発明の名称 | 触覚提示装置 |
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技術分野 | ものづくり |
出願日 | 平成28年7月15日 |
出願番号 | 特願2016-140594 |
公開番号 | 特開2018-10582 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
ヤェム ヴィボル
岡崎 龍太 梶本 裕之 |
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概要 | 【要約】リアリティのある触覚をユーザーに提示する。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ユーザーの所定箇所の皮膚と接した状態で装着される装着部と、前記装着部に取り付けられ、前記所定箇所の皮膚に接触する電極部と、前記電極部の前記皮膚との接触位置をシフトさせるシフト部材と、前記電極部に印加するパルス電圧により、前記所定箇所の皮膚に、特定の空間解像度の圧覚および特定の周波数の振動感覚を提示し、前記シフト部材による前記電極部の前記皮膚との接触位置のシフトにより、前記所定箇所の皮膚に、前記特定の空間解像度よりも低い空間解像度の皮膚ずれ感覚および前記特定の周波数よりも高周波の振動感覚を提示する制御部とを備える触覚提示装置。 【請求項2】 前記制御部は、前記電極部に印加するパルス電圧の極性の設定により、メルケル細胞をターゲットにしたパルス電圧の印加による圧覚の提示と、マイスナー小体をターゲットにしたパルス電圧の印加による前記特定の周波数の振動感覚の提示とを選択的に行うようにした請求項1に記載の触覚提示装置。 【請求項3】 前記制御部は、前記シフト部材による前記電極部の一方のシフトと他方のシフトを組み合わせた振動を行うことで、パチニ小体をターゲットにした刺激による前記高周波の振動感覚の提示を行い、前記振動による刺激時よりも前記電極部を大きくシフトさせることで、ルフィニ終末をターゲットにした刺激による皮膚ずれ感覚の提示を行う請求項1又は2に記載の触覚提示装置。 【請求項4】 前記シフト部材はモーターであり、前記制御部は、前記モーターに対して一方の極性のパルス電圧と他方の極性のパルス電圧とを与えて前記電極部を振動させて、前記パチニ小体をターゲットにした刺激を行うと共に、前記モーターに対して一方の極性の電圧を与えて前記電極部を大きくシフトさせる請求項3に記載の触覚提示装置。 【請求項5】 前記電極部は、皮膚と接触する箇所に、所定間隔で配置した複数の電極素子を備え、前記制御部は、前記パルス電圧を、前記複数の電極素子に順に供給する請求項1~4のいずれか1項に記載の触覚提示装置。 【請求項6】 前記所定箇所は指であり、前記電極部は、指の腹の皮膚と接触するようにして、指の腹に対して触覚を提示する 請求項1~5のいずれか1項に記載の触覚提示装置。 |
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