発明の名称 | 力覚及び振動覚提示装置 |
---|---|
技術分野 | ものづくり |
出願日 | 平成28年7月15日 |
出願番号 | 特願2016-140593 |
公開番号 | 特開2018-8250 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
梶本 裕之
館 すすむ 南澤 考太 |
特許公報 | PDFのダウンロードはこちらから |
概要 | 【要約】 【課題】リアリティのある高品位な感覚をユーザーに提示できる力覚及び振動覚提示装置を提供する。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ユーザーの所定箇所に装着される筐体と、前記筐体に取り付けられ、前記所定箇所の近傍の皮膚に対して垂直方向及び/又は水平方向の力覚を与える少なくとも2つの回転部材と、前記回転部材を回転させるモーターと、前記皮膚に対して前記垂直方向の力覚を与える場合には、前記少なくとも2つの回転部材を相互に逆方向に回転させる駆動信号を前記モーターに供給し、前記皮膚に対して前記水平方向の力覚を与える場合には、前記少なくとも2つの回転部材を同じ方向に回転させる駆動信号を前記モーターに供給し、前記皮膚に対して前記垂直方向又は前記水平方向の前記力覚に加えて振動覚を与える場合には、前記駆動信号を所定の周波数で振動した信号を前記モーターに供給するモーター駆動部とを備える 力覚及び振動覚提示装置。 【請求項2】 前記少なくとも2つの回転部材は、平行に配置され、ベルトの一端及び他端が取り付けられた少なくとも2つのローラーであり、前記ベルトの一端と他端との間の箇所を前記皮膚と接触させた状態で、前記2つのローラーの回転及び振動による前記ベルトの移動及び振動により、前記皮膚に力覚及び振動覚を与える請求項1に記載の力覚及び振動覚提示装置。 【請求項3】 前記少なくとも2つの回転部材は、平行に配置され、それぞれの回転面と前記皮膚とが直接接触する少なくとも2つのローラーであり、前記2つのローラーの回転及び振動により、前記皮膚に力覚及び振動覚を与える請求項1に記載の力覚及び振動覚提示装置。 【請求項4】 前記少なくとも2つのローラーの近傍の前記皮膚と接する箇所に、電力の供給で冷却又は発熱を行う温度制御部材を配置し、前記少なくとも2つのローラーの回転及び振動により、前記皮膚に力覚及び振動覚を与える際に、前記温度制御部材により前記皮膚に与える温度を制御する請求項3に記載の力覚及び振動覚提示装置。 【請求項5】 前記少なくとも2つのローラーの近傍の前記筐体に、前記皮膚から加わる押圧力又は押圧距離を検出する押圧検出部を配置した請求項3又は4に記載の力覚及び振動覚提示装置。 【請求項6】 前記筐体は、映像に同期した力覚及び振動覚を指先に提示するコントローラーであり、前記押圧検出部が検出した押圧力又は押圧距離に基づいて、前記映像に関連した制御を行うようにした 請求項5に記載の力覚及び振動覚提示装置。 |
本特許の活用に関心がある方はコチラよりお問合せください。