発明の名称 | 撮像画像処理装置および方法、撮像画像処理プログラム並びに撮像画像処理システム |
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技術分野 | IT |
出願日 | 平成25年8月5日 |
出願番号 | 特願2013-162727 |
公開番号 | 特開2015-33059 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
木谷 真実 クリス
堀田 高大 |
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概要 | 【課題】高速に回転しているボールに内蔵されたカメラによって撮影された撮像画像に基づいて、あたかもボールが回転していないかのような擬似直進映像を合成して表示させる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被写体を結像する光学系および撮像素子を有する撮像部が設けられた回転体であって、空中を回転しながら移動する前記回転体によって前記移動とともに時系列に撮影された複数枚の撮像画像を取得する撮像画像取得部と、前記複数枚の撮像画像の中から、前記回転体の撮像部が回転方向について同じ方向を向いている間に撮影された複数枚の単一方向画像を抽出する画像抽出部と、前記複数枚の単一方向画像に基づいて疑似直進映像を生成して表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする撮像画像処理装置。 【請求項2】 前記複数枚の単一方向画像に対して歪み除去処理を施す歪み除去処理部を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像画像処理装置。 【請求項3】 前記歪み除去処理部が、前記光学系による歪みと前記撮像素子のローリングシャッタ動作による歪みとの両方を除去するものであることを特徴とする請求項2記載の撮像画像処 置装置。 【請求項4】 所定のフレームの前記単一方向画像と、該所定のフレームの前または後の少なくとも一方のフレームの撮像画像とを合成して視野拡張画像を生成する画像合成部を備え、前記表示制御部が、前記視野拡張画像に基づいて前記疑似直進映像を生成して表示させるものであることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の撮像画像処理装置。 【請求項5】 前記画像合成部が、さらに時間的に連続する前記視野拡張画像同士を合成して合成視野拡張画像を生成するものであり、前記表示制御部が、前記合成視野拡張画像に基づいて前記疑似直進映像を生成して表示させるものであることを特徴とする請求項4記載の撮像画像処理装置。 【請求項6】 前記画像合成部が、前記合成を行う際、グラフカットアルゴリズムを用いて合成対象の重なり領域内のカットラインを求めるものであることを特徴とする請求項4または5記載の撮像画像処理装置。 【請求項7】 前記画像合成部が、前記重なり領域における色差と前記重なり領域となっている境界からの距離とを前記グラフカットアルゴリズムにおけるコストとして用いるものであることを特徴とする請求項6記載の撮像画像処理装置。 【請求項8】 時間的に連続する前記合成視野拡張画像に基づいて、前記合成視野拡張画像間のフレームを補間する補間画像を生成する画像補間部を備え、前記表示制御部が、前記合成視野拡張画像と前記補間画像とに基づいて前記疑似直進映像を生成して表示させるものであることを特徴とする請求項5記載の撮像画像処理装置。 【請求項9】 前記画像補間部が、時間的に連続する2つの前記合成視野拡張画像に基づいて中間画像を生成し、時間的に連続する前記中間画像に基づいて、前記中間画像間のフレームを補間する前記補間画像を生成するものであり、前記表示制御部が、前記中間画像と前記補間画像とに基づいて前記疑似直進映像を生成して表示させるものであることを特徴とする請求項8記載の撮像画像処理装置。 【請求項10】 被写体を結像する光学系および撮像素子を有する撮像部が設けられた回転体であって、空中を回転しながら移動し、該移動とともに時系列に複数枚の撮像画像を撮影する回転体と、請求項1から9いずれか1項記載の撮像画像処理装置とを備えたことを特徴とする撮像画像処理システム。 【請求項11】 前記回転体が、楕円体形状であることを特徴とする請求項10項記載の撮像画像処理システム。 【請求項12】 前記回転体の本体が、アメリカンフットボールであることを特徴とする請求項11記載の撮像画像処理システム。 【請求項13】 被写体を結像する光学系および撮像素子を有する撮像部が設けられた回転体であって、空中を回転しながら移動する前記回転体によって前記移動とともに時系列に撮影された複数枚の撮像画像を取得し、前記複数枚の撮像画像の中から、前記回転体の撮像部が回転方向について同じ方向を向いている間に撮影された複数枚の単一方向画像を抽出し前記複数枚の単一方向画像に基づいて疑似直進映像を生成して表示させることを特徴とする撮像画像処理方法。 (以下省略) |
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