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発明の名称 通信端末装置、通信ネットワークシステム、通信方法及び通信プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2012-242584
概要

【要約】
【課題】直観的に連携対象の機器を指定し、煩雑な通信確立手順を経ることなく、連携機器間の接続を確立することができる通信端末装置を提供することを目的とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
 通信ネットワークに接続することによって、他の端末装置と通信する通信端末装置において、レーザ光を受信するための受光部を有する他の端末装置に向けて、該レーザ光を送信す
る発光部と、上記送信されたレーザ光を受信した上記他の端末装置からのコールバックを上記通信ネットワークを介して受信し、該他の端末装置と通信する通信部とを備え、上記レーザ光は、自己の識別情報に基づいて生成された識別信号を含んでおり、上記通信部で、上記他の端末装置からのコールバックを上記通信ネットワークを介して受信することによって、上記識別情報を該他の端末装置が受信したことを認識し、該他の端末装置を識別して、該他の端末装置との該通信ネットワークを介する通信を確立することを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】
 上記通信ネットワークは、インタネットを含み、上記識別情報は、当該通信端末装置のIPアドレスであることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
【請求項3】
 上記識別信号は、ランダムシードを含み、上記ランダムシードは、上記他の端末装置が有する秘密鍵によって暗号化されることを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
【請求項4】
 上記ランダムシードを生成する擬似乱数発生器を更に備えることを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
【請求項5】
 上記識別信号は、複数回反復して上記発光部から送信されることを特徴とする請求項1~4いずれか1項記載の通信端末装置。
【請求項6】
 上記他の端末装置からのコールバックには、該他の端末装置の機能を示す情報を含められることを特徴とする請求項1~5いずれか1項記載の通信端末装置。
【請求項7】
 通信ネットワークに接続することによって、他の通信端末装置と通信するレーザ受信通信端末装置において、レーザ光を送信する通信端末装置から送信されたレーザ光を受信する受光部と、上記受信したレーザ光に含まれる上記通信端末装置の識別信号に基づいて、該通信端末装置にコールバックを上記通信ネットワークを介して送信し、該通信端末装置と通信する
通信部とを備え、上記コールバックは、自己の識別情報及び自己の機能情報を含むことを特徴とするレーザ受信通信端末装置。
【請求項8】
 レーザ光を送信する発光部と、通信ネットワークと接続して、ネットワーク通信を行う通信部とを有する第1の通信端末装置と、上記送信されたレーザ光を受信する受光部と、上記通信ネットワークと接続して、ネットワーク通信を行う通信部とを有する第2の通信端末装置とを備え、上記レーザ光は、上記第1の通信端末装置の識別情報に基づいて生成された識別信号を含んでおり、上記第1の通信端末装置は、上記第2の通信端末装置からのコールバックを上記通信ネットワークを介して受信することによって、上記識別情報を該第2の通信端末装置が受信したことを認識し、該第2の通信端末装置を識別して、該第2の通信端末装置との該通信ネットワークを介する通信を確立することを特徴とする通信ネットワークシステム。
【請求項9】
上記ネットワークに接続され、公開鍵を有する認証サーバを更に備えることを特徴とする請求項8記載の通信ネットワークシステム。
【請求項10】
 通信ネットワークを用いた通信方法において、第1の通信端末装置によって、該第1の通信端末装置の識別情報に基づいて生成された識別信号を含むレーザ光を送信するステップと、
 第2の通信端末装置によって、上記送信されたレーザ光を受信し、上記識別信号によって上記第1の通信端末装置を認識し、該第1の通信端末装置にコールバックを上記通信ネ
ットワークを介して送信するステップと、 上記第1の通信端末装置によって、上記コールバックを上記通信ネットワークを介して受信することによって、該第2の通信端末装置を識別して、該第2の通信端末装置との該通信ネットワークを介する通信を確立するステップとを有する通信方法。
(以下省略)

発明の名称 人体模擬装置
技術分野 ものづくり
出願番号 特願2014-536617
概要

【要約】
 骨格を模して成型された骨格部(2)と、骨格部(2)の一部又は全部を覆うように骨格部(2)に取り付けられ、内部に粒子及び気体を充填する筋肉部(3)と、筋肉部(3)の骨格部(2)側に両端が取り付けられた伸縮自在のアクチュエータ(5)と、筋肉部(3)の内圧を調整する内圧調整部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 伸縮自在の筋肉伸縮部と、前記筋肉伸縮部の一部又は全部を覆うように設けられ、内部に粒子及び気体を充填する筋肉部と、前記筋肉部の内圧を調整する内圧調整部と、を備えたことを特徴とする人体模擬装置。
【請求項2】
 骨格を模して成型された骨格部、をさらに備え、前記筋肉伸縮部は、各端部が前記筋肉部又は前記骨格部に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の人体模擬装置。
【請求項3】
 前記内圧調整部は、前記筋肉部及び前記筋肉伸縮部に、気体を給気する給気部と、前記筋肉部から気体を吸引する気体吸引部と、を備え、前記筋肉部は、前記給気部により給気されることにより膨張し、前記気体吸引部により気体が吸引されることにより収縮し、前記筋肉伸縮部は、中空円筒形状を有し、前記気体充填部により内部に気体が送り込まれることにより軸方向に収縮し、前記中空円筒形状の内部圧力が大気圧になることにより軸方向に伸張することを特徴とする請求項1記載の人体模擬装置。
【請求項4】
 前記内圧調整部は、前記給気部により給気される気体の流量と、前記気体吸引部により吸引される気体の流量とを制御する制御部を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の人体模擬装置。
【請求項5】
 前記制御部は、
 前記給気部に前記筋肉伸縮部へ給気させると共に、前記気体吸引部により前記筋肉部から気体を吸引させることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項6】
 前記制御部は、前記給気部に前記筋肉伸縮部へ断続的に給気させることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項7】
 前記制御部は、前記気体吸引部により前記筋肉部から気体を吸引させると共に、前記給気部に前記筋肉部へ断続的に給気させることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項8】
 前記制御部は、前記気体吸引部により前記筋肉部から気体を吸引させる排気動作と、前記給気部に前記筋肉部へ給気させる給気動作とを、所定間隔で交互に行わせることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項9】
 外部環境変化を検出する検出部と、前記制御部は、 前記検出部による検出結果に基づいて、前記給気部により給気される気体の流量と、前記気体吸引部により吸引される気体の流量とを制御することを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項10】
 前記検出部は、振動、音声、圧力、静電容量のうち1以上を検出することを特徴とする請求項9記載の人体模擬装置。
【請求項11】
 前記筋肉部は、少なくとも前記骨格部の反対側が皮膚を模擬した皮膚シートで覆われていることを特徴とする請求項1記載の人体模擬装置。
【請求項12】
 内部に粒子及び気体が充填され、伸縮自在の筋肉伸縮部と、前記筋肉伸縮部の内圧を調整する内圧調整部と、を備えたことを特徴とする人体模擬装置。

発明の名称 トランジスタ最適負荷特性測定装置およびトランジスタ最適負荷特性測定方法
技術分野 ものづくり
出願番号 特願2012-187060
概要

【要約】
【課題】トランジスタの最適負荷特性を測定するにあたって、本来期待される動作周波数帯域での直接測定は従来の測定機材では難しく、また、コンピュータシミュレーションも困難である。
【解決手段】本発明によるトランジスタ最適負荷特性測定装置およびトランジスタ最適負荷特性測定方法では、トランジスタの特性を、入力信号の周波数に依存する寄生成分特性と、寄生成分特性以外の真性部特性に対する最適負荷特性とに分けてそれぞれに測定し、これらの測定結果に基づいてトランジスタ最適負荷特性を算出する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 任意の周波数帯域における特性を測定する対象となるトランジスタの各端子を接続する接続部と、前記接続部の入力側に入力することで前記トランジスタが大信号非線形動作を行う第1入力信号を生成し、前記特性のうち入力信号の周波数に依存する寄生成分特性を測定する際に前記大信号非線形動作時の前記接続部の出力側に入力する第2入力信号を生成し、か
つ、前記特性のうち前記寄生成分特性以外の真性部特性に対する最適負荷特性を測定する際に前記大信号非線形動作時の前記接続部の前記出力側に入力する第3入力信号を生成する入力信号生成部と、前記寄生成分特性を測定し、かつ、前記真性部特性に対する最適負荷特性を測定する測定部と、前記寄生成分特性の測定値と、前記真性部特性に対する最適負荷特性の測定値とに基づいて、前記トランジスタの前記特性を算出する演算部とを具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項2】
 請求項1に記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記第2入力信号の基本周波数は、前記任意の周波数帯域に含まれており、前記第3入力信号の基本周波数は、前記任意の周波数帯域より低い周波数帯域に含まれており、前記第1入力信号は、前記真性部特性に対する最適負荷特性を測定する際には前記第3入力信号に同期しているトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項3】
 請求項1または2に記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記接続部は、前記トランジスタのゲート、ドレインおよびソースを接続する第1接続端子、第2接続
端子および第3接続端子と、第1入力部が前記第2接続端子に接続された接続回路部とを具備し、前記接続部の前記入力側は、前記第1接続端子に導通した第1入力端子と、前記接続回路部の第2入力部に接続された第2入力端子とを具備し、前記接続部の前記出力側は、前記接続回路部の第1出力部に接続された第1出力端子と、前記接続回路部の第2出力部に接続された第2出力端子とを具備し、前記接続回路部は、前記第1入力部および前記第2入力部の間に接続された第1インピーダンス部と、前記第1インピーダンスに導通されて、かつ、前記第1出力部および前記第2出力部の間に接続された第2インピーダンス部とを具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項4】
 請求項1~3のいずれかに記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記測定部は、前記真性部特性に対する最適負荷特性をインピーダンスとして測定する第1測定部と、
 前記寄生成分特性をSパラメータ群として測定する第2測定部とを具備し、演算部は、前記Sパラメータ群をYパラメータ群に変換する変換部と、前記Yパラメータ群を前記真性部特性に対する最適負荷特性に加算して前記トランジスタの前記任意の周波数帯域における特性を算出する加算部とを具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項5】
 請求項4に記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記演算部は、前記特性の算出結果に基づいて、前記トランジスタに適合する負荷回路のパラメータを算出する設計部
をさらに具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項6】
 任意の周波数帯域における特性を測定する対象となるトランジスタの各端子を接続部に接続することと、前記特性のうち入力信号の周波数に依存する寄生成分特性を測定することと、
 前記特性のうち前記寄生成分特性以外の真性部特性に対する最適負荷特性を測定することと、前記寄生成分特性の測定値と、前記真性部特性に対する最適負荷特性の測定値とに基づ
いて、前記トランジスタの前記特性を算出することとを具備し、前記寄生成分特性を測定することは、前記トランジスタが入力すると大信号非線形動作を行う第1入力信号を生成することと、前記第1入力信号を前記接続部の入力部に入力することと、前記任意の周波数帯域より低い周波数帯域に含まれる基本周波数を有する第3入力信号を生成することと、前記第3入力信号を前記接続部の出力側に入力することとを具備するトランジスタ最適負荷特性測定方法。
(以下省略)

発明の名称 太陽電池およびその製造方法
技術分野 ものづくり, 新エネルギー/省エネルギー, ナノテクノロジー
出願番号 特願2012-183287
概要

【要約】
【課題】 量子効率の向上とキャリアの長寿命化を実現する太陽電池を提供する。
【解決手段】 太陽電池は、第1の導電型の半導体層と、第2の導電型の半導体層と、前記第1及び第2の導電型の半導体層の間に配置される半導体領域とを含み、前記半導体領域は、前記第1の導電型の半導体層に隣接する第1半導体層と、前記第1半導体上に形成される量子ドット層を含み、前記量子ドット層は、第1障壁層と、前記第1障壁層上に形成され面内密度が3.0×1011cm-2~5×1011cm-2、高さが1.5~2.0nmである量子ドットとを含む。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 第1の導電型の半導体層と、第2の導電型の半導体層と、前記第1及び第2の導電型の半導体層の間に配置される半導体領域と、を含み、前記半導体領域は、 前記第1の導電型の半導体層に隣接する第1半導体層と、前記第1半導体層上に形成される量子ドット層を含み、前記量子ドット層は、第1障壁層と、前記第1障壁層上に形成され面内密度が3.0×1011cm-2~5×1011cm-2、高さが1.5~2.0nmである量子ドットとを含むことを特徴とする太陽電池。
【請求項2】
 前記量子ドット層は、Type-Iバンド構造を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
【請求項3】
 前記量子ドット層は、Type-IIバンド構造を有し、前記量子ドット上に形成されて前記第1障壁層とともに前記量子ドットを挟み込む第2障壁層、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
【請求項4】
 波長1000nm以上の光に対する前記量子ドットからの発光の減衰時間が3~6nsであることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
【請求項5】
 波長1000nm以上の光に対する前記量子ドットからの発光の減衰時間が3~10nsであることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池。
【請求項6】
 前記障壁層はGaAsSbであり、前記量子ドットはInAsであることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の太陽電池。
【請求項7】
 前記半導体領域において、前記量子ドット層は、前記第2の導電型の半導体層から100~200nm離れた位置に配置されることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の太陽電池。
【請求項8】
 第1の導電型の半導体層上に、第1半導体層を介してアンチモン(Sb)を8~50%含む第1障壁層を形成し、前記第1障壁層上に、基板温度470~480℃で、量子ドットを面内密度3.0×1011cm-2~5×1011cm-2、平均高さ1.5~2.0nmに成長し、前記量子ドットの上方に、第2半導体層を介して第2の導電型の半導体層を形成することを特徴とする太陽電池の製造方法。
【請求項9】
 前記量子ドット上に第2障壁層を形成する工程、をさらに含み、前記第2障壁層上に前記第2半導体層を形成することを特徴とする請求項8に記載の太陽電池の製造方法。
【請求項10】
 前記第1障壁層の形成は、前記第1半導体層としてのGaAs層上に、GaAsSb層を形成し、 前記量子ドットの形成は、前記GaAsSb層上にInAs量子ドットを形成することを特徴とする請求項8又は9に記載の太陽電池の製造方法。

発明の名称 細胞識別装置及び細胞識別方法、並びに、細胞識別方法のプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
技術分野 ものづくり, ナノテクノロジー, 医工連携/ライフサイエンス
出願番号 特願2013-87534
概要

【要約】
【課題】
正常細胞の光路長変化量に基づいて算出した閾値を用いて、細胞に光を照射したときに計測される光路長変化量に基づいて細胞を識別することができる細胞識別装置又は細胞識別方法を提供すること。
【解決手段】
細胞に光を照射したときに計測される光路長変化量を用いて、前記細胞を識別する細胞識別装置であって、前記細胞を透過したときの前記光の強度に基づいて、前記光路長変化量を計測する計測手段と、正常細胞の光路長変化量に基づいて算出した閾値を用いて、前記細胞を識別する解析手段とを有する、ことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
 細胞に光を照射したときに計測される光路長変化量を用いて、前記細胞を識別する細胞識別装置であって、前記細胞を透過したときの前記光の強度に基づいて、前記光路長変化量を計測する計測手段と、正常細胞の光路長変化量に基づいて算出した閾値を用いて、前記細胞を識別する解析手段とを有することを特徴とする細胞識別装置。
【請求項2】
 前記解析手段は、前記正常細胞の複数の位置に対応する複数の光路長変化量を抽出し、抽出した前記複数の光路長変化量の平均値を算出し、算出した前記平均値を前記閾値とする、ことを特徴とする、請求項1に記載の細胞識別装置。
【請求項3】
 前記解析手段は、前記正常細胞の複数の位置に対応する複数の光路長変化量を抽出し、抽出した前記複数の光路長変化量について複数の平均値を算出し、算出した前記複数の平
均値においてエラーレートに基づいて前記閾値を設定することを特徴とする、請求項1に記載の細胞識別装置。
【請求項4】
 前記解析手段は、前記閾値以下の前記光路長変化量の前記細胞を正常な細胞とし、該閾値を越える該光路長変化量の該細胞を異常な細胞とする、ことを特徴とする、請求項1乃
至請求項3のいずれか一項に記載の細胞識別装置。
【請求項5】
 前記解析手段は、前記癌細胞の転移性癌細胞の複数の位置に対応する複数の光路長変化量に基づいて算出される第2の閾値を用いて、前記閾値を越え且つ前記第2の閾値以下の光路長変化量の癌細胞を転移性癌細胞とし、該第2の閾値を越える光路長変化量の癌細胞を非転移性癌細胞とする、ことを特徴とする、請求項4に記載の細胞識別装置。
【請求項6】
 前記解析手段は、前記正常細胞の複数の光路長変化量のうちの値が大きい方から所定の数の光路長変化量を抽出する、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか一項
に記載の細胞識別装置。
【請求項7】
 前記計測手段は、前記細胞を透過しない場合の前記光の強度と同一となるように、ピエゾ素子に電圧を印加して該細胞に照射する該光の光路長を変更し、印加した前記電圧に基
づいて前記光路長変化量を計測する、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の細胞識別装置。
【請求項8】
 計測した前記光路長変化量に基づいて、前記細胞の外形及び屈折率差若しくは位相差に対応する画像を生成する画像生成部と、生成した前記画像を表示する出力部とを更に有す
る、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の細胞識別装置。
【請求項9】
 複数の細胞に光を夫々照射して、複数の光路長変化量を計測する計測ステップと、正常細胞の光路長変化量に基づいて算出した閾値を用いて、前記複数の細胞を夫々識別する識別ステップとを含むことを特徴とする細胞識別方法。
【請求項10】
 前記識別ステップは、前記正常細胞の複数の位置に対応する複数の光路長変化量を抽出し、抽出した前記複数の光路長変化量の平均値を算出し、算出した前記平均値を前記閾値とすることを特徴とする、請求項9に記載の細胞識別方法。
【請求項11】
 前記識別ステップは、前記正常細胞の複数の位置に対応する複数の光路長変化量を抽出し、抽出した前記複数の光路長変化量について複数の平均値を算出し、算出した前記複数
の平均値においてエラーレートに基づいて前記閾値を設定することを特徴とする、請求項9に記載の細胞識別方法。
【請求項12】
 前記計測ステップは、前記細胞に照射する前記光の光路長を変更する変更ステップと、前記細胞を透過しない場合の前記光の強度と同一となるように、該細胞に照射する該光の
光路長を変更するフィードバック制御ステップとを含む、ことを特徴とする、請求項9乃至請求項11のいずれか一項に記載の細胞識別方法。
【請求項13】
 請求項9乃至請求項12のいずれか一項に記載の細胞識別方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項14】
 請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。