発明の名称 | 機能的電気刺激システム、及び機能的電気刺激方法 |
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技術分野 | ものづくり, その他 |
出願日 | 平成29年4月4日 |
出願番号 | 特願2017-74607 |
公開番号 | 特開2018-175020 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
上平 倫太郎
横井 浩史 |
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概要 | 【要約】 【課題】適用部位にかかわらず安定的かつ継続的な筋収縮の誘発を可能にする機能的電気刺激を実現する。 【解決手段】機能的電気刺激システムは、運動点の移動位置に対応して配置される複数の電極対に印加される周期的な刺激パターンを生成する刺激生成部と、前記刺激パターンに基づいて、前記複数の電極対の中から刺激対象の電極対を選択する電極選択部と、前記電極選択部で選択された電極対に所定のタイミングで所定波形の刺激電圧を印加する電気刺激部とを有し、前記刺激パターンは、前記複数の電極対の間で刺激印加のタイミングをシフトさせたパターンである。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 運動点の移動位置に対応して配置される複数の電極対に印加される周期的な刺激パターンを生成する刺激生成部と、前記刺激パターンに基づいて、前記複数の電極対の中から刺激対象の電極対を選択する電極選択部と、前記電極選択部で選択された電極対に所定のタイミングで所定波形の刺激電圧を印加する電気刺激部と、を有し、前記刺激パターンは、前記複数の電極対の間で刺激印加のタイミングをシフトさせたパターンであることを特徴とする機能的電気刺激システム。 【請求項2】 前記刺激印加のタイミングを、前記運動点の移動方向と対応する方向にシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の機能的電気刺激システム。 【請求項3】 筋収縮による筋または関節の変位量を計測する計測部と、検知された前記変位量に基づき、前記筋収縮による運動点の移動方向に沿って配置される複数の電極対の中から刺激を印加すべき電極対を選択する電極選択部と、選択された前記電極対に所定波形の刺激電圧を印加する電気刺激部と、を有する機能的電気刺激システム。 【請求項4】 前記変位量に基づき、前記運動点の位置を推定する運動点推定部、をさらに有し、前記電極選択部は、前記運動点推定部の推定結果に基づいて電極対を選択することを特徴とする請求項3に記載の機能的電気刺激システム。 【請求項5】 前記変位量と前記運動点の位置を関連付けた情報を記憶するメモリ、をさらに有し、前記電極選択部は、前記メモリに記憶された情報を参照して電極対を選択することを特徴とする請求項3に記載の機能的電気刺激システム。 【請求項6】 前記所定波形の刺激電圧は、所定周波数の交流電流を低周波で変調したバースト波形を有することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の機能的電気刺激システム。 【請求項7】 筋収縮に伴って移動する運動点の位置を特定し、複数の電極対を前記運動点の移動に対応する位置に配置し、前記複数の電極対に、所定の刺激電圧を周期的なパターンでタイミングをずらしながら順次印加して筋収縮を誘発する、ことを特徴とする機能的電気刺激方法。 【請求項8】 筋収縮に伴って移動する運動点の位置を特定し、複数の電極対を前記運動点の移動に対応する位置に配置し、前記筋収縮により運動する筋または関節の変位量を検知し、前記変位量に基づいて、前記複数の電極対の中から刺激を印加する1以上の電極対を選択し、選択した前記電極対に所定波形の刺激電圧を印加する、ことを特徴とする機能的電気刺激方法。 【請求項9】 前記刺激電圧は、前記変位量に応じて異なるタイミングで印加されることを特徴とする請求項8に記載の機能的電気刺激方法。 |
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