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発明の名称 表示装置および表示方法
技術分野 IT, ものづくり
出願番号 特願2012-255937
概要

【要約】
【課題】 画素単位で表示を行う表示装置において、アドレス期間の短縮と画質維持を両立する。
【解決手段】 マトリクス状に画素が配置される表示画面を有し画素単位の階調表示を行う表示装置において、連続する2フレーム分の画像データを取り込み、前記2フレームのうち、1フレーム目で前記表示画面の第1領域で複数ライン同時走査を行ない、残りの第2領域で線順次走査を行ない、2フレーム目で前記表示画面の前記第1領域で線順次走査を行ない、前記第2領域で複数ライン同時走査を行なう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 マトリクス状に配置される複数の画素を有する表示部と、連続する2フレーム分の画像データを取り込み、前記2フレーム分の画像データの画素値を決定するデータ決定部と、決定された画素値に基づいて前記表示部を駆動する駆動回路と、前記データ決定部で決定された画素値を1フレームごとに受け取り、画素ごとに、前記決定された画素値を階調表示するデータに変換し、前記変換されたデータを前記駆動回路に出力する変換部と、を備え、前記データ決定部は、前記2フレーム分の画像データのうち、1フレーム目で前記表示部の第1領域に含まれる画素と、2フレーム目で前記表示部の残りの第2領域に含まれる画素について、連続する複数の走査ラインにわたって前記走査ラインと直交する同じ列に並ぶ画素が同一の画素値をとるように画素値を決定し、前記1フレーム目の前記第2領域に含まれる画素と、前記2フレーム目の前記第1領域に含まれる画素に対して、各走査ラインの順次走査を許容する画素値を決定することを特徴とする表示装置。
【請求項2】
 前記データ決定部は、前記1フレーム目の前記第2領域に含まれる画素と、前記2フレーム目の前記第1領域に含まれる画素に対し、前記2フレーム目の前記第2領域と、前記1フレーム目の前記第1領域で前記同一の画素値が決定されたことにより生じる誤差を補正する補正値を決定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
 前記データ決定部は、前記誤差の補正が前記表示装置の階調レベルの範囲内で可能な場合は、前記走査ラインと直交する同じ列に並ぶ画素の画素値の平均または平均近傍の値を前記同一の画素値として決定し、前記誤差の補正が前記階調レベルの範囲を逸脱する場合は前記誤差を最小にする補正値を決定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
 前記表示装置は複数の走査電極を有し、前記駆動回路は、前記データ決定部で決定された画素値に基づいて、前記1フレーム目で前記表示部の前記第1領域で連続する複数の走査電極に対して同時に走査パルスを印加し、前記第2領域の各走査電極に対して異なるタイミングで走査パルスを印加し、前記2フレーム目で、前記第1領域の各走査電極に異なるタイミングで走査パルスを印加し、前記第2領域で前記連続する複数の走査電極に対して同時に走査パルスを印加することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の表示装置。
【請求項5】
 マトリクス状に画素が配置される表示画面を有し階調表示を行う表示装置において、連続する2フレーム分の画像データを取り込み、前記2フレームのうち、1フレーム目で前記表示画面の第1領域で複数ライン同時走査を行ない、残りの第2領域で線順次走査を行ない、2フレーム目で前記表示画面の前記第1領域で線順次走査を行ない、前記第2領域で複数ライン同時走査を行なう、ことを特徴とする表示方法。

【請求項6】
 前記2フレーム分の画像データのうち、1フレーム目の前記第1領域に含まれる画素と2フレーム目の前記第2領域に含まれる画素について、連続する複数の走査ラインにわたって前記走査ラインと直交する同じ列に並ぶ画素に対して同一の画素値を決定し、 前記1フレーム目の前記第2領域に含まれる画素と、前記2フレーム目の前記第1領域に含まれる画素について、各走査ラインの順次走査を許容する画素値を決定する工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の表示方法。

発明の名称 アンテナ
技術分野 IT
出願番号 特願2013-181530
概要

【要約】
【課題】多周波の特性を有するとともに、各帯域が可変であるアンテナ、すなわち多周波リコンフィギュラブルアンテナの構造を提供する。
【解決手段】アンテナを複数のアンテナ導体に分離し、これら複数のアンテナ導体を複数のインピーダンス回路部を介して直列に接続する。これら複数のインピーダンス回路部にバラクタなどの可変容量素子を設ける。複数の可変容量素子の容量値を適宜に変更することで、複数の使用可能周波数帯域ごとに特性を調整出来る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 給電部と、前記給電部の一方の端部に接続された第1導体と、前記第1導体に一方の端部が接続された第1インピーダンス回路部と、前記第1導体から分離され、かつ、前記第1インピーダンス回路部の他方の端部に接続された第2導体と、前記第2導体に一方の端部が接続された第2インピーダンス回路部と、前記第1導体および前記第2導体から分離され、かつ、前記第2インピーダンス回路部の他方の端部に接続された第3導体と、前記第3導体に一方の端部が接続されたビアと、前記第1~前記第3導体から分離され、かつ、前記ビアの他方の端部に接続された接続導体と、前記接続導体に一方の端部が接続された第3インピーダンス回路部と、前記第1~前記第3導体および前記接続導体から分離され、かつ、前記第3インピーダンス回路部に一方の端部が接続され、かつ、他方の端部が前記給電部の他方の端部に接続された線路導体とを具備し、前記第1インピーダンス回路部は、前記一方の端部および前記他方の端部の間に接続された第1インダクタと、前記第1インダクタに接続された第1バラクタとを具備し、 前記第2インピーダンス回路部は、前記一方の端部および前記他方の端部の間に接続された直列容量を具備し、前記第3インピーダンス回路部は、前記一方の端部および前記他方の端部の間に接続された第2インダクタと、前記第2インダクタに接続された第2バラクタとを具備する
 アンテナ。
【請求項2】
 請求項1に記載のアンテナにおいて、前記給電部の前記一方の端部に接続された第1接地導体と、前記線路導体の前記他方の端部に接続された第2接地導体と、前記第1接地導体および前記第2接地導体を接続する給電ビア群と、 前記ビアおよび前記給電ビアに貫通された基板とをさらに具備し、 前記基板の一方の表面には、前記第1~前記第3導体および前記第1接地導体が配置されており、前記基板の他方の表面には、前記接続導体、前記線路導体および前記第2接地導体が配置されており、 前記第1バラクタは、前記第1インダクタに並列または直列に接続されており、前記第2バラクタは、前記第2インダクタに並列または直列に接続されている アンテナ。
【請求項3】
 請求項1または2に記載のアンテナにおいて、前記直列容量は、直列バラクタを具備するアンテナ。
【請求項4】
 請求項3に記載のアンテナにおいて、前記給電部と並列に接続された並列バラクタをさらに具備するアンテナ。
【請求項5】
 請求項2に記載のアンテナにおいて、前記基板の前記一方の表面に配置され、前記給電部の他方の端部に接続された第4導体と、前記第4導体に一方の端部が接続された第4インピーダンス回路部と、前記基板の前記一方の表面に配置され、前記第1~前記第4導体および前記接続導体から分離され、かつ、前記第4インピーダンス回路部の他方の端部に接続された第5導体と、前記第5導体に一方の端部が接続された第5インピーダンス回路部と、前記基板の前記一方の表面に配置され、前記第1~前記第5導体および前記接続導体から分離され、かつ、前記第5インピーダンス回路部の他方の端部に接続された第6導体と前記基板を貫通し、前記第6導体に一方の端部が接続された他のビアと、前記基板の前記他方の表面に配置され、前記第1~前記第6導体および前記接続導体から分離され、かつ、前記他のビアの他方の端部に接続された他の接続導体と、 前記他の接続導体に一方の端部が接続され、かつ、他方の端部が前記線路導体の他方の端部に接続された第6インピーダンス回路部とをさらに具備し、前記第4インピーダンス回路部は、前記一方の端部および前記他方の端部の間に並列または直列に接続された第3バラクタおよび第3インダクタを具備し、前記第5インピーダンス回路部は、前記一方の端部および前記他方の端部の間に接続された他の直列容量を具備し、前記第6インピーダンス回路部は、前記一方の端部および前記他方の端部の間に並列または直列に接続された第4バラクタおよび第4インダクタを具備するアンテナ。
(以下省略)

発明の名称 通信端末装置、通信ネットワークシステム、通信方法及び通信プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2012-242584
概要

【要約】
【課題】直観的に連携対象の機器を指定し、煩雑な通信確立手順を経ることなく、連携機器間の接続を確立することができる通信端末装置を提供することを目的とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
 通信ネットワークに接続することによって、他の端末装置と通信する通信端末装置において、レーザ光を受信するための受光部を有する他の端末装置に向けて、該レーザ光を送信す
る発光部と、上記送信されたレーザ光を受信した上記他の端末装置からのコールバックを上記通信ネットワークを介して受信し、該他の端末装置と通信する通信部とを備え、上記レーザ光は、自己の識別情報に基づいて生成された識別信号を含んでおり、上記通信部で、上記他の端末装置からのコールバックを上記通信ネットワークを介して受信することによって、上記識別情報を該他の端末装置が受信したことを認識し、該他の端末装置を識別して、該他の端末装置との該通信ネットワークを介する通信を確立することを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】
 上記通信ネットワークは、インタネットを含み、上記識別情報は、当該通信端末装置のIPアドレスであることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
【請求項3】
 上記識別信号は、ランダムシードを含み、上記ランダムシードは、上記他の端末装置が有する秘密鍵によって暗号化されることを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
【請求項4】
 上記ランダムシードを生成する擬似乱数発生器を更に備えることを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
【請求項5】
 上記識別信号は、複数回反復して上記発光部から送信されることを特徴とする請求項1~4いずれか1項記載の通信端末装置。
【請求項6】
 上記他の端末装置からのコールバックには、該他の端末装置の機能を示す情報を含められることを特徴とする請求項1~5いずれか1項記載の通信端末装置。
【請求項7】
 通信ネットワークに接続することによって、他の通信端末装置と通信するレーザ受信通信端末装置において、レーザ光を送信する通信端末装置から送信されたレーザ光を受信する受光部と、上記受信したレーザ光に含まれる上記通信端末装置の識別信号に基づいて、該通信端末装置にコールバックを上記通信ネットワークを介して送信し、該通信端末装置と通信する
通信部とを備え、上記コールバックは、自己の識別情報及び自己の機能情報を含むことを特徴とするレーザ受信通信端末装置。
【請求項8】
 レーザ光を送信する発光部と、通信ネットワークと接続して、ネットワーク通信を行う通信部とを有する第1の通信端末装置と、上記送信されたレーザ光を受信する受光部と、上記通信ネットワークと接続して、ネットワーク通信を行う通信部とを有する第2の通信端末装置とを備え、上記レーザ光は、上記第1の通信端末装置の識別情報に基づいて生成された識別信号を含んでおり、上記第1の通信端末装置は、上記第2の通信端末装置からのコールバックを上記通信ネットワークを介して受信することによって、上記識別情報を該第2の通信端末装置が受信したことを認識し、該第2の通信端末装置を識別して、該第2の通信端末装置との該通信ネットワークを介する通信を確立することを特徴とする通信ネットワークシステム。
【請求項9】
上記ネットワークに接続され、公開鍵を有する認証サーバを更に備えることを特徴とする請求項8記載の通信ネットワークシステム。
【請求項10】
 通信ネットワークを用いた通信方法において、第1の通信端末装置によって、該第1の通信端末装置の識別情報に基づいて生成された識別信号を含むレーザ光を送信するステップと、
 第2の通信端末装置によって、上記送信されたレーザ光を受信し、上記識別信号によって上記第1の通信端末装置を認識し、該第1の通信端末装置にコールバックを上記通信ネ
ットワークを介して送信するステップと、 上記第1の通信端末装置によって、上記コールバックを上記通信ネットワークを介して受信することによって、該第2の通信端末装置を識別して、該第2の通信端末装置との該通信ネットワークを介する通信を確立するステップとを有する通信方法。
(以下省略)

発明の名称 人体模擬装置
技術分野 ものづくり
出願番号 特願2014-536617
概要

【要約】
 骨格を模して成型された骨格部(2)と、骨格部(2)の一部又は全部を覆うように骨格部(2)に取り付けられ、内部に粒子及び気体を充填する筋肉部(3)と、筋肉部(3)の骨格部(2)側に両端が取り付けられた伸縮自在のアクチュエータ(5)と、筋肉部(3)の内圧を調整する内圧調整部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 伸縮自在の筋肉伸縮部と、前記筋肉伸縮部の一部又は全部を覆うように設けられ、内部に粒子及び気体を充填する筋肉部と、前記筋肉部の内圧を調整する内圧調整部と、を備えたことを特徴とする人体模擬装置。
【請求項2】
 骨格を模して成型された骨格部、をさらに備え、前記筋肉伸縮部は、各端部が前記筋肉部又は前記骨格部に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の人体模擬装置。
【請求項3】
 前記内圧調整部は、前記筋肉部及び前記筋肉伸縮部に、気体を給気する給気部と、前記筋肉部から気体を吸引する気体吸引部と、を備え、前記筋肉部は、前記給気部により給気されることにより膨張し、前記気体吸引部により気体が吸引されることにより収縮し、前記筋肉伸縮部は、中空円筒形状を有し、前記気体充填部により内部に気体が送り込まれることにより軸方向に収縮し、前記中空円筒形状の内部圧力が大気圧になることにより軸方向に伸張することを特徴とする請求項1記載の人体模擬装置。
【請求項4】
 前記内圧調整部は、前記給気部により給気される気体の流量と、前記気体吸引部により吸引される気体の流量とを制御する制御部を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の人体模擬装置。
【請求項5】
 前記制御部は、
 前記給気部に前記筋肉伸縮部へ給気させると共に、前記気体吸引部により前記筋肉部から気体を吸引させることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項6】
 前記制御部は、前記給気部に前記筋肉伸縮部へ断続的に給気させることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項7】
 前記制御部は、前記気体吸引部により前記筋肉部から気体を吸引させると共に、前記給気部に前記筋肉部へ断続的に給気させることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項8】
 前記制御部は、前記気体吸引部により前記筋肉部から気体を吸引させる排気動作と、前記給気部に前記筋肉部へ給気させる給気動作とを、所定間隔で交互に行わせることを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項9】
 外部環境変化を検出する検出部と、前記制御部は、 前記検出部による検出結果に基づいて、前記給気部により給気される気体の流量と、前記気体吸引部により吸引される気体の流量とを制御することを特徴とする請求項4記載の人体模擬装置。
【請求項10】
 前記検出部は、振動、音声、圧力、静電容量のうち1以上を検出することを特徴とする請求項9記載の人体模擬装置。
【請求項11】
 前記筋肉部は、少なくとも前記骨格部の反対側が皮膚を模擬した皮膚シートで覆われていることを特徴とする請求項1記載の人体模擬装置。
【請求項12】
 内部に粒子及び気体が充填され、伸縮自在の筋肉伸縮部と、前記筋肉伸縮部の内圧を調整する内圧調整部と、を備えたことを特徴とする人体模擬装置。

発明の名称 トランジスタ最適負荷特性測定装置およびトランジスタ最適負荷特性測定方法
技術分野 ものづくり
出願番号 特願2012-187060
概要

【要約】
【課題】トランジスタの最適負荷特性を測定するにあたって、本来期待される動作周波数帯域での直接測定は従来の測定機材では難しく、また、コンピュータシミュレーションも困難である。
【解決手段】本発明によるトランジスタ最適負荷特性測定装置およびトランジスタ最適負荷特性測定方法では、トランジスタの特性を、入力信号の周波数に依存する寄生成分特性と、寄生成分特性以外の真性部特性に対する最適負荷特性とに分けてそれぞれに測定し、これらの測定結果に基づいてトランジスタ最適負荷特性を算出する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 任意の周波数帯域における特性を測定する対象となるトランジスタの各端子を接続する接続部と、前記接続部の入力側に入力することで前記トランジスタが大信号非線形動作を行う第1入力信号を生成し、前記特性のうち入力信号の周波数に依存する寄生成分特性を測定する際に前記大信号非線形動作時の前記接続部の出力側に入力する第2入力信号を生成し、か
つ、前記特性のうち前記寄生成分特性以外の真性部特性に対する最適負荷特性を測定する際に前記大信号非線形動作時の前記接続部の前記出力側に入力する第3入力信号を生成する入力信号生成部と、前記寄生成分特性を測定し、かつ、前記真性部特性に対する最適負荷特性を測定する測定部と、前記寄生成分特性の測定値と、前記真性部特性に対する最適負荷特性の測定値とに基づいて、前記トランジスタの前記特性を算出する演算部とを具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項2】
 請求項1に記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記第2入力信号の基本周波数は、前記任意の周波数帯域に含まれており、前記第3入力信号の基本周波数は、前記任意の周波数帯域より低い周波数帯域に含まれており、前記第1入力信号は、前記真性部特性に対する最適負荷特性を測定する際には前記第3入力信号に同期しているトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項3】
 請求項1または2に記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記接続部は、前記トランジスタのゲート、ドレインおよびソースを接続する第1接続端子、第2接続
端子および第3接続端子と、第1入力部が前記第2接続端子に接続された接続回路部とを具備し、前記接続部の前記入力側は、前記第1接続端子に導通した第1入力端子と、前記接続回路部の第2入力部に接続された第2入力端子とを具備し、前記接続部の前記出力側は、前記接続回路部の第1出力部に接続された第1出力端子と、前記接続回路部の第2出力部に接続された第2出力端子とを具備し、前記接続回路部は、前記第1入力部および前記第2入力部の間に接続された第1インピーダンス部と、前記第1インピーダンスに導通されて、かつ、前記第1出力部および前記第2出力部の間に接続された第2インピーダンス部とを具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項4】
 請求項1~3のいずれかに記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記測定部は、前記真性部特性に対する最適負荷特性をインピーダンスとして測定する第1測定部と、
 前記寄生成分特性をSパラメータ群として測定する第2測定部とを具備し、演算部は、前記Sパラメータ群をYパラメータ群に変換する変換部と、前記Yパラメータ群を前記真性部特性に対する最適負荷特性に加算して前記トランジスタの前記任意の周波数帯域における特性を算出する加算部とを具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項5】
 請求項4に記載のトランジスタ最適負荷特性測定装置において、前記演算部は、前記特性の算出結果に基づいて、前記トランジスタに適合する負荷回路のパラメータを算出する設計部
をさらに具備するトランジスタ最適負荷特性測定装置。
【請求項6】
 任意の周波数帯域における特性を測定する対象となるトランジスタの各端子を接続部に接続することと、前記特性のうち入力信号の周波数に依存する寄生成分特性を測定することと、
 前記特性のうち前記寄生成分特性以外の真性部特性に対する最適負荷特性を測定することと、前記寄生成分特性の測定値と、前記真性部特性に対する最適負荷特性の測定値とに基づ
いて、前記トランジスタの前記特性を算出することとを具備し、前記寄生成分特性を測定することは、前記トランジスタが入力すると大信号非線形動作を行う第1入力信号を生成することと、前記第1入力信号を前記接続部の入力部に入力することと、前記任意の周波数帯域より低い周波数帯域に含まれる基本周波数を有する第3入力信号を生成することと、前記第3入力信号を前記接続部の出力側に入力することとを具備するトランジスタ最適負荷特性測定方法。
(以下省略)