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おもてなし規格認証2019 KAIKA Awards 特選紹介事例を受賞

開放特許情報

特許情報

発明の名称 認証システム
技術分野 IT
出願日 平成27年1月29日
出願番号 特願2015-560958
公開番号 WO2015/119043
登録番号
出願人 国立大学法人電気通信大学
発明者 峰山 一男
李 陽
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概要 【要約】
RFIDがRFIDリーダライタの直近に存在することを確認するために、RFIDが発するサイドチャネルを受信して、相関係数を算出する。相関係数が所定の閾値以上であれば、当該RFIDはRFIDリーダライタの直近に実在する真正のRFIDであることが判るので、リレー攻撃によるクラッキングを未然に防ぐことが可能になる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 秘密鍵を保持し、外部から受信するチャレンジ値と前記秘密鍵を用いて応答値を算出する応答値演算部を有する被認証装置と、前記被認証装置に対し、前記チャレンジ値の送信及び前記応答値の受信を行うメインチャネル送受信回路と、前記応答値演算部が演算処理にて発する物理的変化をアナログのサイドチャネル信号として受信するサイドチャネル信号受信回路と、前記メインチャネル送受信回路から受信する前記応答値の真贋を検証すると共に、前記サイドチャネル信号受信回路から受信する前記サイドチャネル信号の真贋を検証する照合
処理部とを具備する、認証システム。
【請求項2】
 前記照合処理部は、前記サイドチャネル信号受信回路から受信した前記サイドチャネル信号をデジタルデータに変換した受信サイドチャネルデータと、前記秘密鍵と前記チャレンジ値を用いて演算処理にて生成したサイドチャネルモデルデータとの類似性を算出し、所定の閾値と比較する、請求項1に記載の認証システム。
【請求項3】
 前記照合処理部は、前記受信サイドチャネルデータと前記サイドチャネルモデルデータとの相関係数を算出する、請求項2に記載の認証システム。
【請求項4】
 更に、前記チャレンジ値を生成するチャレンジ値生成部と、前記秘密鍵と前記チャレンジ値を用いて演算処理にて前記サイドチャネルモデルデータを生成するサイドチャネルデータ生成部とを具備する、請求項3に記載の認証システム。
【請求項5】
 更に、
 前記被認証装置を一意に識別するID情報が格納されるID情報フィールドと、前記秘密鍵が格納される秘密鍵フィールドと、前記チャレンジ値が格納されるチャレンジ値フィールドと、前記秘密鍵と前記チャレンジ値を用いて演算処理にて生成される前記サイドチャネルモデルデータが格納されるサイドチャネルモデルデータフィールドと、該当レコードが使用済みであるか否かを示すフラグ情報が格納される使用済みフラグフィールドとを有する被認証装置テーブルとを具備し、前記照合処理部が認証処理において使用した前記被認証装置テーブルにおけるレコードの、前記使用済みフラグフィールドは、認証処理が遂行された際に使用済みである旨が記録される、請求項3に記載の認証システム。
【請求項6】
 秘密鍵を保持し、外部から受信するチャレンジ値と前記秘密鍵を用いて応答値を算出する応答値演算部を有する被認証装置と、前記被認証装置に対し、前記チャレンジ値の送信を行うメインチャネル送信回路と、前記応答値演算部が演算処理にて発する物理的変化をアナログのサイドチャネル信号として受信するサイドチャネル信号受信回路と、前記被認証装置を一意に識別するID情報が格納されるID情報フィールドと、前記秘密鍵が格納される秘密鍵フィールドとを有する被認証装置テーブルと、前記サイドチャネル信号受信回路から受信した前記サイドチャネル信号をデジタルデータに変換した受信サイドチャネルデータに対し、前記被認証装置テーブルの全レコードの前記秘密鍵フィールドに格納される秘密鍵と前記チャレンジ値を用いて演算処理にて生成したサイドチャネルモデルデータが最も類似するレコードを特定することで、前記被認証装置のID情報の特定と真贋を判定する照合処理部とを具備する、認証システム。
【請求項7】
 前記照合処理部は、前記受信サイドチャネルデータと前記サイドチャネルモデルデータとの相関係数を算出する、請求項6に記載の認証システム。

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