発明の名称 | 化学修飾されたペプチドを有するファージおよびその製造方法 |
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技術分野 | 医工連携/ライフサイエンス |
出願日 | 平成24年12月28日 |
出願番号 | 特願2012-287045 |
公開番号 | 特開2014-128211 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
瀧 真清
福永 圭祐 |
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概要 | 【要約】 【課題】提示ペプチドのシステイン残基が特異的に化学修飾されているファージを提供する。 【解決手段】T7ファージを、還元剤の存在下で、修飾化合物と反応させることにより、提示ペプチド中のシステイン残基を特異的に修飾する。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遺伝子操作によってキャプシドタンパク質gp10のC末端に導入された、少なくとも1つのシステイン残基を含むペプチドと、該システイン残基の硫黄原子を介して連結された化学的修飾要素と、を有するT7ファージ。 【請求項2】 前記化学的修飾要素が、下記式(1)または式(2): -CHR1C(=O)- (1) -R2-SO2- (2) (R1は水素原子またはメチレン基であり、R2は炭素数1~5のアルキレン基である)で表される構造を含む、少なくとも1つの連結部を有し、式(1)のカルボニル基のα炭素で、または、式(2)のR2で、前記硫黄原子に連結されている、請求項1記載のT7ファージ。 【請求項3】 前記式(1)中のカルボニル基の炭素原子が窒素原子に結合されている、請求項2記載のT7ファージ。 【請求項4】 前記化学的修飾要素が、前記ペプチド中の、前記システイン残基とは別の位置にある残基にも連結されている、請求項1~3のいずれかに記載のT7ファージ。 【請求項5】 前記別の位置にある残基が、システイン残基である、請求項4に記載のT7ファージ。 (以下省略) |
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