発明の名称 | 光導波路及びその製造方法、リアクター、光導波路用プリフォーム、光導波路用中空管 |
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技術分野 | ものづくり |
出願日 | 平成29年2月3日 |
出願番号 | 特願2017-18882 |
公開番号 | 特開2018-124514 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 | 古川 怜 |
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概要 | 【要約】光触媒粒子が剥離し難い光導波路を提供すること。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コアと、前記コアの周囲を覆う、ポリマー製のクラッドと、前記クラッドに添加された複数の光触媒粒子と、を有し、複数の前記光触媒粒子の一部が前記クラッドの外壁面から部分的に露出している光導波路。 【請求項2】 前記光触媒粒子は、前記クラッドの内壁面側から外壁面側に近づくにつれ、濃度が上昇するように添加されている請求項1に記載の光導波路。 【請求項3】 前記光触媒粒子は、前記クラッドの内壁面側から外壁面側に近づくにつれ、連続的に濃度が上昇するように添加されている請求項2に記載の光導波路。 【請求項4】 前記コアには、前記コアを伝播する光に励起されて前記光触媒粒子の励起光を発する蛍光色素が分散されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の光導波路。 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか一項に記載の光導波路と、光源からの光を前記コアに入射させる結合光学系と、を有するリアクター。 【請求項6】 光導波路のコアとなる柱体と、前記柱体の周囲を覆う、前記光導波路のクラッドとなるポリマー製の中空管と、前記中空管に添加された複数の光触媒粒子と、を有し、複数の前記光触媒粒子の一部が前記中空管の外壁面から部分的に露出している光導波路用プリフォーム。 【請求項7】 光導波路のクラッドとなるポリマー製の光導波路用中空管であって、複数の光触媒粒子が添加されており、複数の前記光触媒粒子の一部が外壁面から部分的に露出している光導波路用中空管。 【請求項8】 円筒状の容器内にクラッドの原料母材にあたる液状のモノマーを注入し、前記モノマーに光触媒粒子を添加する工程と、前記容器の中心軸を中心として前記容器を回転させながら前記モノマーを重合し、中心部に空洞を有するポリマー製の中空管を形成する工程と、前記空洞を充填するようにコアの原料母材にあたる液状のモノマーを注入し、前記モノマーを重合してポリマー製の柱体を形成し、前記柱体及び前記中空管を備えたプリフォームを作製する工程と、前記プリフォームを線引きして光導波路を作製する工程と、を有し、前記中空管を形成する工程、前記プリフォームを線引きする工程の少なくとも一方において、複数の前記光触媒粒子の一部が前記中空管の外壁面から部分的に露出する光導波路の製造方法。 【請求項9】 前記中空管を形成する工程では、前記モノマーが所定の転化率になった後に回転を開始する請求項8に記載の光導波路の製造方法。 【請求項10】 前記中空管を形成する工程では、回転の遠心力によって前記光触媒粒子が前記中空管の内壁面側から外壁面側に近づくにつれ、濃度が上昇するように分布する請求項8又は9に記載の光導波路の製造方法。 |
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