発明の名称 | フェノールの製造方法 |
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技術分野 | 環境/有機化学/無機化学 |
出願日 | 平成28年10月28日 |
出願番号 | 特願2016-211810 |
公開番号 | 特開2017-81916 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
岩澤 康裕
山本 貞明 |
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概要 | 【要約】 【課題】ベンゼンからフェノールを直接酸化によって効率よく製造する。 【解決手段】アルカリ金属及びアルカリ土類金属のうち1種以上を担持する多孔質金属酸化物、及びアンモニアの存在下で、ベンゼンを酸素で酸化することでフェノールを製造する。また、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のうち1種以上を担持する多孔質金属酸化物の存在下で、ベンゼンをN2Oで酸化することでフェノールを製造する。多孔質金属酸化物にゼオライトを用いることができる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アルカリ金属及びアルカリ土類金属のうち1種以上を担持する多孔質金属酸化物を用いて、以下の(1)または(2)の処理を行う、フェノールの製造方法。 (1)アンモニアの存在下で、ベンゼンを酸素で酸化する。 (2)ベンゼンをN2Oで酸化する。 【請求項2】 アルカリ金属及びアルカリ土類金属のうち1種以上を担持する多孔質金属酸化物、及びアンモニアの存在下で、ベンゼンを酸素で酸化する、フェノールの製造方法。 【請求項3】 前記多孔質金属酸化物がゼオライトである、請求項2に記載のフェノールの製造方法。 【請求項4】 ベンゼンの酸化は、290℃以上400℃以下で行う、請求項2または3に記載のフェノールの製造方法。 【請求項5】 ベンゼンの酸化は、290℃以上320℃以下で行う、請求項4に記載のフェノールの製造方法。 【請求項6】 ベンゼンの酸化は、320℃超過400℃以下で前処理した後に、290℃以上320℃以下で行う、請求項2から5のいずれか1項に記載のフェノールの製造方法。 【請求項7】 アルカリ金属及びアルカリ土類金属のうち1種以上を担持する多孔質金属酸化物の存在下で、ベンゼンをN2Oで酸化する、フェノールの製造方法。 【請求項8】 前記多孔質金属酸化物がゼオライトである、請求項7に記載のフェノールの製造方法。 【請求項9】 ベンゼンの酸化は、200℃以上400℃以下で行う、請求項7または8に記載のフェノールの製造方法。 |
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