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開放特許情報

特許情報

発明の名称 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム
技術分野 IT
出願日 平成26年5月12日
出願番号 特願2014-99050
公開番号 特開2015-194978
登録番号
出願人 国立大学法人電気通信大学
発明者 椿 美智子
徳富 雄典
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概要 【課題】階層的なタイプ別のサービス効果の分析を多層化する。
【解決手段】階層的因子分析部は、処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、階層的に分類された母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行い、タイプ分類部は、階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された母集団をタイプごとに分類する。そして、条件付き確率分布算出部は、階層的に分類された母集団についてタイプごとに条件付き確率分布を算出する。本技術は、例えば、タイプ別にサービス効果の分析を行う情報処理装置に適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、3層以上に階層的に分類された前記母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行う階層的因子分析部と、前記階層的因子分析部により階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された前記母集団をタイプごとに分類するタイプ分類部と、階層的に分類された前記母集団について前記タイプごとに条件付き確率分布を算出する条件付き確率分布算出部とを備える情報処理装置。
【請求項2】
 前記タイプ分類部により分類された前記タイプごとに、階層的に分類された前記母集団の構造方程式モデリングを作成する構造方程式モデリング部をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
 入力されたデータの変数について、3層以上に階層的に分類された前記母集団ごとに、度数分布、平均値および標準偏差、並びに、相関係数を算出する処理を行うデータ検討部をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
 前記階層的因子分析部は、各母集団の因子得点平均が0となるように規準化して因子分析する第1の階層的分析方法による因子分析を行い、各母集団における確認的因子分析を行う第2の階層的分析方法による因子分析を行い、前記第1の階層的分析方法による分析結果および前記第2の階層的分析方法による分析
結果を比較するための適合度指標を算出して提示し、いずれかの分析方法の選択を行わせる分析方法選択部をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
 前記階層的因子分析部による因子分析、前記タイプ分類部による前記タイプの分類、および、前記条件付き確率分布算出部による条件付き確率分布の算出の順番で、それぞれの処理を行わせる指示を入力する入力インタフェースが配置された操作画面が表示される請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
 処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、3層以上に階層的に分類された前記母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行い、 階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された前記母集団をタイプごとに分類し、階層的に分類された前記母集団について前記タイプごとに条件付き確率分布を算出するステップを含む情報処理方法。
【請求項7】
 処理対象となる全体の母集団を、特定の属性に従って階層的に複数の母集団に分類し、3層以上に階層的に分類された前記母集団に対して共通性と異質性を把握できるモデルを仮定して因子分析を行い、階層的に因子分析が行われた分析結果に基づいて、階層的に分類された前記母集団をタイプごとに分類し、階層的に分類された前記母集団について前記タイプごとに条件付き確率分布を算出するステップを含む情報処理をコンピュータに実行させるプログラム。

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