発明の名称 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
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技術分野 | IT |
出願日 | 平成28年12月5日 |
出願番号 | 特願2016-235922 |
公開番号 | 特開2018-92421 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
中村 友昭
長井 隆行 池田 佳那 |
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概要 | 【要約】 【課題】大量のデータから所望の分類結果を効果的に抽出する。 【解決手段】複数の観察対象を観察して得られる動き軌跡を、教師なしクラスタリングすることにより、観察対象ごとの位置および速度が、行動へ分類される。そして、複数の観察対象の全体についての行動の集合の特徴を表す特徴量を、教師なしクラスタリングすることにより、複数の観察対象の全体についての行動の集合が、活動へ分類される。本技術は、例えば、子供たちの活動のアノテーションを半自動化するシステムに適用できる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の観察対象を観察して得られる時系列データを教師なしクラスタリングすることにより、前記観察対象ごとの前記時系列データを、第1の分類項目へ分類する第1の分類部と、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合の特徴を表す特徴量を教師なしクラスタリングすることにより、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合を、第2の分類項目へ分類する第2の分類部とを備える情報処理装置。 【請求項2】 前記第1の分類項目は、前記観察対象ごとの前記時系列データのデータ値、および、前記時系列データに対する処理を行って得られる処理結果で構成される請求項1に記載の情報処理装置。 【請求項3】 前記第1の分類部により分類された前記観察対象ごとの前記第1の分類項目に基づいて、複数の前記観察対象の全体に対する前記特徴量を、任意の時間帯ごとに生成する特徴量生成部をさらに備える請求項1または2に記載の情報処理装置。 【請求項4】 前記特徴量生成部は、前記特徴量として、複数の前記観察対象の全体で前記第1の分類項目が任意の時間帯ごとに出現した回数を計数したヒストグラムを生成する請求項3に記載の情報処理装置。 【請求項5】 複数の前記観察対象が移動する位置を追跡した動き軌跡を、前記時系列データとして抽出する抽出部をさらに備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 【請求項6】 前記第1の分類部は、前記抽出部により抽出された前記観察対象ごとの前記動き軌跡に基づいて、前記観察対象ごとの行動を前記第1の分類項目として分類し、前記第2の分類部は、前記行動の集合に基づいて、複数の前記観察対象の全体についての活動を前記第2の分類項目として分類する請求項5に記載の情報処理装置。 【請求項7】 複数の観察対象を観察して得られる時系列データを教師なしクラスタリングすることにより、前記観察対象ごとの前記時系列データを、第1の分類項目へ分類し、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合の特徴を表す特徴量を教師なしクラスタリングすることにより、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合を、第2の分類項目へ分類するステップを含む情報処理方法。 【請求項8】 複数の観察対象を観察して得られる時系列データを教師なしクラスタリングすることにより、前記観察対象ごとの前記時系列データを、第1の分類項目へ分類し、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合の特徴を表す特徴量を教師なしクラスタリングすることにより、複数の前記観察対象の全体についての前記第1の分類項目の集合を、第2の分類項目へ分類するステップを含む情報処理をコンピュータに実行させるプログラム。 |
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