発明の名称 | ドハティ増幅回路 |
---|---|
技術分野 | IT |
出願日 | 平成20年1月9日 |
出願番号 | 特願2008-2603 |
公開番号 | 特開2009-165037 |
登録番号 | 特許第5035846号 |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
本城 和彦
高山 洋一郎 |
特許公報 | PDFのダウンロードはこちらから |
概要 | 【特許請求の範囲】 【請求項1】 互いに位相が逆の1対の信号がそれぞれに入力される第1及び第2ノードと、 キャリア増幅器と、 前記キャリア増幅器の入力と前記第1ノードとの間に接続された第1伝送線路と、 前記第2ノードに入力が接続されたピーク増幅器と、 伝送線路バランと、 第2伝送線路 とを備え、 前記伝送線路バランは、 負荷が接続される第1及び第2非平衡ポートと、 第1及び第2平衡ポートと、 前記第1非平衡ポートと前記第1平衡ポートの間に接続された、電気長が4分の1波長である第1バラン内伝送線路と、 前記第2非平衡ポートと前記第2平衡ポートの間に接続された、電気長が4分の1波長である第2バラン内伝送線路 とを含み、 前記第1平衡ポートが、前記キャリア増幅器の出力に接続され、 前記第2平衡ポートが、前記第2伝送線路を介して前記ピーク増幅器の出力に接続され、 前記第1伝送線路と前記第2伝送線路の電気長は、前記第1平衡ポートに入力される信号と前記第2平衡ポートに入力される信号とが、互いに位相が反転した1対の平衡信号を構成するように決定され、 前記キャリア増幅器と前記ピーク増幅器の出力インピーダンスが、前記第1及び第2非平衡ポートに接続される前記負荷のインピーダンスの2分の1である ドハティ増幅回路。 【請求項2】 請求項1に記載のドハティ増幅回路であって、 前記第1伝送線路及び前記第2伝送線路の電気長が、4分の1波長である ドハティ増幅回路。 【請求項3】 請求項1に記載のドハティ増幅回路であって、 前記第2伝送線路の電気長は、前記ピーク増幅器が動作していないときに前記第2平衡ポートから前記ピーク増幅器の出力を見たインピーダンスが最小であるように調節されて いる ドハティ増幅回路。 【請求項4】 請求項1に記載のドハティ増幅回路であって、 更に、 前記第1ノードと前記キャリア増幅器の入力の間に、前記第1伝送線路に直列に接続された第3伝送線路と、 前記ピーク増幅器の出力と前記第2平衡ポートの間に、前記第2伝送線路に直列に接続され、前記第3伝送線路と同一の電気長を有する第4伝送線路 とを具備し、 前記第1伝送線路及び前記第2伝送線路の電気長が4分の1波長であり、 前記第4伝送線路の電気長は、前記ピーク増幅器が動作していないときに前記第2平衡ポートから前記ピーク増幅器の出力を見たインピーダンスが最小であるように調節されて いる ドハティ増幅回路。 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のドハティ増幅回路であって、 更に、 前記キャリア増幅器の出力と前記第1平衡ポートとの間に接続された第5伝送線路と、 前記第2ノードと前記ピーク増幅器の入力との間に接続された、前記第5伝送線路と同一の電気長を有する第6伝送線路 とを具備する ドハティ増幅回路。 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のドハティ増幅回路であって 更に、 信号源から受け取った入力信号から前記1対の信号を生成する分配回路を備える ドハティ増幅回路。 【請求項7】 請求項6に記載のドハティ増幅回路であって、 前記分配回路が、バラン、ラットレースリング、180度方向性結合器、又は、90度方向性結合器と1/4波長伝送線路の組み合わせのいずれかで構成された ドハティ増幅回路。 |
本特許の活用に関心がある方はコチラよりお問合せください。