発明の名称 | ワイヤレスセンサネットワークシステムおよび情報収集方法 |
---|---|
技術分野 | IT |
出願日 | 平成27年2月20日 |
出願番号 | 特願2015-31518 |
公開番号 | 特開2016-154286 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
藤井 威生
柿沼 幸治 |
特許公報 | PDFのダウンロードはこちらから |
概要 | 【要約】 【課題】同じ周波数帯域を利用する他の通信システムとの間で互いの干渉を回避する、ワイヤレスセンサネットワークシステムおよびこれに用いる情報収集方法を提供する。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 それぞれに独立して観測対象を測定し、前記測定の結果に対応する周波数を有する応答信号を送信できる複数のセンサノードと、前記センサノードから送信される前記応答信号を受信するフュージョンセンタとを具備するワイヤレスセンサネットワークシステムであって、前記フュージョンセンタは、前記フュージョンセンタおよび前記センサノードが利用する所定の周波数帯域における、前記複数のセンサノード以外の周辺通信機器による通信の有無を検出するキャリアセンス部と、前記複数のセンサノードの全部またはその中の2個以上のセンサノードに対し応答を要求するリクエスト信号を生成するリクエスト信号生成部と、生成された前記リクエスト信号を送信する送受信部とを具備し、前記複数のセンサノードのそれぞれは、前記リクエスト信号を受信する送受信部と、前記応答信号を生成する応答信号生成部とを具備し、応答を要求された前記センサノードは、自己以外のセンサノードによる通信の有無にかかわりなく、受信した前記リクエスト信号に応じて前記応答信号を前記フュージョンセンタに向けて送信するワイヤレスセンサネットワークシステム。 【請求項2】 それぞれに独立して観測対象を測定し、前記測定の結果に対応する周波数を有する応答信号を送信できる複数のセンサノードと、前記センサノードから送信される前記応答信号を受信するフュージョンセンタとを具備するワイヤレスセンサネットワークシステムであって、前記フュージョンセンタは、前記フュージョンセンタおよび前記センサノードが利用する所定の周波数帯域で通信している、前記複数のセンサノード以外の周辺通信機器を検出するキャリアセンス部と、前記周辺通信機器との前記周波数帯域における干渉または与干渉を回避する通信条件を、前記検出結果に基づいて算出する通信条件算出部と、算出された前記通信条件に基づいて、前記複数のセンサノードの全部またはその中の2個以上のセンサノードに向けるリクエスト信号を生成するリクエスト信号生成部と、生成された前記リクエスト信号を送信する送受信部とを具備し、前記複数のセンサノードのそれぞれは、前記リクエスト信号を受信する送受信部と、前記応答信号を生成する応答信号生成部とを具備し、応答を要求された前記センサノードは、自己以外のセンサノードによる通信の有無にかかわりなく、受信した前記リクエスト信号に応じて前記応答信号を前記フュージョンセンタに向けて送信するワイヤレスセンサネットワークシステム。 【請求項3】 請求項2に記載のワイヤレスセンサネットワークシステムにおいて、前記各センサノードは、自己に設定された固有番号を記憶するメモリと、受信された前記リクエスト信号から前記通信条件を検出する通信条件検出部とをさらに具備し、前記フュージョンセンタは、前記複数のセンサノードに前記固有番号が対応付けられているテーブルを記憶するメモリをさらに具備し、前記通信条件算出部は、前記通信条件として、前記周辺通信機器との前記周波数帯域における干渉または与干渉を回避して通信できる情報収集範囲を算出し、前記情報収集範囲に基づいて、前記複数のセンサノードのそれぞれを、前記応答信号の送信を要求する対象センサノードまたは応答信号の送信を要求しない対象外センサノードに分別するセンサノード分別情報をさらに算出し、前記リクエスト信号は、前記センサノード分別情報をさらに含み、前記通信条件検出部は、前記リクエスト信号から前記センサノード分別情報を検出し、前記各センサノードは、前記対象センサノードに分別されている場合にのみ前記応答信号を送信するワイヤレスセンサネットワークシステム。 (以下省略) |
本特許の活用に関心がある方はコチラよりお問合せください。