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発明の名称 プロジェクタ装置、映像信号補正装置、映像信号補正方法及びプログラム
技術分野 IT, その他
出願番号 特願2010-163336
概要

【要約】

【課題】
プロジェクタ装置で映像を投影する場合における映像補正が、投影面の反射特性を考慮し、かつ動的な変化に対処できるようにする。

【解決手段】
投影された映像を撮像して得られた撮像映像の画素ごとの各色成分の輝度値を計測する投影面輝度計測部130と、投影面輝度計測部で計測された画素ごとの各色成分の輝度値に基づいて、映像中の基準点の輝度に対する輝度の変化率を示す配光マップを算出する配光特性算出部140と、投影面輝度計測部で計測された画素ごとの各色成分の輝度値を、配光マップを用いて正規化して、応答関数を算出する応答関数算出部150とを備える。そして、入力映像信号の画素ごとの各色成分の輝度値を、応答関数及び配光マップを利用して補正し、補正された映像信号を得、その補正された映像信号による映像を投影させる。

【特許請求の範囲】

【請求項1】
入力又は生成した映像信号による映像を投影するプロジェクタ装置であって、
投影された映像を撮像して得られた撮像映像の画素ごとの各色成分の輝度値を計測する投影面輝度計測部と、
前記投影面輝度計測部で計測された画素ごとの各色成分の輝度値に基づいて、映像中の基準点の輝度に対する輝度の変化率を示す配光マップを算出する配光特性算出部と、
前記投影面輝度計測部で計測された画素ごとの各色成分の輝度値を、前記配光マップを用いて正規化して、応答関数を算出する応答関数算出部と、
前記入力又は生成した映像信号の画素ごとの各色成分の輝度値を、前記応答関数及び前記配光マップを利用して補正し、補正された映像信号を得る補正処理部と、
前記補正処理部で補正された映像信号による映像を投影する投影部とを備えたプロジェクタ装置。

【請求項2】
基準となる全面が白色の映像を投影させた際の前記投影面輝度計測部で計測された画素ごとの各色成分の輝度値に基づいて、前記応答関数算出部で基準応答関数を算出し、算出された基準応答関数を初期値として前記補正処理部での補正を実行させ、
前記投影面輝度計測部で計測されたリアルタイムの輝度値と、設定された応答関数によって前記補正処理部で補正された映像の輝度値との差から誤差を検出し、その検出された誤差が最小となるように応答関数を補正する
請求項1記載のプロジェクタ装置。

【請求項3】
前記投影部で投影される映像のぶれを検出する投影ぶれ検出部を設け、
前記投影ぶれ検出部で検出した投影ぶれにより、前記補正処理部で補正する画素位置を補正する
請求項1又は2記載のプロジェクタ装置。

【請求項4】
入力又は生成した映像信号を投影状態に応じて補正してプロジェクタ装置に供給する映像信号補正装置であって、
投影された映像を撮像して得られた撮像映像の画素ごとの各色成分の輝度値を計測する投影面輝度計測部と、
前記投影面輝度計測部で計測された画素ごとの各色成分の輝度値に基づいて、映像中の基準点の輝度に対する輝度の変化率を示す配光マップを算出する配光特性算出部と、
前記投影面輝度計測部で計測された画素ごとの各色成分の輝度値を、前記配光マップを用いて正規化して、応答関数を算出する応答関数算出部と、
前記入力又は生成した映像信号の画素ごとの各色成分の輝度値を、前記応答関数及び前記配光マップを利用して補正し、補正された映像信号を得る補正処理部と、
前記補正処理部で補正された映像信号を出力して前記プロジェクタ装置に供給する出力部とを備えた映像信号補正装置。

【請求項5】
入力又は生成した映像信号による映像をプロジェクタ装置から投影する際の投影状態に応じて補正する映像信号補正方法であって、
投影された映像を撮像して得られた撮像映像の画素ごとの各色成分の輝度値を計測する投影面輝度計測処理と、
前記投影面輝度計測処理で計測された画素ごとの各色成分の輝度値に基づいて、映像中の基準点の輝度に対する輝度の変化率を示す配光マップを算出する配光特性算出処理と、
前記投影面輝度計測処理で計測された画素ごとの各色成分の輝度値を、前記配光マップを用いて正規化して、応答関数を算出する応答関数算出処理と、
前記入力した映像信号の画素ごとの各色成分の輝度値を、前記応答関数及び前記配光マップを利用して補正し、補正された映像信号を得、補正された映像信号を投影用の映像信号とする補正処理とを実行する映像信号補正方法。

(以下、詳細は特許公報をご参照ください)

発明の名称 画像ランキング方法、プログラム及び記憶媒体並びに画像表示システム
技術分野 IT, その他
出願番号 特願2010-109454
概要

【特許請求の範囲】

【請求項1】
少なくとも位置情報がメタデータとして付された画像を検索し、検索された画像のランキングを作成する装置の方法であって、
検索対象の画像についてのクエリと場所情報とを含む入力を受け付けるステップと、
前記クエリに基づき、前記画像を検索するステップと、
前記検索された画像の特徴量を抽出し、抽出された特徴量に基づいて前記検索された各画像間の類似度を求めるステップと、
前記検索された画像の前記メタデータ内の位置情報により示された位置と前記入力された場所情報により示された位置との距離を算出するステップと、
前記類似度と前記距離とを用いて、前記ランキングを作成するステップと、を含むことを特徴とする、ランキングを作成する方法。

【請求項2】
少なくとも位置情報がメタデータとして付された画像を検索し、検索された画像のランキングを作成するシステムであって、
検索対象の画像についてのクエリと場所情報とを含む入力を受け付ける入力受付部と、
前記クエリに基づき、前記画像を検索する検索部と、
前記検索された画像の特徴量を抽出し、抽出された特徴量に基づいて前記検索された各画像間の類似度を求める類似度作成部と、
前記検索された画像の前記メタデータ内の位置情報により示された位置と前記入力された場所情報により示された位置との距離を算出する距離算出部と、
前記類似度と前記距離を用いて、前記ランキングを作成するランキング計算部と、を備えたことを特徴とする、ランキングを作成するシステム。

【請求項3】
前記入力受付部は、前記ランキングを作成する際の前記類似度と前記距離の重みづけの入力をさらに受け付けるものであることを特徴とする請求項2記載のランキングを作成するシステム。

【請求項4】
前記入力受付部は、複数の前記場所情報の入力を受け付けるものであり、
前記距離算出部は、前記複数の場所情報の各々について、前記距離を算出するものであり、
前記ランキング計算部は、前記類似度と、算出された複数の前記距離とを用いて、前記ランキングを作成することを特徴とする請求項2または3に記載のランキングを作成するシステム。

【請求項5】
前記距離が小さいほど前記ランキングに対して大きなバイアスをかけることを特徴とする、請求項2乃至4のいずれかに記載のランキングを作成するシステム。

【請求項6】
前記距離が大きいほど前記ランキングに対して大きなバイアスをかけることを特徴とする、請求項2乃至4のいずれかに記載のランキングを作成するシステム。

【請求項7】
前記類似度作成部は、前記検索された画像の視覚特徴量を抽出するとともに、前記検索された画像の前記メタデータ内のテキスト情報からテキスト特徴量ベクトルを抽出し、抽出された前記視覚的特徴量と前記テキスト特徴量とに基づいて前記類似度を求めるものであることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のランキングを作成するシステム。

【請求項8】
前記類似度作成部は、複数の画像から前記類似度を求めるものであることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のランキングを作成するシステム。

【請求項9】
前記類似度作成部は、類似度行列を作成するものであり、
前記距離算出部によって算出された距離に基づきバイアスベクトルを作成するバイアス作成部をさらに備え、
前記ランキング計算部は、前記類似度行列と前記バイアスベクトルとを用いて、下記(1)式を反復計算することによりランキングを作成するものであることを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載のランキングを作成するシステム。
R=α(S×R)+(1-α)P ・・・(1)
但し、
Rは、ランキング値、
Sは、類似度行列、
Pは、バイアスベクトル、
αは、バイアスの強さを調整するパラメータ(0<=α<=1)、である。

【請求項10】
コンピュータを、請求項2乃至9のいずれかに記載のランキングを作成するシステムとして機能させるためのプログラム。

発明の名称 通信装置及び通信方法
技術分野 IT
出願番号 特願2010-105851
概要

【特許請求の範囲】

【請求項1】
近隣の他の通信装置との間で双方向に無線信号の送信及び受信を行う通信装置において、
前記無線信号の受信処理を行う無線信号受信部と、
前記無線信号の送信処理を行う無線信号送信部と、
OFDM方式のデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号からガードインターバルを検出するOFDM信号受信部と、
測位用時刻情報又はタイミング情報を受信する測位信号受信部と、
前記無線信号送信部での送信処理を行うための通信タイミングを、前記無線信号受信部で受信した信号に基づいて設定すると共に、前記OFDM信号受信部が受信して得たガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正する通信タイミング設定部とを備え、
前記通信タイミング設定部は、前記測位信号受信部で測位信号を受信できた場合に、受信した測位信号に含まれる時刻情報又はタイミング情報を、前記無線信号送信部から送信させ、前記測位信号の受信に成功しない場合に、前記OFDM信号受信部が受信して得たガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正する処理を実行することを特徴とする通信装置。

【請求項2】
請求項1記載の通信装置において、
前記測位信号はGPS信号であり、GPS信号を受信して時刻情報を取得してから一定期間、受信したGPS信号に含まれる時刻情報又はタイミング情報を、前記無線信号送信部から送信させることを特徴とする通信装置。

【請求項3】
請求項1又は2記載の通信装置において、
前記通信タイミング設定部は、通信タイミングを決めるクロックのカウンタのカウント値を、前記OFDM信号受信部が受信して得た同期タイミング成分に基づいて補正することを特徴とする通信装置。

【請求項4】
請求項1又は2記載の通信装置において、
前記通信タイミング設定部は、通信タイミングを決めるクロックを生成させる発振器の発振周波数を、前記OFDM信号受信部が受信して得た同期タイミング成分に基づいて補正することを特徴とする通信装置。

【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の通信装置において、
前記通信タイミング設定部は、前記無線信号受信部が受信した無線信号の送信相手側での送信タイミングのずらし量の情報を取得し、その取得したずらし量と、自身の通信タイミングのずらし量とを用いて、次の自身の送信タイミングのずらし量を求め、その求めたずらし量の情報を、次の送信タイミングの送信データに含めることを特徴とする通信装置。

【請求項6】
複数台の通信装置の間で双方向に無線信号の送信及び受信を行う通信方法において、
OFDM方式のデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号からガードインターバルを検出し、
測位信号を受信して、その受信した測位信号に含まれる測位用時刻情報又はタイミング情報を検出し、
前記無線信号の送信処理を行うための通信タイミングを、前記無線信号の受信処理で得た受信信号に基づいて設定すると共に、前記ガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正し、
さらに、前記測位信号を受信できた場合に、受信した測位信号に含まれる時刻情報又はタイミング情報を、送信する無線信号に含ませて送信させ、前記測位信号の受信に成功しない場合に、前記ガードインターバルの検出タイミングに基づいて前記通信タイミングを補正する処理を実行することを特徴とする通信方法。

発明の名称 無線通信装置、及び無線通信システム並びに送信タイミング制御方法
技術分野 IT
出願番号 特願2010-89238
概要

【要約】

【課題】
通信タイミングを管理する基準局を必要とせず、自律分散的に通信タイミングを制御すること。

【解決手段】
複数の無線通信装置を含む無線通信システムにおける1の無線通信装置は、のこぎり波により示される位相に従って、該位相が最大値となるタイミングで、パルスを送信するように制御する送信タイミング制御部と、該送信タイミング制御部により制御されるタイミングに従って、パルスを送信する送信部とを有する。送信タイミング制御部は、他の無線通信装置からパルスを受信したときの位相が所定の閾値未満である場合には位相を零にし、該他の無線通信装置からパルスを受信したときの位相が所定の閾値以上である場合には前記位相が最大値となった後、該最大値から前記位相を減算した値に設定する。

【特許請求の範囲】

【請求項1】
複数の無線通信装置を含む無線通信システムにおける1の無線通信装置であって、
のこぎり波により示される位相に従って、該位相が最大値となるタイミングで、パルスを送信するように制御する送信タイミング制御部と、
該送信タイミング制御部により制御されるタイミングに従って、パルスを送信する送信部と
を有し、
前記送信タイミング制御部は、他の無線通信装置からパルスを受信したときの位相が所定の閾値未満である場合には位相を零にし、該他の無線通信装置からパルスを受信したときの位相が所定の閾値以上である場合には前記位相が最大値となった後、該最大値から前記位相を減算した値に設定する無線通信装置。

【請求項2】
請求項1に記載の無線通信装置において、
前記送信タイミング制御部は、データを収集すべき他の無線通信装置へデータを送信する場合、該他の無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期よりも短い周期に、当該無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期を設定し、
さらに、前記閾値をθ、前記他の無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期をT0、前記無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期をTとした場合に、
2((T0/T)-1)<θ≦2-(T0/T)
により示される閾値に従って、前記位相を制御する無線通信装置。

【請求項3】
請求項2に記載の無線通信装置において、
前記送信部によりパルスが送信された後に、一定時間アクティブモードに遷移させるモード制御部
を有し、
前記モード制御部は、アクティブモードの時間>前記他の無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期-前記無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期となるように、前記アクティブモードの時間を設定する無線通信装置。

【請求項4】
請求項1に記載の無線通信装置において、
前記送信タイミング制御部は、データを拡散すべき他の無線通信装置からのデータを送信する場合、前記他の無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期をT0、前記無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期をTとした場合に、
2T/3<T0
となるように、当該無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期を設定し、
さらに、前記閾値をθとした場合に、
θ≦2(1-(T0/T))
により示される閾値に従って、前記位相を制御する無線通信装置。

【請求項5】
請求項4に記載の無線通信装置において、
前記送信部によりパルスが送信されるべき前に、一定時間アクティブモードに遷移させるモード制御部
を有し、
前記モード制御部は、アクティブモードの時間<前記無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期-前記他の無線通信装置が従うべきのこぎり波の周期となるように、前記アクティブモードの時間を設定する無線通信装置。

(以下、詳細は特許公報をご参照ください)

発明の名称 通信装置および通信システム
技術分野 IT
出願番号 特願2010-83168
概要

【特許請求の範囲】

【請求項1】
通信信号を第1の他の通信装置から受信する信号受信手段と、
前記第1の他の通信装置から、前記第1の他の通信装置から前記通信信号を受信する第2の他の通信装置への第1の通信路の状態を表す情報である第1の通信路情報と、自分の通信装置から前記第2の他の通信装置への第2の通信路の状態を表す情報である第2の通信路情報とに基づいて、前記通信信号の全サブキャリアを複数のサブバンドに分割することにより得られる各サブバンドの前記第2の通信路の状態が、そのサブバンドの前記第1の通信路の状態と同一になるように、各サブキャリアの重みを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記各サブキャリアの重みに基づいて、そのサブキャリアの前記通信信号のうちの前記第2の他の通信装置に送信する信号である送信信号に重み付けを行う重み付け手段と、
前記重み付け手段により重み付けされた前記送信信号を前記第2の他の通信装置に送信する送信手段と
を備える通信装置。

【請求項2】
前記決定手段は、前記送信信号の送信電力を前記サブバンドごとに一定にするするための正規化係数、並びに、そのサブバンドの各サブキャリアの前記第1の通信路の伝搬路推定値および前記第2の通信路の伝搬路推定値の複素共役を乗算し、その結果得られる乗算値を、そのサブキャリアの重みに決定する
請求項1に記載の通信装置。

【請求項3】
前記サブバンドのサブキャリア数は、前記通信信号の拡散利得の整数倍である
請求項1に記載の通信装置。

【請求項4】
前記第2の通信装置から前記第1の通信路情報を受信する情報受信手段
をさらに備える
請求項1に記載の通信装置。

【請求項5】
通信信号を第1の通信装置から受信する第2の通信装置と第3の通信装置から構成される通信システムにおいて、
前記第2の通信装置は、
前記通信信号を前記第1の通信装置から受信する第1の信号受信手段と、
前記第1の通信装置から前記第2の通信装置への第1の通信路の状態を表す情報である第1の通信路情報を、前記第3の通信装置に送信する情報送信手段と
を備え、
前記第3の通信装置は、
前記通信信号を前記第1の通信装置から受信する第2の信号受信手段と、
前記第2の通信装置から前記第1の通信路情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段により受信された前記第1の通信路情報と、前記第3の通信装置から前記第2の通信装置への第2の通信路の状態を表す情報である第2の通信路情報とに基づいて、前記通信信号の全サブキャリアを複数のサブバンドに分割することにより得られる各サブバンドの前記第2の通信路の状態が、そのサブバンドの前記第1の通信路の状態と同一になるように、各サブキャリアの重みを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記各サブキャリアの重みに基づいて、そのサブキャリアの前記通信信号のうちの前記第2の通信装置に送信する信号である送信信号に重み付けを行う重み付け手段と、
前記重み付け手段により重み付けされた前記送信信号を前記第2の通信装置に送信する送信手段と
を備える
通信システム。