発明の名称 | 解析装置、解析方法、プログラム、および解析システム |
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技術分野 | IT |
出願日 | 平成28年8月3日 |
出願番号 | 特願2016-152521 |
公開番号 | 特開2018-22308 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
岡村 健太
沼尾 雅之 |
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概要 | 【要約】 【課題】より正確な待ち時間の推定を低コストで行う。 【解決手段】滞在期間推定部は、店舗に配置されているアクセスポイントにより、携帯端末から送信されるプローブ要求が受信されたことが記録された受信記録を参照し、プローブ要求に含まれているMACアドレスのハッシュ値により分類される携帯端末ごとに、携帯端末を所持する人物が、所定エリアに滞在している滞在期間を推定する。待ち時間推定部は、滞在期間推定部により推定された複数の人物ごとの滞在期間に基づいて、それぞれの人物が店舗に入って、サービスを受けるまでに待つことになる待ち時間を推定する。本技術は、例えば、待ち時を推定するシステムに適用できる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定エリアに配置されている無線通信用の無線基地局により、前記無線基地局からの応答を要求するために携帯端末から送信される要求信号が受信されたことが記録された受信記録を参照し、前記要求信号に含まれている認識情報により分類される前記携帯端末ごとに、前記携帯端末を所持する人物が、前記所定エリアに滞在している滞在期間を推定する滞在期間推定部と、前記滞在期間推定部により推定された複数の前記人物ごとの前記滞在期間に基づいて、それぞれの前記人物が前記所定エリアに入って、前記所定エリアで提供されるサービスを受けるまでに待つことになる待ち時間を推定する待ち時間推定部とを備える解析装置。 【請求項2】 前記滞在期間推定部は、前記要求信号を受信した受信時刻を含む所定時間を前記人物が前記所定エリアに滞在している最小滞在期間とし、前記最小滞在期間よりも長く設定された最大結合間隔以下で同一の前記認識情報を含む前記要求信号が2回以上受信されているとき、最初の前記最小滞在期間から最後の前記最小滞在期間までを、同一の前記認識情報で識別される前記人物の前記滞在期間として推定する請求項1に記載の解析装置。 【請求項3】 前記要求信号に含まれている前記認識情報に従って、前記携帯端末を所持する人物を分類する分類部をさらに備える請求項1または2に記載の解析装置。 【請求項4】 事前に求められた複数の前記滞在期間の平均値を中心とした前記滞在期間の所定区間を滞在判定区間とし、所定の前記人物の前記滞在期間が前記滞在判定区間に含まれる場合、その人物が前記所定エリアに入ったものと判定する判定部をさらに備える請求項1乃至3のいずれかに記載の解析装置。 【請求項5】 前記判定部は、前記所定エリアで前記待ち時間が発生している場合、前記滞在判定区間を規定する両端の滞在期間のうち、長い方の前記滞在期間を延長する 請求項4に記載の解析装置。 【請求項6】 前記待ち時間推定部は、前記所定エリアで同時にサービスを提供可能な人数である許容人数、および、前記所定エリアにおいてサービスの提供に要する時間の平均値である平均サービス時間を事前に設定しておき、前記判定部により前記所定エリアに入ったと判定された前記人物の人数を変数として、前記待ち時間を算出する請求項4または5に記載の解析装置。 【請求項7】 前記人物の行動をシミュレーションする行動モデル部、および、前記行動モデル部においてシミュレーションされた前記人物の行動に伴って前記無線基地局により受信された前記要求信号をモニタリングして前記受信記録を生成するモニタリング部を構築するシミュレーション実行部をさらに備え、少なくとも前記滞在期間推定部および前記待ち時間推定部は、前記シミュレーション実行部により生成された前記受信記録を用いて処理を行う請求項1乃至6のいずれかに記載の解析装置。 【請求項8】 ネットワークを介して前記無線基地局と通信を行って前記受信記録を収集する受信記録収集部をさらに備え、少なくとも前記滞在期間推定部および前記待ち時間推定部は、ユーザの要求に応じて、前記受信記録収集部により収集された前記受信記録を用いて処理を行い、その処理の結果 |
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