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発明の名称 感覚提示装置
技術分野 医工連携/ライフサイエンス
出願番号 特願2017-9414
概要

【要約】
【課題】嚥下障害のリハビリテーションにおいて、手技によらず、かつ嚥下感が得られやすい感覚提示装置を提供する。
【解決手段】感覚提示装置1は、頸皮膚に貼付される頸貼付部20と、前記頸貼付部が頸皮膚から剥離される方向に前記頸貼付部を牽引する牽引部30と、前記牽引部の牽引力を制御する制御部10とを備え、頸パッド20及び牽引部30によって装着者の頸皮膚を牽引又は弛緩させる。これにより、感覚提示装置1は、装着者に嚥下感を与えることができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 頸皮膚に貼付される頸貼付部と、前記頸貼付部が頸皮膚から剥離される方向に前記頸貼付部を牽引する牽引部と、前記牽引部の牽引力を制御する制御部とを備える感覚提示装置。
【請求項2】
 前記頸貼付部は、頸皮膚の少なくとも2か所に貼付され、前記牽引部は、前記少なくとも2か所に貼付された前記頸貼付部をそれぞれ牽引し、前記制御部は、前記頸貼付部をそれぞれ牽引する前記牽引部ごとに、牽引力を制御する請求項1に記載の感覚提示装置。
【請求項3】
 前記制御部は、食物の嚥下動作に基づいて予め定められた動作シーケンスによって前記牽引部の牽引力を制御する請求項1又は請求項2に記載の感覚提示装置。
【請求項4】
 吸熱又は発熱し、頬部に貼付される頬貼付部と、前記頬貼付部を頬部に貼付させ及び頬部から剥離させる頬貼付駆動部と、をさらに備え、前記制御部は、さらに前記頬貼付駆動部の貼付動作及び剥離動作を制御する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の感覚提示装置。
【請求項5】
 前記制御部は、さらに前記頬貼付部の吸熱又は発熱を制御する請求項4に記載の感覚提示装置。
【請求項6】
 前記制御部は、食物の嚥下動作に基づいて予め定められた動作シーケンスによって前記頬貼付駆動部の貼付動作及び剥離動作を制御する請求項4から請求項5のいずれか一項に記載の感覚提示装置。
【請求項7】
 呼吸動作を検出する呼吸動作検出部をさらに備え、前記制御部は、前記呼吸動作検出部が検出する呼吸動作に基づいて制御対象の各部を制御する 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の感覚提示装置。

発明の名称 思考支援システムおよび思考支援方法、並びにプログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-255642
概要

【要約】
【課題】プレイヤが思考することに対する弊害となることを回避する。
【解決手段】思考支援システムは、所定のルールに従って、ゲーム進行の単位であるターンが交互に行われ、各ターンにおけるゲーム内容が反映されることによって局面が進んでいくターン制の思考ゲームにおいて、現在の局面から、少なくとも2ターン以上の所定数先の局面である未来局面を生成する処理を行う支援処理部と、支援処理部により生成された未来局面を、思考ゲームをプレイするプレイヤに提示する処理を行う未来局面提示処理部とを備える。本技術は、例えば、将棋などの思考ゲームを行うAIに適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 所定のルールに従って、ゲーム進行の単位であるターンが交互に行われ、各ターンにおけるゲーム内容が反映されることによって局面が進んでいくターン制の思考ゲームにおいて、現在の局面から、少なくとも2ターン以上の所定数先の局面である未来局面を生成する処理を行う支援処理部と、前記支援処理部により生成された前記未来局面を、前記思考ゲームをプレイするプレイヤに提示する処理を行う未来局面提示処理部とを備える思考支援システム。
【請求項2】
 前記支援処理部は、第1の所定数先の前記未来局面と、前記第1の所定数よりも先に進んだ第2の所定数先の前記未来局面とを生成し、前記未来局面提示処理部は、第1の所定数先の前記未来局面および第2の所定数先の前記未来局面のうち、少なくとも一方を提示する処理を行う請求項1に記載の思考支援システム。
【請求項3】
 前記支援処理部により生成された複数パターンの前記未来局面を列挙して、前記プレイヤに提示する処理を行う未来局面列挙処理部をさらに備える請求項1または2に記載の思考支援システム。
【請求項4】
 前記支援処理部は、複数パターンの第1の所定数先の前記未来局面と、複数パターンの前記第1の所定数よりも先に進んだ第2の所定数先の前記未来局面とを生成し、前記未来局面列挙処理部は、複数パターンの前記第1の所定数先の前記未来局面、および、複数パターンの前記第2の所定数先の前記未来局面のうち、少なくとも一方を列挙する処理を行う請求項3に記載の思考支援システム。
【請求項5】
 前記未来局面列挙処理部は、前記プレイヤによる1回目の思考支援が要求されたときに、複数パターンの前記第2の所定数先の前記未来局面を列挙し、前記プレイヤによる2回目の思考支援が要求されたときに、複数パターンの前記第1の所定数先の前記未来局面を列挙する処理を行う請求項4に記載の思考支援システム。
【請求項6】
 前記未来局面列挙処理部により列挙された前記未来局面の中から、前記プレイヤが何れかの前記未来局面を選択する操作内容を取得する操作内容取得部をさらに備え、前記未来局面提示処理部は、前記プレイヤにより選択された前記未来局面を提示する処理を行う請求項3乃至5のいずれかに記載の思考支援システム。
【請求項7】
 前記プレイヤが対局している対局中の局面を表示する対局中局面表示領域、前記未来局面列挙処理部により列挙される複数の前記未来局面を表示する未来局面列挙領域、および、複数の前記未来局面の中から前記プレイヤにより選択された前記未来局面を表示する未来局面表示領域がレイアウトされた表示画面の表示制御を行う表示制御部をさらに備える請求項3乃至6に記載の思考支援システム。
【請求項8】
 前記表示制御部は、前記未来局面列挙領域が前記表示画面の上側の略半分に配置され、前記対局中局面表示領域が前記表示画面の下側の略半分における右側に配置され、前記未来局面表示領域が前記表示画面の下側の略半分における左側に配置されるレイアウトとなるように表示制御を行う請求項7に記載の思考支援システム。

発明の名称 ボイラ
技術分野 ものづくり
出願番号 特願2016-242453
概要

【要約】
【課題】構造が簡単でコンパクト化されていても高品質の過熱蒸気を得ることができ、しかもドライアウト点近傍で水管の劣化が加速される懸念がないボイラを提供することを課題とする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 上流側から下流側まで一本の流路で繋がっていて、上流側から給水される水管と、前記水管内を流れる環状流の蒸気中の液滴発生を抑制しつつ前記水管を加熱することで
、前記水管の下流側から過熱蒸気を放出させる加熱機構とを備えることを特徴とするボイラ。
【請求項2】
 複数本の前記水管を配列して備えていることを特徴とする請求項1に記載のボイラ。
【請求項3】
 前記水管の外周側に設けられたスペーサを備え、前記スペーサは、前記水管のドライアウト点から前記水管の上流側へ所定距離内の位置に配置されて、前記水管の周囲の空間を燃焼ガスが流動するガス上流側空間とガス下流側空間とに区分けており、前記水管内の水を蒸発させる蒸発部が前記ガス上流側空間に形成されているとともに、前記水管内に過熱蒸気を形成する過熱部が前記ガス下流側空間に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のボイラ。
【請求項4】
 前記水管がミニチャンネルであることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のボイラ。

発明の名称 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-235922
概要

【要約】
【課題】大量のデータから所望の分類結果を効果的に抽出する。
【解決手段】複数の観察対象を観察して得られる動き軌跡を、教師なしクラスタリングすることにより、観察対象ごとの位置および速度が、行動へ分類される。そして、複数の観察対象の全体についての行動の集合の特徴を表す特徴量を、教師なしクラスタリングすることにより、複数の観察対象の全体についての行動の集合が、活動へ分類される。本技術は、例えば、子供たちの活動のアノテーションを半自動化するシステムに適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 複数の観察対象を観察して得られる時系列データを教師なしクラスタリングすることにより、前記観察対象ごとの前記時系列データを、第1の分類項目へ分類する第1の分類部と、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合の特徴を表す特徴量を教師なしクラスタリングすることにより、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合を、第2の分類項目へ分類する第2の分類部とを備える情報処理装置。
【請求項2】
 前記第1の分類項目は、前記観察対象ごとの前記時系列データのデータ値、および、前記時系列データに対する処理を行って得られる処理結果で構成される請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
 前記第1の分類部により分類された前記観察対象ごとの前記第1の分類項目に基づいて、複数の前記観察対象の全体に対する前記特徴量を、任意の時間帯ごとに生成する特徴量生成部をさらに備える請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
 前記特徴量生成部は、前記特徴量として、複数の前記観察対象の全体で前記第1の分類項目が任意の時間帯ごとに出現した回数を計数したヒストグラムを生成する請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
 複数の前記観察対象が移動する位置を追跡した動き軌跡を、前記時系列データとして抽出する抽出部をさらに備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
 前記第1の分類部は、前記抽出部により抽出された前記観察対象ごとの前記動き軌跡に基づいて、前記観察対象ごとの行動を前記第1の分類項目として分類し、前記第2の分類部は、前記行動の集合に基づいて、複数の前記観察対象の全体についての活動を前記第2の分類項目として分類する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
 複数の観察対象を観察して得られる時系列データを教師なしクラスタリングすることにより、前記観察対象ごとの前記時系列データを、第1の分類項目へ分類し、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合の特徴を表す特徴量を教師なしクラスタリングすることにより、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合を、第2の分類項目へ分類するステップを含む情報処理方法。
【請求項8】
 複数の観察対象を観察して得られる時系列データを教師なしクラスタリングすることにより、前記観察対象ごとの前記時系列データを、第1の分類項目へ分類し、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合の特徴を表す特徴量を教師なしクラスタリングすることにより、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合を、第2の分類項目へ分類するステップを含む情報処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の名称 動き誘発装置および動き誘発プログラム
技術分野 ものづくり, その他
出願番号 特願2016-247988
概要

【要約】容易に所定箇所を圧迫して皮膚のずれを生じさせ、ユーザの動きを誘発する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 ユーザが装着することでユーザの動きを誘発する動き誘発装置であって、前記ユーザの装着部分を囲繞して配設されるフレームと、前記フレームの内面に備えられた流体アクチュエータを備え、前記流体アクチュエータは、流体が充填されることにより膨張し、対応箇所を加圧してユーザの皮膚の表面方向の微動を生じさせ、前記装着部分の回旋運動を誘発することを特徴とする動き誘発装置。
【請求項2】
 前記フレームは、前記流体アクチュエータの膨張に抗して前記流体アクチュエータを保持することを特徴とする請求項1に記載の動き誘発装置。
【請求項3】
 前記流体アクチュエータに流体を送出するポンプと、前記ポンプに、流体を送出する指示を送信する処理装置をさらに備え、前記ポンプは、前記処理装置の指示に応じて、前記流体アクチュエータに流体を送出することを特徴とする請求項1に記載の動き誘発装置。
【請求項4】
 前記流体アクチュエータの流体を排出および保持するバルブをさらに備え、前記処理装置は、前記バルブに、前記流体を排出または保持する指示を送信し、前記バルブは、前記処理装置の指示に応じて、前記流体アクチュエータの流体を排出または保持することを特徴とする請求項3に記載の動き誘発装置。
【請求項5】
 複数の前記流体アクチュエータと、前記複数の流体アクチュエータのそれぞれに対応する前記複数のポンプを備えるとともに、前記処理装置が読み出し可能で、前記ポンプの識別子と、前記ポンプに対応する前記流体アクチュエータが膨張することにより誘発される動きとを対応づけた動きデータを記憶する記憶装置を備え、前記処理装置は、前記動きデータを参照して、所望の動きに対応するポンプに、流体を送出する指示を送信し、ユーザに前記所望の動きを誘発することを特徴とする請求項3に記載の動き誘発装置。
【請求項6】
 前記フレームは、前記ユーザの腰部を囲繞して配設され、前記ユーザの左前に対応する位置に配設される第1流体アクチュエータと、前記ユーザの右前に対応する位置に配設される第2流体アクチュエータと、前記ユーザの左後に対応する位置に配設される第3流体アクチュエータと、前記ユーザの右後に対応する位置に配設される第4流体アクチュエータと、前記第1ないし第4流体アクチュエータのそれぞれに対応する第1ポンプ、第2ポンプ、第3ポンプおよび第4ポンプを備え、前記動きデータは、前記第2ポンプの識別子および第3ポンプの識別子と、左回旋運動を対応づけるデータ、前記第1ポンプの識別子および第4ポンプの識別子と、右回旋運動を対応づけるデータ、前記第1ポンプの識別子および第2ポンプの識別子と、前並進運動を対応づけるデータ、前記第3ポンプの識別子および第4ポンプの識別子と、後並進運動を対応づけるデータ、前記第1ポンプの識別子および第3ポンプの識別子と、左並進運動を対応づけるデータ、および
 前記第2ポンプの識別子および第4ポンプの識別子と、右並進運動を対応づけるデータ
のうちの少なくとも一つのデータを備える
 ことを特徴とする請求項5に記載の動き誘発装置。
【請求項7】
 ユーザが装着することでユーザの動きを誘発する動き誘発装置に用いられる動き誘発プログラムであって、前記動き誘発装置は、前記ユーザの装着部分を囲繞して配設されるフレームと、前記フレームの内側に配設され、流体が充填されることにより膨張し、対応箇所を加圧してユーザの皮膚の表面方向の微動を生じさせ、前記装着部分の回旋運動を誘発する複数の流体アクチュエータと、前記複数の流体アクチュエータのそれぞれに対応し、対応する流体アクチュエータに流体を送出する複数のポンプと、前記ポンプに、流体を送出する指示を送信するコンピュータと、前記ポンプの識別子と、前記ポンプに対応する前記流体アクチュエータが膨らむことにより誘発される動きとを対応づけた動きデータを記憶し、前記コンピュータが読み出し可能な記憶装置を備え、前記動き誘発プログラムは、前記コンピュータに、前記動きデータを参照して、所望の動きに対応するポンプに、流体の指示を送信し、ユーザに前記所望の動きを誘発する手段として機能させることを特徴とする動き誘発プログラム。