記検出部によって検出された前記食事領域の大きさから前記口腔へ運ばれた前記食品の大きさを推定する食品量推定部を更に備え、前記摂取量推定部は、前記食品認識部で認識され、前記特定量記憶部から取得された前記食品の種類に対応する前記単位量あたりの特定量と、前記食品量推定部によって推定された前記食品の大きさとに基づいて、前記摂取量を推定することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の摂取量推定装置。
【請求項6】
 前記画像を取得する撮像部と、前記撮像部によって取得された前記画像に前記ユーザの顔または前記口腔が一定時間撮像されていない場合に警告を行う警告部を更に備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の摂取量推定装置。
【請求項7】
 ユーザの口腔を時系列に撮像することで取得された画像において、前記ユーザの前記口腔へ運ばれた食品を食品領域として検出する検出ステップと、検出された前記食品領域に対して画像認識処理を行い、前記食品の種類を認識する食品認識ステップと、 前記食品認識ステップで認識された前記食品の種類に対応する単位量あたりの特定量を、前記食品の種類と該食品の種類の単位量あたりの特定量を対応づけて記憶する特定量記憶部から取得し、取得した前記特定量に基づいて前記口腔へ運ばれた前記食品の前記特定量を前記ユーザの摂取量として推定する摂取量推定ステップとを備えることを特徴とする摂取量推定方法。
【請求項8】
請求項9に記載の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の名称 通信処理装置、通信処理方法、並びにプログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2014-125382
概要

【要約】
【課題】帯域フラグメンテーションの発生を抑制する。
【解決手段】コネクショングループ特定部は、エラスティック光ネットワークにおけるノードどうしを接続するパス経路に用いられる1つ以上のリンクの組み合わせからなるコネクショングループを特定する。パティション決定部は、コネクショングループ特定部により特定されたコネクショングループについて、同じパティションに割り当てられるコネクショングループが同一のリンクを共有していない制約条件を満足するように、波長割り当てのためのサブキャリアスロットを分割するパティションを構成するパティションユニットの数であるパティション数をより小さな値に決定する。本技術は、例えば、エラスティック光ネットワークにおける通信の設定を行う通信設定装置に適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 複数のノードがリンクを介して接続されて構成されるエラスティック光ネットワークにおける前記ノードどうしを接続するパス経路に用いられる1つ以上のリンクの組み合わせからなるコネクショングループを特定するコネクショングループ特定部と、前記コネクショングループ特定部により特定された前記コネクショングループについて、同じパティションに割り当てられる前記コネクショングループが同一のリンクを共有していない制約条件を満足するように、波長割り当てのためのサブキャリアスロットを分割するパティションを構成するパティションユニットの数であるパティション数をより小さな値に決定するパティション決定部とを備える通信処理装置。
【請求項2】
 前記パティション決定部による決定に従って割り当てられた前記パティションのインデックスが奇数および偶数のどちらであるかに従って、前記パティションにおける利用可能な連続スロットブロックのうち、最もインデックスの小さいブロックにコネクション要求を割り当てる処理と、最もインデックスの大きいブロックにコネクション要求を割り当てる処理とを切り替えて波長割り当てを行う波長割り当て処理部をさらに備える請求項1に記載の通信処理装置。
【請求項3】
 前記コネクショングループ特定部により特定された前記コネクショングループを頂点として、同一の前記リンクを共有する前記コネクショングループを辺としたグラフを生成するグラフ生成部をさらに備える請求項1に記載の通信処理装置。
【請求項4】
 前記パティション決定部は、前記グラフ生成部により生成された前記グラフを用いて、前記辺を介して隣接する前記頂点どうしが同じ色にならないように全ての頂点に彩色するグラフ色彩化問題を解くことにより、最小の前記パティション数を決定する請求項3に記載の通信処理装置。
【請求項5】
 前記パティション決定部は、前記グラフ生成部により生成された前記グラフを用いて、接続される前記辺が多い順番に従って前記頂点に優先的に前記パティションを割り当て、割り当ての対象となる前記頂点に隣接する他の前記頂点で使用されていない前記パティションのうち最も小さいインデックスの前記パティションを選択することを繰り返すことにより、前記パティション数を決定する請求項3に記載の通信処理装置。
【請求項6】
 複数のノードがリンクを介して接続されて構成されるエラスティック光ネットワークにおける前記ノードどうしを接続するパス経路に用いられる1つ以上のリンクの組み合わせからなるコネクショングループを特定し、その特定された前記コネクショングループについて、同じパティションに割り当てられる前記コネクショングループが同一のリンクを共有していない制約条件を満足するように、波長割り当てのためのサブキャリアスロットを分割するパティションを構成するパティションユニットの数であるパティション数をより小さな値に決定するステップを含む通信処理方法。
【請求項7】
 複数のノードがリンクを介して接続されて構成されるエラスティック光ネットワークにおける前記ノードどうしを接続するパス経路に用いられる1つ以上のリンクの組み合わせからなるコネクショングループを特定し、その特定された前記コネクショングループについて、同じパティションに割り当てられる前記コネクショングループが同一のリンクを共有していない制約条件を満足するように、波長割り当てのためのサブキャリアスロットを分割するパティションを構成するパティションユニットの数であるパティション数をより小さな値に決定するステップを含む通信処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の名称 文字入力装置及び文字入力システム
技術分野 IT
出願番号 特願2014-103436
概要

【課題】ユーザの負担を軽減し、文字入力の精度を向上する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 複数に分割された表示エリアを有し、少なくとも1つを除く表示エリアに文字を割り当てた複数の画像のデータを記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶される各画像を、所定の時間間隔でディスプレイに表示する表示処理手段と、ユーザから検出された脳波を入力し、ユーザが注視する表示エリアに文字を含む画像が表示されると前記画像を表示後の第1期間に変位するユーザの第1脳波を抽出するとともに、ユーザが入力対象の文字を含む画像の表示に応じてメンタルタスクを実行すると前記画像を表示後の第2期間に変位するユーザの第2脳波を抽出する抽出手段と、 前記表示処理手段が表示した画像と、前記抽出手段が抽出した第1脳波及び第2脳波から、ユーザにメンタルタスクが実行された入力対象の文字を識別する識別手段と、を備えることを特徴とする文字入力装置。
【請求項2】
 前記表示処理手段が表示した画像に応じてユーザから検出された脳波を入力し、同一の画像を表示後の所定期間に入力した脳波を加算平均して加算信号を求める加算手段をさらに備え、前記抽出手段は、前記加算手段で得られた加算信号から第1脳波及び第2脳波を抽出することを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
【請求項3】
 前記識別手段は、各表示エリアにおける文字の割り当ての有無と、複数の画像の表示後に取得された第1脳波とから、ユーザが注視する表示エリアを特定し、入力対象の文字を含む位置とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字入力装置。
【請求項4】
 前記識別手段は、第2脳波が変位する直前に表示された画像を入力対象の文字を含む画像と特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の文字入力装置。
【請求項5】
 前記第1脳波と、前記第2脳波とはそれぞれ視覚誘発電位で特定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の文字入力装置。
【請求項6】
 前記第1期間は、前記画像を表示後100~250msの期間であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の文字入力装置。
【請求項7】
 前記第2期間は、前記画像を表示後125~625msの期間であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の文字入力装置。
【請求項8】
 学習処理のタイミングにおいて、前記表示処理手段が各画像を複数回表示した後に加算信号から抽出された第1脳波を利用して学習処理により前記識別手段で利用する第1パラメータを求めるとともに、当該加算信号から抽出された第2脳波を利用して学習処理により前記識別手段で利用する第2パラメータを求める学習処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の文字入力装置。
【請求項9】
 ディスプレイと、ユーザの脳波を検出する電極と、複数に分割された表示エリアを有し、少なくとも1つを除く表示エリアに文字を割り当てた複数の画像のデータを記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶される各画像を、所定の時間間隔で前記ディスプレイに表示する表示処理手段と、前記電極でユーザから検出された脳波を入力し、ユーザが注視する表示エリアに文字を含む画像が表示されると前記画像を表示後の第1期間に変位するユーザの第1脳波を抽出するとともに、ユーザが入力対象の文字を含む画像の表示に応じてメンタルタスクを実行すると前記画像を表示後の第2期間に変位するユーザの第2脳波を抽出する抽出手段と、前記表示処理手段が表示した画像と、前記抽出手段が抽出した第1脳波及び第2脳波から、ユーザにメンタルタスクが実行された入力対象の文字を識別する識別手段とを有することを特徴とする文字入力装置と、を備えることを特徴とする文字入力システム。

発明の名称 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2014-99050
概要

【課題】階層的なタイプ別のサービス効果の分析を多層化する。
【解決手段】階層的因子分析部は、処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、階層的に分類された母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行い、タイプ分類部は、階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された母集団をタイプごとに分類する。そして、条件付き確率分布算出部は、階層的に分類された母集団についてタイプごとに条件付き確率分布を算出する。本技術は、例えば、タイプ別にサービス効果の分析を行う情報処理装置に適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、3層以上に階層的に分類された前記母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行う階層的因子分析部と、前記階層的因子分析部により階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された前記母集団をタイプごとに分類するタイプ分類部と、階層的に分類された前記母集団について前記タイプごとに条件付き確率分布を算出する条件付き確率分布算出部とを備える情報処理装置。
【請求項2】
 前記タイプ分類部により分類された前記タイプごとに、階層的に分類された前記母集団の構造方程式モデリングを作成する構造方程式モデリング部をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
 入力されたデータの変数について、3層以上に階層的に分類された前記母集団ごとに、度数分布、平均値および標準偏差、並びに、相関係数を算出する処理を行うデータ検討部をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
 前記階層的因子分析部は、各母集団の因子得点平均が0となるように規準化して因子分析する第1の階層的分析方法による因子分析を行い、各母集団における確認的因子分析を行う第2の階層的分析方法による因子分析を行い、前記第1の階層的分析方法による分析結果および前記第2の階層的分析方法による分析
結果を比較するための適合度指標を算出して提示し、いずれかの分析方法の選択を行わせる分析方法選択部をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
 前記階層的因子分析部による因子分析、前記タイプ分類部による前記タイプの分類、および、前記条件付き確率分布算出部による条件付き確率分布の算出の順番で、それぞれの処理を行わせる指示を入力する入力インタフェースが配置された操作画面が表示される請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
 処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、3層以上に階層的に分類された前記母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行い、 階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された前記母集団をタイプごとに分類し、階層的に分類された前記母集団について前記タイプごとに条件付き確率分布を算出するステップを含む情報処理方法。
【請求項7】
 処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、3層以上に階層的に分類された前記母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行い、階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された前記母集団をタイプごとに分類し、階層的に分類された前記母集団について前記タイプごとに条件付き確率分布を算出するステップを含む情報処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の名称 収音装置および収音方法、並びにプログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2014-39642
概要

【要約】
【課題】所望音源からの音波をより確実に抽出して音声認識装置に出力する収音装置を提供する。
【解決手段】収音装置11は、所望音源から到来する音波を観測する複数個のマイクロホンが直線的に配置された第1のマイクロホンアレー121と、第1のマイクロホンアレーに対して平行に、所望音源から見て第1のマイクロホンアレーよりも手前側に配置され、所望音源から到来する音波を観測する複数個のマイクロホンが直線的に配置された第2のマイクロホンアレーと122を備え、複数の第1の音波信号に含まれる所望音源からの音波と複数の第2の音波信号に含まれる所望音源からの音波との関係性、および、複数の第1の音波信号に含まれる所望音源以外の音源からの音波と複数の第2の音波信号に含まれる所望音源以外の音源からの音波との関係性に基づいて、所望音源から到来する音波を抽出する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、所望音源から到来する音波と前記所望音源以外の音源から到来する音波とを観測して得られる所定数の第1の音波信号を出力する第1のマイクロホンアレーと、前記第1のマイクロホンアレーに対して略平行に、前記所望音源から見て前記第1のマイクロホンアレーよりも手前側に配置され、直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、前記所望音源から到来する音波と前記所望音源以外の音源から到来する音波とを観測して得られる所定数の第2の音波信号を出力する第2のマイクロホンアレーと、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源からの音波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源からの音波の成分との関係性、および、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの音波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの音波の成分との関係性に基づいて、前記所望音源から到来する音波を抽出する抽出処理部とを備える収音装置。
【請求項2】
 前記第1および第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンでは、前記所望音源からの音波が球面状に広がりながら伝播する球面波として観測されるとともに、前記所望音源以外の音源からの音波が平面的に伝搬する平面波として観測され、前記抽出処理部は、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記球面波の成分と前記第2の音波信号に含まれる前記球面波の成分との関係性、並びに、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記平面波の成分と前記第2の音波信号に含まれる前記平面波の成分との関係性に基づいて、前記球面波を抽出する請求項1に記載の収音装置。
【請求項3】
 前記抽出処理部は、所定数の前記第1の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第1の周波数領域信号を算出する所定個数の第1の高速フーリエ変換部と、所定数の前記第2の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第2の周波数領域信号を算出する所定個数の第2の高速フーリエ変換部と、所定数の前記第1の周波数領域信号に対して、前記第1のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第1のマイクロホン
アレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第1の波数領域信号を求める第1の空間フーリエ変換部と、所定数の前記第2の周波数領域信号に対して、前記第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第2のマイクロホンアレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第2の波数領域信号を求める第2の空間フーリエ変換部と、前記第1の波数領域信号および前記第2の波数領域信号から、前記第1の音波信号または前記第2の音波信号に含まれる前記球面波の成分が空間フーリエ変換された球面波成分波数領域信号を算出する球面波抽出処理部とを有する請求項2に記載の収音装置。
(以下省略)