発明の名称 | 応力センサ、応力センサシステム |
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技術分野 | ものづくり |
出願日 | 平成28年3月25日 |
出願番号 | 特願2017-509919 |
公開番号 | WO2016/158776 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 | 古川 怜 |
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概要 | 【要約】本応力センサは、発生した応力を光の波長変化に変換する応力センサであって、第1の色素を分散させたコアと、所定の励起光によって励起された前記第1の色素の発光波長を励起波長として発光する第2の色素を分散させたクラッドと、を有し、前記コアの入射端から入射した前記所定の励起光を含む照明光を、発生した応力の大きさに応じた波長の光に変換して前記コアの出射端で得ることを特徴とする。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 発生した応力を光の波長変化に変換する応力センサであって、第1の色素を分散させたコアと、所定の励起光によって励起された前記第1の色素の発光波長を励起波長として発光する第2の色素を分散させたクラッドと、を有し、前記コアの入射端から入射した前記所定の励起光を含む照明光を、発生した応力の大きさに応じた波長の光に変換して前記コアの出射端で得ることを特徴とする応力センサ。 【請求項2】 前記第2の色素の発光波長は可視光域にあることを特徴とする請求項1に記載の応力センサ。 【請求項3】 前記第1の色素の発光波長は可視光域にあることを特徴とする請求項2に記載の応力センサ。 【請求項4】 前記コア及び前記クラッドは、一体としてファイバ型光導波路またはスラブ型光導波路を形成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の応力センサ。 【請求項5】 前記照明光を、前記クラッドへ入射させず前記コアの入射端から入射させる照明光入射補助部材を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の応力センサ。 【請求項6】 前記照明光入射補助部材は、前記クラッドへの前記照明光の入射を防ぐ遮光マスク、または前記コアへ前記照明光が入射するように集光する集光レンズであることを特徴とする請求項5に記載の応力センサ 。 【請求項7】 発生した応力に応じた光の波長変化に基づいて前記応力を検知する応力センサシステムであって、請求項1乃至6の何れか1項に記載の応力センサと、前記照明光を前記コアの入射端に入射させる光源と、前記コアの出射端で得られる光の波長を検出する光検出器と、を有することを特徴とする応力センサシステム。 【請求項8】 前記光検出器は、前記コアの出射端で得られる光を画像として取得する撮影手段と、前記画像に基づいて前記コアの出射端で得られる光の波長を認識する画像処理手段と、備えていることを特徴とする請求項7に記載の応力センサシステム。 【請求項9】 前記応力センサを複数個備え、前記光源は、複数個の前記応力センサのそれぞれの前記コアの入射端に前記照明光を入射させ、それぞれの前記コアの出射端は1箇所に集められて観測部を形成し、前記撮影手段は、前記観測部を形成するそれぞれの前記コアの出射端の画像を取得することを特徴とする請求項8に記載の応力センサシステム。 |
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