発明の名称 | ゲームシステム、ゲームサーバ及びゲーム遂行方法 |
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技術分野 | IT |
出願日 | 平成25年11月7日 |
出願番号 | 特願2013-231305 |
公開番号 | 特開2015-89484 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
伊藤 毅志
北清 勇磨 |
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概要 | 【要約】 【課題】不確実性を有するゲームについて、複数のクライアントに対して共通にゲームを遂行するための基盤となる環境を実現する、ゲームシステム、ゲームサーバ及びゲーム遂行方法を提供する。 【解決手段】本実施形態のカーリングゲームシステム101は、"BESTSHOT"コマンドと"RUNSHOT"コマンドを規定し、物理シミュレータ305でリンクを計算機上で再現する環境を提供する。カーリングゲームシステム101と共通の物理シミュレータ305を用いて、コマンド体系に沿うゲームクライアント103を開発することで、開発者はカーリングのゲームアルゴリズムの開発にのみ集中することができる。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ゲームエリア内の移動体に所定の力を与えて移動させるショットの、ゲームの進行上好適と判断するベストショット情報に対し、所定の乱数を与えて現実のショットを模擬した かく乱済ショット情報を生成する乱数付与演算部と、前記乱数付与演算部が生成した前記かく乱済ショット情報に基づいて、前記ゲームエリア内に存在する前記移動体の座標情報を物理シミュレーション演算にて求める物理シミュレータと、前記物理シミュレータが算出した前記ゲームエリア内における前記移動体の座標情報に基づいてゲームのスコアを算出するゲーム処理部とを具備するゲームシステム。 【請求項2】 更に、前記ベストショット情報を生成するショット演算部とを具備する、請求項1に記載のゲームシステム。 【請求項3】 ゲームクライアントから送信される、ゲームエリア内の移動体に所定の力を与えて移動させるショットのうち、ゲームの進行上好適と判断するベストショット情報に対し、所定 の乱数を与えて現実のショットを模擬したかく乱済ショット情報を生成する乱数付与演算部と、前記乱数付与演算部が生成した前記かく乱済ショット情報に基づいて、前記ゲームエリ ア内に存在する前記移動体の座標情報を物理シミュレーション演算にて求める物理シミュレータと、前記ベストショット情報を前記ゲームクライアントから受信して前記乱数付与演算部に与えると共に、前記物理シミュレータが算出した前記ゲームエリア内における前記移動体の座標情報を前記ゲームクライアントに送信するサーバ入出力制御部とを具備するゲームサーバ。 【請求項4】 更に、前記物理シミュレータが算出した前記ゲームエリア内における前記移動体の座標情報に基づいてゲームのスコアを算出するゲーム処理部とを具備し、前記サーバ入出力制御部は前記ゲーム処理部が算出した前記スコアを前記ゲームクライアントに送信する、請求項3記載のゲームサーバ。 【請求項5】 ゲームクライアントが、ゲームエリア内の移動体に所定の力を与えて移動させるショットのうち、ゲームの進行上好適と判断するベストショット情報をゲームサーバに送信する ベストショット情報送信ステップと、前記ゲームサーバが、前記ベストショット情報に対し、所定の乱数を与えて現実のショットを模擬したかく乱済ショット情報を前記ゲームクライアントに送信するかく乱済ショット情報送信ステップと、前記ゲームサーバが、前記ベストショット情報に対し、所定の乱数を与えて現実のショットを模擬した前記かく乱済ショット情報に基づいて、前記ゲームエリア内に存在する前記移動体の座標情報を物理シミュレーション演算にて求め、前記移動体の座標情報を前記ゲームクライアントに送信する座標情報送信ステップと、前記ゲームサーバが、前記移動体の座標情報に基づいてゲームのスコアを算出して前記ゲームクライアントに送信するスコア情報送信ステップとを有するゲーム遂行方法。 |
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